2010年11月 のアーカイブ

伊那・木曽倫理法人会「経営者の集い」に出席

2010年11月30日 火曜日

本日(11/30)は、伊那・木曽倫理法人会主催の「経営者の集い」に出席しました。

本日の講師は、東京都渋谷区倫理法人会相談役の沼地真清(ぬまたまきよ)さんです。

テーマは「奇跡とは?」でした。5歳の時の大けがと就職してすぐのころの大病で、二度死にかけた経験を乗り越え、ラグビーや少林寺拳法、トライアスロンや富士登山競争などに挑戦し続けておられるのは、まさに奇跡としか言いようがありません。

また、ビジネスの面では、不動産業で独立されてから、バブル崩壊の危機も経験されましたが、それを乗り切って頑張ってこられた方です。

沼田さんがお教え下さった「潜在能力を引き出すもの」は、
1.火事場の馬鹿力
2.明確な目標を持つこと
3.できるという自信を持つこと
4.感謝力

特に、感謝力については、先祖や親に対してありがたいという気持ちを持つと、先祖が無尽蔵な力をくれるとのこと。また、人生は、何にお金を使い、何に時間を使い、誰に出会うかが大切だが、感謝の気持ちがあると良い出会いが得られるとのことでした。

また、「人生はあきらめるか、チャレンジするか そのふたつしかない。」「自分はできると信じ続ける人が最後に成功する。」という言葉が印象的でした。


(沼田講師は、にこやかに、元気に、前向きに頑張る秘訣をお話し下さいました。)

 

講演の後、講師を囲み、有志による夕食懇談会が開催されました。沼田講師は全国で講演をされていますが、長野県内での講演は、本日の伊那・木曽倫理法人会が初めてだそうです。私からは、健康長寿の長野県について、アピールをさせていただきました。


(懇談会の後、沼田講師を囲んで記念撮影。皆さん、良いお話を聞き、さらにパワーアップできたのではないかと思います。)

伊那ファイターズ30周年、駒ヶ根後援会女性部懇談会開催など

2010年11月28日 日曜日

本日(11/28)は、中学生の硬式野球チームである「伊那ファイターズ」の30周年記念式典が開催されました。

伊那ファイターズは1981年に設立されて以来、250人以上の選手を育て、全国大会にも今年を含めて3回出場するなど、輝かしい成績を残してきました。

私も、顧問として毎年の卒団式に出席させて頂いており、監督やコーチ、保護者の皆さんが一体となってチームを支えていることや、選手の皆さんが立派に成長して卒団される様子に感銘を受けています。

今日は、設立当初からホームグラウンドやクラブハウスを提供し、チームをバックアップして頂いている登内英夫代表に対しての感謝状、記念品、花束の贈呈が行われました。企業の経営者として、また長年県議会議員として活躍される傍ら、青少年の健全育成にご尽力されている登内先生に心から敬意を表したいと思います。


(選手一同から登内代表に感謝の花束がおくられました。)

式典に引き続き行われた祝賀会では、冒頭で鏡割りが行われました。私は、ご挨拶を添えて乾杯の音頭をとらせて頂きました。


(「夢」「努力」「友情」をキーワードとして、伊那ファイターズが益々発展されるよう祈念して乾杯の音頭をとりました。)

 

その後、先週伺った伊那緑が丘幼稚園の姉妹幼稚園である緑が丘敬愛幼稚園の文化祭にお邪魔しました。

幼稚園の前庭では、お父さんたちが焼きそばや焼き鳥などのお店を開いて大活躍されていました。また、来年四月に認定子ども園となる準備で0歳児、1歳児を受け入れる建物の工事も順調に進んでいました。

作品の展示室は、広いホール全体が海の中や宇宙空間になったようでした。子どもたちの自由な発想で作られた魚や月面に建てられた建物などを楽しく拝見しました。子どもたちの創造力は本当に自由でパワーにあふれています。


(園長先生、来場されていた子どもさん、ご家族の皆さんとともに展示の前で記念撮影しました。)

 

