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高遠城址公園さくら祭り公園開き式に出席、江副行昭回顧展を鑑賞、お昼は高遠そばを堪能しました

2022年3月27日 日曜日

3月27日は、午前10時から、伊那市高遠町の高遠城址公園で行われた「さくら祭り安全祈願祭並びに公園開き式」に出席しました。

公園開き式で、私からは、一昨日帰郷する際に、新宿駅に植えられたタカトオコヒガンザクラが満開でとてもきれいだったこと、高遠城址公園の桜が満開になるのが待ち遠しいと思ったことを申し上げ、感染に気をつけながらも、多くの皆さんがここに集い、地域の元気につながることをお祈りして、お祝いのご挨拶を申し上げました。

式の最後に、保育園の子どもさんたちと桜雲橋の渡り初めを行いました。

ネット情報によれば、開花予想日は4月4日、満開は4月11日とのことです。今から楽しみですね。

午前11時過ぎには、伊那市長谷の江副ガラススタジオ・ギャラリーを訪問し、江副行昭先生にお会いするとともに、先生のこれまでの作品を鑑賞しました。

江副先生は佐賀県出身で現在89歳。20歳の頃から70年近くにわたり、ガラス作品を制作されてきました。

高遠でとれた土をガラスと混ぜ溶かしてつくる溶壌ガラスを考案され、高遠と長谷で約40年間、創作活動をされました。

今回の「江副行昭 回顧展」は最後の展覧会で、初公開の作品も含め、約300点が展示されていました。

また、特別に工房も見せて頂き、制作の工程についてもお話を伺うことが出来ました。

光の当たり方で様々な色に変化する溶壌ガラスの美を感じるとともに、江副先生の温かなお人柄に触れることができた貴重なひと時でした。

お昼過ぎには、高遠町東高遠の「蕎麦 きし野」で「高遠そば」を頂きました。

「高遠そば」は辛味大根のおろし汁に焼き味噌を溶かしてそばを頂く伝統の食べ方です。本日は、「信濃1号」と「入野谷在来」の二種類のおそばを頂きました。それぞれに、風味豊かでとても美味しいお蕎麦でした。

食後に、店主の岸野靖典さんと奥様の知子さんと記念撮影を撮らせていただきました。奥様は、いつもお世話になっている「高遠そば 壱刻」の店主の山根健司さんの妹さんで、そのご縁で高遠に移住して開業されることになったとのこと。

Iターンで伊那谷に来られた皆さんが地域の伝統食を盛り上げてくださっているのは、本当にうれしいことですね。


高遠城址公園さくら祭り安全祈願祭の様子です。


公園開き式で私からお祝いのご挨拶を申し上げているところです。


伊那市の白鳥市長、長野県議会議員向山公人先生と酒井茂先生と、保育園児の皆さんといっしょに桜雲橋の渡り初めを行いました。


高遠城址公園に出店されていた高遠郵便局のお店で買った切手シートの写真です。これは2年前の満開の時の写真だそうです。


江副ガラススタジオ・ギャラリーでの江副行昭先生との記念写真です。


以下、先生の美しい作品の数々です。


























工房では、制作の工程についても解説下さいました。これは、炉に材料を入れるところです。


炉から出したガラスを回転させながら形を整える工程についても解説頂きました。


多くの作品を生み出した炉の前の記念写真です。


江副ガラススタジオ・ギャラリーの前での記念写真です。


「蕎麦 きし野」で頂いた高遠そばです。はじめに「信濃1号」を頂きました。


2枚目に、地元の皆さんのご努力で復活した「入野谷在来」を頂きました。ほんのりとした甘みを感じました。


岸野靖典さん、知子さんご夫妻と記念撮影をしました。ご馳走様でした!