2015年9月 のアーカイブ

国土強靭化総合調査会に出席、西箕輪小、赤穂小、中沢小国会見学、故香川前事務次官のお別れの会に出席、税理士の先生方による城内実先生後援会総会で国政報告

2015年9月30日 水曜日

9月30日は、午前8時から、「国土強靭化総合調査会」に出席しました。

本日は、慶應義塾大学病院病院長の竹内勤先生を講師にお迎えし、「医療と国土の連携強靭化に向けて」と題したご講演を頂きました。

災害時、特に東京オリンピック・パラリンピック時の医療の体制整備に向けて、具体的なご提言を頂きました。


午前10時頃から、伊那市立西箕輪小学校、駒ヶ根市立赤穂小学校、駒ヶ根市立中沢小学校の皆さんが国会見学に来られました。

それぞれの皆さんに、国会の役割などを説明するとともに、未来に向けて、夢の実現を目指し、努力と友情を大切に活躍してください、とご挨拶をしました。


正午からは、青山葬儀場で開催された、香川俊介前事務次官の「お別れの会」に出席しました。

香川前次官は、昭和54年に大蔵省に入省されて以来、長きにわたり数多くの政策課題にあたり、大活躍をされてきました。特にこの3年間は、病と闘いながら、退官の日まで全力を尽くされました。

その誠実で温かいお人柄から政財界にファンも多く、本日も本当に多くの方々がお別れにお見えになりました。

私も事務次官として大変お世話になりました。本当にありがとうございました。謹んでご冥福をお祈りします。


午後4時過ぎの新幹線で、東京駅を出発し、午後6時から浜松市内のホテルで開催された城内実先生を支援する税理士の先生方による講演会の第1回定期総会に出席しました。

総会後に私から、城内先生のご活躍の様子をお伝えするとともに、消費税率引き上げ時の軽減税率をめぐる論点や、地方創生と財政再建の必要性などについてもお話をし、最後に城内先生に対する一層のご支援をお願いしました。

引き続き、城内先生に先生からも、外務副大臣としての活動報告を兼ねたお話がありました。

出席者全員での記念撮影の後に懇親会が開催され、多くの先生方に直接ご挨拶をすることが出来ました。


(「国土強靭化総合調査会」での二階俊博調査会長からのご挨拶です。その左が講演を頂いた竹内勤先生です。)


(伊那市立西箕輪小学校の皆さんに、国会の役割等についてのお話をしているところです。)


(挨拶の後で、駒ヶ根市立赤穂小学校の皆さん全員と握手をしてお送りしました。)


(駒ヶ根市立中沢小学校の皆さんには、参議院の前庭でご挨拶をしました。)


(「税理士による城内みのる後援会 第1回定期総会終了後に、国政報告を兼ねたご挨拶をしているところです。)


(城内実先生のご活躍の様子や財政、税制についてお話をしました。)


(出席者全員での記念撮影です。皆様、大変お世話になりました。)

徳島県で地方創生の取り組みを視察

2015年9月29日 火曜日

9月29日は、地方創生の取り組みについて学ぶため、徳島県を訪問しました。

午前9時前に羽田空港を出発し、10時半前に徳島県を阿波おどり空港に到着し、車で神山町に向いました。

11時20分からは、神山町の農村環境改善センターで、NPO法人グリーンバレーの大南信也理事長と河野公雄事務局長からお話を伺いました。

IT企業等を誘致する「サテライトオフィス」の取り組み、ビストロ、靴屋、総菜屋など町に必要な店を誘致する「ワークインレジデンス」のプロジェクト、求職者支援訓練をおこなう「神山塾」の実施などを通じて、多くのIターンの人材を呼び込み、大きな成果をあげておられることを学びました。

神山プロジェクトの概要については、こちらをご参照ください。

午後12時15分からは、「カフェオニヴァ」で昼食を頂きながら懇談をしました。オーナーの齊藤郁子さんは、IT企業出身。神山町の古民家を購入、改修してレストランをはじめられたそうです。お料理もおいしく、とてもおしゃれで素敵なお店でした。

(インターネットで公式フェイスブックページ紹介記事を見つけました。ご参照ください。)

