2011年11月 のアーカイブ

自民党全議員・選挙区支部長懇談会に出席、清和研選挙塾に参加

2011年11月30日 水曜日

本日(11/30)は、党本部において開催された「全議員・選挙区支部長懇談会」に出席しました。

谷垣総裁からは、「2年前には、民主党の虚偽のマニフェストで政権を失ったことが悔しいという思いが強かったが、現在は、このままでは、日本がもたない、なんとしてもこの政権をやめさせて、我々の手で立て直しを図らなければならないという思いが強い。」「三次補正予算が成立したことにより、局面は変わった。解散総選挙に向けて、与党を追い込んでいかなければならない。」との強い決意が示されました。

その後、出席した議員及び支部長から、大阪ダブル選挙の結果を踏まえた我が党の対応や、今後の民主党に対峙する姿勢についてなど、様々な意見が出されました。

私も、「今の自民党の支持が上がらないのは、様々な面で厳しい国の現状を明らかにするとともに、進むべき道筋を示し、国民の知恵と協力をお願いするという努力を怠ってきたからではないか。反省に基づいて、真の国民政党として再生することが必要だと考える。」との意見を述べました。


(来年中の解散総選挙に向けて、与党を追い込む決意を述べる谷垣総裁です。)


(全国から集まった議員・支部長で、会場は熱気に包まれました。)



午前11時から午後5時までは、同じく党本部において、清和政策研究会の主催による「選挙塾」が開催されました。

塾長の木村太郎先生を進行役として、事前に集められたアンケートを基に、日頃の活動や選挙本番での運動のあり方などについて、学びました。

町村信孝会長、細田博之事務総長からも、選挙の体験談やアドバイスを頂いた他、選挙プランナーの三浦博史先生をお迎えして、講演や実践学習を行いました。

他の支部長の皆様の活動の様子も分かり、また、日頃の運動に生かすことができる様々な知恵を得ることができた、とても充実した選挙塾でした。


(はじめに、各支部長からのアンケートの分析をもとに、木村塾長からお話を頂きました。)


(最後まで参加したメンバー全員で記念写真をとりました。学んだことを明日からの活動に生かしていきたいと思います。)

箕輪町で議員連盟懇談会開催

2011年11月29日 火曜日

本日(11/29)は、箕輪町において、ご支援を頂いている議員連盟の先生方との懇談会が開催されました。

臨時議会開会中でお忙しい中、多くの先生方にご出席を頂き、全員の方からご意見やご質問を頂きました。

主な話題は、
「TPPについて、どう考えているか」
「自民党の支持が上がらないことをどう分析し、どう対応すべきか」
「財政危機や世界的な不況などについての今後はどうなるのか」
ということでした。

私からは、
「TPPを含め、国際交渉は、メリットデメリットを中長期的な視点から考えて、対応すべきであり、国内対策のための戦略や財源もないまま、やみくもに突き進むべきでない。」

「自民党は、国の現状と課題、それに対する対応策を国民の皆様にきちんと説明し、ともに改革に取り組むという姿勢が欠けていたこと、原子力開発にみられるように、官僚や業界へのチェックが甘くなっていた点などを反省すべき。また、現在議席を失い、日々国民の皆様の声を聴いている多くの同志が国政復帰して初めて、自民党が大きく変わることができると考える。」

「新たな産業をそだて、生産拠点・研究拠点などの地域分散化を図るなど、地方を含めた成長戦略を立てること、国会議員定数削減や公務員制度改革、社会保障制度の抜本的な整理などの歳出削減をすすめること、それでも足りない部分について国民負担の理解を得ることを同時にすすめなければ、EUの二の舞になりかねない。特に、新産業の振興によって世界経済の活性化にも貢献すべき。」

など、考え方を述べさせていただきました。

多くの先生方の現状に対する率直なご意見をお聞きすることができた充実した懇談会でした。


(会のはじめに、ご出席いただいた先生方とともに記念撮影を行いました。この後、さらに2名の方がかけつけて頂きました。)


(最初に私から御礼のご挨拶を申し上げ、その後全員の先生方から、ご意見をお聞きしました。)

長野県現代書藝協会の皆様と懇談、飯田市で伊那谷議員連盟総会開催

2011年11月27日 日曜日

本日(11/27)は、伊那本部事務所において長野県現代書藝協会の皆様とお会いしました。

事務所をお訪ね頂いたのは、協会の小浜大明会長、上柳佳規副会長、先の展覧会で田宮文平賞を受賞された三澤明扇先生です。

皆様で、三澤先生の受賞作「一」をお持ちくださり、事務所内に掲示させていただくこととなりました。

三澤先生にお伺いしたところ、数種類の墨を混ぜ合わせ、太い筆で一気に書かれた作品だそうです。近くで見ると、まるでなだらかな山の稜線にそって、林が生えている風景画にも見えます。墨の様々な表情が楽しめる作品です。