次に、南箕輪村にある上伊那地域最大の生産者直売施設「あじーな」で行われているJA祭に伺いました。

太鼓の演奏などのイベントで賑やかな会場には、とれたての農産物を売るテントがずらり。袋詰め放題500円でで人参や玉ねぎなどを売っているコーナーで私も袋詰めに挑戦しました。


(とても立派な人参や玉ねぎでした。こうした新鮮なものを頂けるのが長野県の健康長寿の秘訣なのではないかと思います。)

 

引き続き、駒ヶ根市後援会女性部の皆様をお招きして懇談会を開催しました。おいしいお菓子屋さんの話題にはじまって、農業や食料自給率の話など、皆様の様々なご意見を伺うとともに、私からも日本の現状などについてお話をすることができました。


(駒ヶ根後援会女性部の皆様は、いつも明るく、私も家内も元気を頂いています。今日も楽しいひと時をありがとうございました。)

まつかわ「ふじ祭」と阿智村の皆様を訪問

2010年11月27日 土曜日

本日(11/27)は、まず、松川町の西選果場で開催された「まつかわ ふじ祭」にお邪魔しました。

松川インターの出口手前から、選果場まで渋滞しており、びっくりしました。駐車場にやっと駐車でき、まわりをみると、県外ナンバーがずらりと並んでいます。さすが、皆さん松川の果樹のおいしさをご存じですね。

会場では、贈答用にりんごを申し込む皆さんの長い列、「りんご袋に詰め放題800円」という列に並ぶ皆さん、焼きそばや豚汁などのお店にならぶ方々などで多賑わいでした。

私は、イベントの冒頭に「まつかわの果樹のおいしさは天下一品です。県外の皆様も是非応援団になっていただき、まつかわのくだものを全国の皆様にご紹介ください。」という趣旨でご挨拶をさせていただきました。

野菜と果樹は、発がん抑制効果などもあり、野菜で350gから400g、果物では150gから200gをとることが望ましいとされていますが、現状では特に若い世代で野菜や果樹の摂取量が減少しています。「りんごやなしは皮をむくのが大変だから」と敬遠する方もあるようですが、是非、日本全国の皆様においしいくだものをもっと食べていただきたいと思います。


(これは、りんごの発送の申し込みをする皆さんの列です。)


(地元の女性の皆様もやきそばづくりに頑張っていました。中央は、後援会女性部長もお務め頂いている米山議長さんです。)

 

この後、阿智村に伺い、後援会の井原勝利支部長にご同行を頂きながら、日頃からご支援を頂いている皆様を訪問しました。

 

実原旭(じつはらあきら)さんは、干し柿づくりの真っ最中。ことしは、柿は少し小振りだけれど、気候が良いので、干し柿の出来は良いのではないかとのお話でした。


(実原さんは、完全防備で作業されていました。つるされた柿すだれが本当に美しかったです。)

 

千葉正木さんの農園では、息子さんとともに「ふじ」の収穫をされていました。今年は夏の暑さでカメムシが大量発生し、約50%のリンゴが被害を受けたそうです。被害を受けなかったリンゴは少し小振りですが甘く、価格も比較的良いそうですが、全体としては大幅な収入減とのこと。自然相手の農業の厳しさを感じました。


(リンゴの収穫作業でお忙しい中、お話をお聞かせ下さった千葉さんです。)

 

うさぎの飼育をされている井原清人さんからは、大阪の製薬会社の委託をうけてウサギを飼育しており、ウサギの血清が帯状疱疹の薬の原料として使われているというお話をきいてびっくりしました。

ピークには阿智村で20軒の農家がうさぎの飼育をされていましたが、今は3軒だけになったそうです。井原さんも、奥さんと二人では世話が大変なので、ピーク時に300羽いたウサギを減らし、現在は120から130羽となっているとのこと。

ウサギは生後90日で出荷されるそうですが、始めの30日間はお母さんと子どもたちはおなじ部屋で育てられます。子ウサギは本当にかわいかったです。


(井原さんのお話では、今年の夏は暑さの影響で出産の数が減ってしまったそうです。)