午後1時には、「えんがわオフィス」を訪問しました。

ここは、縁側のある古民家を改修してオフィスにしたところで、現在、株式会社プラットイーズという4Kの映像コンテンツの作成・編集などを手掛ける会社が入っており、約20名の方が働いておられます。

本社は恵比寿にあり、そこと同じ業務を行っていますが、それを可能にしているのは、テレビが地上デジタルに移行する際に難聴取地域解消のために徳島県が約10年かけて整備した高速インターネット網だそうです。

蔵を改装した大規模サーバーの建物もあり、本社のデータのバックアップ拠点になっているとのことでした。しっかりしたネットワークインフラがあれば、中山間地でもIT企業の立地が可能となることを示す好例だと感じました。

その後、商店街にIターンでこられた皆さんが出したお店を訪問しました。

靴屋さん「リヒトリヒト神山」の金澤光記さんは、障害者の方の靴をつくってきた技術を生かして、オーダーメードの革靴をつくられています。各地からお客さんが見え、通常約1カ月で納品のところ、現在は注文が多いため約半年待ちだそうです。

総菜屋さん「535(ごみさんく)」の五味綾子さんは、インターネットで神山塾の存在を知って参加、この地でお店を開くことを決めたそうです。お店と住居が一緒で、賃料が月1万円。お店の改修は、地元の鎌田名臣さんが手伝ってくれたそうです。おいしいお弁当とお惣菜が好評で、リピーターが多いとのことでした。

午後1時45分には、「サテライトオフィス・コンプレックス」を訪問しました。

ここには、10の会社や組織がオフィスのスペースを借りて様々な研究開発などを行っています。

本日は「Terada 3D Works」の3Dクリエーター、寺田天志さんにお話を伺いました。映画やCMの車のCGモデリングなどを手掛けている他、3Dプリンターの活用法についての研究などもされているとのこと。ご自身の住む古民家の改修の際には、出来あがりの3Dイメージをつくり、大工さんに説明したそうです。

このサテライトオフィスの近くには、地域の方が毎日交代で料理をつくる「地野の食堂」と、1週間程度泊まれる宿泊施設もつくられています。地方での働き方の新しいモデルとなる取り組みだと感じました。

その後徳島市に移動し、午後3時10分から「石原金属株式会社」を訪問しました。

ここでは、徳島大学 四国産学官連携イノベーション共同推進機構の坂井貴行教授と、阿波銀行の方が石原金属株式会社の石原譲社長から、粉塵が出ないステンレス研磨の方法について相談を受け、徳島大学大学員の溝渕啓博士を紹介、共同研究によって砥石と水を使う湿式の研磨法を開発した経緯について、お話を伺いました。

徳島大学と阿波銀行では、石原金属以外にも、地域の多くの中小企業をまわり、ニーズをくみ上げ、研究開発やビジネスプランニング、事業化をサポートされてます。地方経済活性化と地方創生の原動力となる素晴らしい取り組みだと感じました。

(詳細は、徳島大学坂井教授の資料阿波銀行の資料をご参照ください。)


午後4時10分には、徳島大学産学官連携プラザの会議室で、「株式会社 言語理解研究所」の代表取締役をされている徳島大学大学院教授の青江順一博士から、お話を伺いました。

本日は、会話を分析して感情を認識するシステムを応用し、コンピューター画面の男の子とお年寄りが会話をするプログラムの実演を頂くとともに、ロボットを活用した見守りシステムなどについてビデオでの説明を頂きました。

様々な分野での応用の可能性のある素晴らしい研究であると感じました。


午後5時半過ぎに阿波おどり空港を出発し、羽田に戻りました。地方創生につながる様々な最先端の取り組みを見ることが出来、大変有意義な1日でした。


(徳島阿波おどり空港に到着、阿波踊りの像の前で、四国財務局の梶原広彦局長(左)、徳島県商工観光労働観光部の吉田英一郎部長(財務省より出向)のお二人と記念撮影しました。)


(NPO法人グリーンバレーの大南信也理事長(左手前)から概要の説明を頂いているところです。)


(概要説明の後、グリーンバレーのオフィスが入っている神山町農村環境改善センターの前で、大南理事長と記念撮影しました。)


(お忙しい所、ご挨拶に駆けつけて下さった神山町の後藤正和町長と「えんがわオフィス」の建物の前で記念撮影しました。)


(「カフェオニヴァ」の2階で昼食を頂きました。)