「一」は「一郎」の「一」でもあり、また物事のスタートや、「一番」すなわち「トップ」を表す語でもあります。こうしたことを胸に、頑張っていきたいと思います。


(左から、小浜会長、私、三澤先生、上柳副会長です。近くで見ると、改めて作品の迫力と美しさを感じました。)



午後2時半からは、飯田市において「宮下一郎後援会 伊那谷市町村議員連盟 総会・研修会」が開催されました。

伊那谷議員連盟は、私をご支援いただいている各市町村会議員の皆様で組織する後援会組織です。

全市町村から議員の皆様がご参加頂いた他、来賓として、市町村長の皆様、参議員議員の吉田博美先生、県議会議員の先生方もご出席くださり、盛大な会となりました。

総会では、多くのご来賓の皆様方から激励とお祝いのご挨拶を頂き、私からも、昨日までの知覧での研修のエピソードを交え、これからの新たな国づくりのため、頑張っていきたいとの決意を述べさせていただきました。


(本当に多くの皆様にご参加を頂き、熱気あふれる総会となりました。)

総会に引き続き行われた研修会では、講師として福井県選出の衆議院議員稲田朋美先生をお迎えし、講演を頂きました。

稲田先生は、外 交・安全保障問題にも詳しく、現在はTPP参加反対の論客としても活躍されています。今日も、わかりやすく、そして鋭い指摘を交えたお話を頂くとともに、 「是非、宮下先生を永田町に戻してください。」と熱く語ってくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございました。


(稲田先生の講演は、皆様から大好評を得ました。稲田先生とも力を合わせ、新たな国づくりに頑張っていきたいと思います。)



研修会の後の懇親会では、多くの先生方から、「来年は総選挙の可能性も高い。我々も頑張るが、さらに頑張ってほしい。」など、力強い激励を頂きました。

懇親会の最後には、全員でガンバローコールを行い、来るべき戦いに向けて団結を誓いました。


(出席された皆様の心が一つになった会でした。皆様、お忙しい中ご参加を頂き、ありがとうございました。)

伊那異業種交流会鹿児島研修旅行第三日

2011年11月26日 土曜日

本日(11/26)は、知覧での研修の二日目です。

朝6時半に冨屋旅館を出発し、特別攻撃隊に関連する遺跡などをめぐりました。当時も、出撃は早朝でした。

各地を巡りながら、当時の隊員たちが、この風景をどのような思いで見たのだろうかと考えました。


(隊員が最後の数日を過ごした三角兵舎が建てられた森の入口には石碑が建てられています。この後、森に入り、跡地で黙祷を捧げました。)


(隊員が最後に訓示を受けた戦闘指揮所跡に到着した頃に、朝日が昇ってきました。当時の滑走路は、この道の先から、写真左方向にのびていたそうです。)


(全員で、昨日も訪問した「知覧特攻平和祈念館」周辺の見学やお参りなどに行きました。これは、三角兵舎の内部です。)



その後旅館に戻り、朝食後に、冨屋旅館三代目女将の鳥濱初代さんからお話を伺いました。

初代さんは、トメさんのお孫さんのお嫁さんです。ご主人を17年前に交通事故で亡くされ、今は、トメさんの言葉や思いを多くの方々に伝えるために頑張っておられます。

改めて鳥濱トメさんと特攻隊員の方々との交流の生き生きとした様子をお聞きすることができました。

また、トメさんは、晩年足を悪くされながらも、「国の血液である税金の滞納があると、この国が立ち行かなくなる」と、使用済みの割りばしをテープで巻きつけた杖をつきながら、商店街をまわって納税貯蓄推進の活動をされていたそうです。

「残されたものが、この国のために、できることをしなければならない。」というトメさんの思いが伝わってきます。

初代さんのお話の後、隣接した「特攻の母鳥濱トメ資料館 ホタル館」を見学しました。

この資料館の建物は、道路拡張で取り壊された当時の「冨屋食堂」の建物を復元し、内部にトメさんと隊員たちの交流の資料を展示したものです。


(ホタル館の前で、8人全員で記念写真。)


(最後に、お話を伺った鳥濱初代さんを囲んで。女将さんには、我々の生き方の指針になるお話を頂きました。本当にありがとうございました。)

なお、冨屋旅館とトメさんについては、ホームページもご参照ください。



昼食後、時間があったため、初日に行けなかったメンバーとともに、再度「仙巌園」に行きました。美しい庭園をあるきながら、今回の研修について振り返ったひと時でした。


(土曜日ということもあって、本当に多くの皆さんで賑わっていました。島津の鎧姿の武士を囲んで記念撮影しました。)

名古屋空港経由で伊那に到着したのは深夜でした。とても内容の濃い、充実した研修旅行でした。