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伊那市長と懇談、株式会社やまとわを訪問、税理士による後援会国政報告会に出席

2019年9月23日 月曜日

9月23日は、正午から伊那市の白鳥 孝市長をはじめとする皆様から、伊那市の取り組みについてのお話を伺いました。

伊那市では、各省や民間企業などと連携しながら、スマート農業、スマート林業、スマート工業、ドローン物流、インテリジェント交通、アメニティ定住、ICT教育など、先進的な取り組みを進めていますが、これらをさらに進化させるため、各家庭のケーブルテレビの画面から、市民が商品の購入申し込みや、オンデマンド乗合タクシーの予約、移動献身者の予約や健康情報の入手、安心見守りサービスの利用などができるシステムの開発を進めています。

まさに、Society5.0を地域に実装する素晴らしい事業だと思います。私も引き続き、しっかり応援をしてまいります。


午後1時半には、伊那市西箕輪の株式会社やまとわを訪問し、代表取締役の中村博さんをはじめとする皆様と、林業を営む松岡林業代表の松岡正さんからお話を伺いました。

「やまとわ」の由来は、山+杜(人工林の森)+環だそうです。会社として、地域産材による家具作りをする一方で、林業家の皆様と連携し、森を守り活用するための様々な活動をされています。

特に、中村社長は、伊那市の「50年の森ビジョン」の策定にも関わられた他、カンナ削りなどの伝統技術を追求する「全国削ろう会 信州伊那大会」の運営にも関わるなど、多方面に活躍されています。

最近の話題としては、地元のカラマツ材を0.18ミリの薄さに削り、おにぎりなどを包む「経木(きょうぎ)」の生産に取り組まれることが新聞にも取り上げられました。

「経木」をさらに加工することにより、お皿やトレイができれば、プラスチックの使用削減にも繋がるのではないか、とのお話も頂きました。

松岡代表からは、少人数のチームで地元の森林整備に取り組んでいるお話や、倒木の恐れなどがある木を除去する特殊伐採のお話、地域産材の地元での活用の取り組みなど、様々なお話を伺うことができました。

森林や林業、環境教育など、様々な話に花が咲き、あっという間の2時間でした。皆様、誠にありがとうございました。


午後4時からは、伊那市で「税理士による宮下一郎後援会 国政報告会」が開催されました。

冒頭に皆様とともに恒例の記念撮影を行いました。

上野山後援会長のご挨拶に引き続き、長野県税政連の百瀬会長から、消費税の軽減税率とポイント還元の課題等についてお話を頂きました。

私からは、内閣府副大臣として取り組む分野、消費税率引き上げ時の課題、外交問題や人口減少への対応、地域活性化とインバウンド観光開発などのテーマを中心にお話をさせていただきました。

その後、上野山会長と百瀬会長から、日本税理士連合会の「令和2年度税制改正に関する重要建議・要望項目」を頂き、ご説明を頂きました。

懇親会では、先生方から様々なご意見やご提言を頂き、大変有意義なひと時を過ごすことが出来ました。 地域経済活性化の原動力として、税理士の先生方の益々のご活躍をお願い申し上げます。


(伊那市の皆様との懇談会の冒頭に、白鳥市長からご挨拶を頂きました。)


(掲げているのは、ケーブルテレビによる新しい4つのサービスの模式図です。)


(株式会社やまとわの中村社長(右)に、経木の実物を見せていただき、その薄さにびっくりしました。)


(懇談に参加してくださって皆様との記念写真です。中央は、松岡林業代表の松岡正さんです。)


(経木を削り出す機械を実際に動かして見せて頂きました。この機械は、1967年につくられたものを入手し、整備して使っているそうです。)


(税理士による宮下一郎後援会の先生方と、冒頭に記念撮影を行いました。)


(私から国政報告を申し上げているところです。)


(上野山会長と百瀬会長から、日本税理士連合会の「令和2年度税制改正に関する重要建議・要望項目」を頂き、ご説明を頂きました。)