(食事の後、「カフェオニヴァ」の齊藤郁子さん(右)をはじめとするスタッフの皆様と。)


(「えんがわオフィス」に入っている株式会社プラットイーズの社員の皆様からお話を伺いました。左端は、詳しいご説明を頂いた広報担当の谷脇研児さんです。お忙しい中、ありがとうございました。)


(靴工房「リヒトリヒト神山」の金澤光記さんは30歳。若い皆さんが頑張っていることを感じました。)


(総菜屋さん「535(ごみさんく)」の五味綾子さん(中央)と、地元の鎌田名臣さんから、開店の経緯などについてお話を伺いました。)


(昔の縫製工場を改修したサテライトオフィスの様子です。とても都会的な雰囲気です。)


(「Terada 3D Works」の3Dクリエーター寺田天志さんからお話を伺いました。)


(サテライトオフィスの近くにある「地野の食堂」(左)と宿泊棟(右)です。)


(宿泊棟の向こうには、こんな素晴らしい風景が広がっていました。)


(皆で「地野の食堂」の縁側にすわって、記念撮影しました。)


(石原金属株式会社で、ステンレス研磨の様子を見学させて頂きました。左がもとのステンレス、右が研磨したものです。免震装置のベースや、食品用タンクに加工されて使用されるそうです。)


(これが、新しく開発された砥石と水による湿式の研磨装置です。)


(右から、徳島大学の坂井貴行教授、徳島大学大学院の溝渕啓博士、私、石原金属の石原譲社長、阿波銀行の山下真弘経営統括部長、里正彦営業推進部経営役です。)


(徳島大学産学官連携プラザの会議室で、人工知能の男の子との対話を体験しているところです。)


(見守りなどに活躍するロボットの前で。中央が徳島大学大学院教授の青江順一博士、左が徳島大学の吉田和文副学長です。)


(徳島空港では、徳島県が企画した「マチ★アソビ」というイベントの一環で、GOD EATERというアニメの巨大な怪獣が展示されていました。コスプレイベントなども行われているとのことでした。)

両小野診療所新築工事竣工式、上伊那接骨師会の皆様との勉強会、伊那谷文明維新塾に出席

2015年9月26日 土曜日

9月26日は、午前11時から「JA長野厚生連 富士見高原医療福祉センター両小野診療所新築工事竣工式」の神事に、正午からは竣工式典及び祝賀会に出席しました。

両小野地区は、戦国時代に松本・飯田の両領主の領地争いにより当時の小野村が二分され、そのまま現在も「塩尻市北小野」と「辰野町小野」に分かれていますが、小中学校は「両小野小学校」、「両小野中学校」として組合立で運営されています。

唯一の医療機関は両小野国保病院組合が運営する「両小野国保診療所」でしたが、平成25年に移転新築とJA長野厚生連富士見高原医療福祉センターに運営を依頼する方針が決定され、本日の竣工式を迎えることとなりました。

平成30年には、小規模な老人保健施設や特別養護老人ホームの建設も予定されているとのことです。

私からは、この診療所が地域完結型の医療と福祉の拠点となり、地域活性化の核として両小野地域発展にご貢献を頂くことをお祈りし、お祝いのご挨拶を申し上げました。


午後4時からは、上伊那接骨師会の先生方の主催による勉強会が開催されました。

勉強会には、参議院議員若林けんた先生も駆けつけてくださり、冒頭にご挨拶を頂きました。

その後、私から平和安全法制の考え方と必要性などについてお話を申し上げ、質疑応答を行いました。

引き続いて懇談会が行われ、先生方からのお話も伺うことが出来ました。いつも強力にご支援をいただいている接骨師会の先生方に心から御礼を申し上げます。


午後6時からは、「伊那谷文明維新塾」に出席しました。

本日も、林英臣先生から「日本人力を養うための日本学」をテーマに、素晴らしいご講演を頂きました。

その後に行われた懇親会では、多くの参加者の皆様から、「有意義なお話だった」との発言がありました。

私自身も、日本や地域の課題を乗り越えるため、多くの皆様の力を結集できる様、頑張らなければならない、との思いを強くしました。


(神事の後で、両小野診療所の前で。左からJA長野厚生連の内堀茂理事長、衆議院議員後藤茂之先生、私、辰野町の加島範久町長、冨士美高原医療センターの井上憲昭(かずあき)センター長です。)


