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超電導リニア鉄道に関する特別委員会で山梨実験センターを訪問しました

2022年10月22日 土曜日

10月22日は、、私が幹事長を務めている自由民主党 超電導リニア鉄道に関する特別委員会の役員メンバーで山梨実験センターを訪問しました。

午前7時半に新宿を出発し、午前8時半に大月駅に到着、バスに乗り換え、山梨実験センターに向かいました。

午前9時から、JR東海の宇野副社長をはじめとする皆様から、概要説明を受けました。

その後、先頭車両の外観を建物の中から視察した後、リニアの改良型車両に試乗しました。

実験センターから一旦東京方面に向かい、そこから名古屋方面に向かい、一往復してから実験センターに戻る行程でした。途中、時速500キロの区間が2回、それぞれ約2分半あり、その際に記念撮影をしました。

過去にリニアに試乗した際と比べ、格段に振動が少なくなり、車内もより広くなるなど、改良が進んでいることを実感しました。

試乗の後には、午前10時から山梨県の長崎幸太郎知事にもご出席いただき、意見交換会が開催されました。

私からは、JR東海に対し、座光寺周辺の明かり区間におけるフードの設置の計画の有無や、名古屋まで開業した際に、どれぐらいの頻度で長野県駅に停まる計画かを質問しました。

宇野副社長からは、フードについて地元の要望があるので、設置の方向で検討していること、ダイヤについては、1時間に5本ぐらいの運行を行い、うち4本を品川~名古屋直通とし、1本を中間駅に停まる列車とするイメージとの回答を得ました。

また、山梨県の長崎知事に、駅周辺整備計画の進捗状況について質問したところ、駅の北側は高速道路のスマートインターチェンジとの接続道路や、既存の中央線の駅と結ぶためのバスターミナル、ヘリポートなどを整備し、南側は、水素・燃料電池産業の集積地などとして発展をめざす、との構想を伺いました。

さらに静岡県問題への対応など、多角的に、充実した意見交換をすることができました。

改めて、一日も早い開通を目指すことが重要であることを強く感じた視察でした。


山梨実験センターのガイダンスルームで、JA東海の宇野副社長から説明を伺っているところです。


本日の乗車行路です。


丸みを帯びた先頭車両です。運転席のように見えるところには人は乗らず、ライトとカメラが載っています。


先頭車両をバックに、視察メンバーで記念撮影をしました。


JR東海の宇野副社長から直接お話を伺っているところです。


試乗したリニアの改良型車両です。


シートはリクライニングもでき、座席下と天井近くに荷物を置くことが出来ます。


時速500キロでも揺れが少なく、車内を歩くことができました。


500キロを示すディスプレイの前での記念写真です。


試乗後の意見交換会の冒頭に古屋圭司会長がご挨拶をされているところです。


私から、JR東海と長崎知事に質問をしているところです。


品川から長野県駅は45分程度、名古屋駅から長野県駅は約25分程度で結ばれます。品川から名古屋まで、直通だと最速40分です。