(ふわふわの子ウサギは、きょうだい皆でうずくまって寝ていました。)

 

農業委員長をされている園原一典さんは、ネギの出荷作業をされていました。

今年、阿智では、11月20日現在で415頭のイノシシが捕獲されたそうです。昨年は一年間で約300頭だったので、昨年を大幅に上回っているとのこと。シカやハクビシンなども含め、捕獲費用として約1800万円がかかる見込みだそうです。

また、きちんとした農業の体制づくりが無いままTPPに参加することになれば、日本の農業のダメージは計り知れないというお話も頂きました。

有害鳥獣対策、次世代の農業にむけた改革など、日本の食をまもるために、頑張って行かなければならないという思いを強くしました。


(園原さんからは、立派なネギを前に、ネギの栽培のポイントなどもお聞きすることができました。)

 

今日も、多くの皆さま方から貴重なお話をお聞きするとともに、秋晴れの中での阿智の素晴らしい風景を満喫することができ、充実した一日でした。これからも皆様の声を伺う活動を続けていきたいと思います。

伊南倫理法人会イブニングセミナーに出席

2010年11月24日 水曜日

本日(11/24)は、駒ヶ根市で開催された伊南倫理法人会イブニングセミナーに出席しました。

本日の講師は、松戸市中央倫理法人会相談役の矢吹昌史先生です。
テーマは「ぱどきゃん」。Plan(計画)、Do(実行)、 Check(反省)、 Action(検討)のいわゆるPDCAサイクルをもっと言いやすくということで考えた呼び方だそうです。

PDCAサイクルは、様々な問題点を明らかにし、人の仕事の質(品質)を総合的に向上させるTotal Quality Controlの為に有効な手法です。

そのポイントは、

1.計画を立てる時には、「いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どうやって、どこまで」やるのかを明確にすること。
2.現状維持は退歩につながる。現状打破を心がけることが大切。
3.お客様志向を徹底し、組織内部のセクショナリズムをなくす。組織の他のセクションもお客様と思い対応すること。
4.クレームなどの問題点はデータ化して、可視化することが大切。
5.明らかになった主要な問題点に的を絞る重点化を行うこと。また、それに対応する決心をすることが大切。
6.改善点などはマニュアル化し、文章化して記録に残すことが大切。これにより、次に伝えることができる。
7.問題(悪さ加減)は、根本原因を示す宝の山。
8.マイナス発想よりプラス発想を。 成果=能力×熱意×考え方。(どれか一つでもマイナスなら全体がマイナスになる)

気付いたことをすぐやればできる。
人間は、その気になったときに進歩する。

大切なのは、「明朗(ほがらか)」、「愛和(なかよく)」、「喜働(よろこんではたらく)」、そのためには「純情(すなお)」であることが必要。

以上のようなお話をお聞きし、改めて自分自身、そして現在の政治や政党の在り方についても、しっかりとした分析と反省を行い、改革を進めていかなければならないということを強く感じました。


(矢吹先生は、自らの体験を交えながら、明快なお話をしてくださいました。)

 

セミナーの後、矢吹先生を囲んで懇談会が開催されました。ここでは、本日のお話に関連して、メンバーのお一人がもってこられた「本気」という詩が話題になりました。長嶋茂雄さんが好きな言葉として紹介されたものだそうです。

インターネットで調べると、大分県出身で昭和44年になくなられた後藤静香(ごとうせいこう)という方の言葉だそうです。

   「本気」

 本気ですれば
 たいていな事ができる

 本気ですれば
 なんでも面白い

 本気でしていると
 だれかが助けてくれる

 人間を幸福にするために
 本気ではたらいているものは
 みんな幸福で
 みんなえらい

        後藤静香

 

とても良い言葉ですね。懇談会では、「必死」ではなく「本気」でなければ成功しない、というご意見もありました。

私も、「人間を幸福にするために本気で」はたらいていきたいと思います。


(懇談会の最後に、矢吹講師を囲んで記念撮影。皆さん、いい笑顔ですね。)