(竣工祝賀会でお祝いを述べているところです。)


(上伊那接骨師会の先生方の主催による勉強会では、はじめに参議院議員若林けんた先生よりご挨拶を頂き、引き続き私から平和安全法制についてのお話をしました。)


(勉強会の後の懇親会で先生方に御礼のご挨拶を申し上げました。)


(伊那谷文明維新塾では、今日も林英臣先生から素晴らしいお話を伺いました。)


(先生のご講演の後で、皆様を代表し、私から御礼のご挨拶を申し上げました。)

介護推進議連役員会、TPP交渉における国益を守り抜く会、アベノミクスを成功させる会に出席、JA長野中央会の皆様と懇談、経済好循環実現委員会、衆議院本会議に出席、楽天の地方創生の取組を勉強

2015年9月25日 金曜日

9月25日は、午前8時から「地域の包括ケアシステム・介護推進議員連盟役員会」に出席しました。

本日は、財務省主税局より介護報酬における消費税の考え方等について説明を受けました。


午前8時半からは、「TPP交渉における国益を守り抜く会」に出席しました。

本日は、内閣官房より9月30日からアトランタで開催が予定されているTPP閣僚会合について状況の説明を受け、質疑を行いました。

本日夕刻には、江藤拓会長が首相と面会し、議連として国会決議の順守を改めて求めるとともに、議連メンバーの声を伝えることとなりました。


午前9時10分からは、「アベノミクスを成功させる会」に遅れて出席しました。

本日は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社景気循環研究所長の嶋中雄二先生から国内外の経済の現状分析と将来の見通しについてのお話をお聞きし、質疑を行いました。

私から、アベノミクス第3の矢である成長戦略を成功させるための鍵は何かを質問したところ、嶋中先生からは、観光立国が大きな原動力となるとのお話を頂きました。


午前10時45分からは、JA長野中央会の大槻会長をはじめとする役員の皆様が議員会館にお見えになり、TPP交渉における国会決議の遵守に関する要望書を頂きました。

皆様から、中山間地を含めた農業振興のあり方や農産物輸出における課題など、様々な貴重なご意見をお聞きすることが出来ました。


正午からは、「日本経済再生本部経済好循環実現委員会」に出席しました。

本日は、関係各省から「2020ジャパンチャレンジ」プロジェクト”10”のそれぞれのプロジェクトの進捗状況について説明を受けました。

10のプロジェクトは、以下の通りです。

1.G空間2.0
2.マイナンバー利活用推進プロジェクト
3.スマート・エネルギー・システムの構築
4.スマート・モビリティの実現
5.地域経済好循環推進プロジェクト
6.クリニカル・イノベーション・ネットワークの構築
7.卸売市場の輸出拠点化プロジェクト
8.イノベーション・サイクル・システムの実現
9.ロボティクス・チャレンジ
10.世界を惹きつける観光立国推進プロジェクト

その概要については、こちらをご参照ください。


午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。

本日は、「瀬戸内海環境保全法」の採決が行われ可決されたほか、会期末処理が行われました。

本日で、実質的に今通常国会は閉幕となりましたが、年末に向けて、税制改正や予算編成なども控えています。

地方創生や、地方を含めた日本経済の成長力強化に向けても、さらに頑張ってまいります。


午後2時半には、副大臣室において、楽天株式会社の山田善久副社長をはじめとする皆様から、地方創生や地域経済活性化、ふるさと納税やインバウンド観光のサポートなどの取組についてお話を伺いました。

全国の市町村や地域の商店街、観光施設などが、インターネットの活用により大きな力を得ている現状をお聞きし、地方創生推進の大きな可能性を感じました。


(「TPP交渉における国益を守り抜く会」での江藤拓会長からのご挨拶です。)


(「アベノミクスを成功させる会」で嶋中雄二先生(右)からお話を伺っているところです。)


(JA長野中央会役員の皆様から要望書を頂き、懇談をしました。)


(「日本経済再生本部経済好循環実現委員会」での新藤義孝委員長からのご挨拶です。)


(楽天株式会社の山田善久副社長(左から2人目)をはじめとする皆様から、様々な取組についてお話を伺いました。)