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中小印刷産業振興議連、政調審議会、都市木造化推進議連、衆議院農水委員会、衆議院本会議、食ロスPT申入れ、綜學勉強会に出席しました

2025年5月27日 火曜日

5月27日は、中小印刷産業振興議連、政調審議会、都市木造化推進議連、衆議院農水委員会、衆議院本会議、食ロスPT申入れ、綜學勉強会に出席しました。

午前8時からは「中小印刷産業振興議員連盟総会」に出席し、事務局長として進行を行ないました。

はじめに、議員連盟の中曽根弘文会長からご挨拶を頂きました。

続いて、全日本印刷工業組合連合会の瀬田章弘会長からご挨拶を頂きました。
本日は、総務省より「官公需印刷物の入札・契約に関する実態調査の結果」について、経済産業省および全日本印刷工業組合連合会から「実態調査結果を踏まえた今後の対応方針」について、全日本印刷工業組合連合会から「官公需・民間における取引仕様書の改善」について、それぞれ説明いただきました。
引き続いて、特定技能制度の活用について報告を受け、出席議員による質疑と意見交換を行ないました。

午前11時前からは、「政調審議会」に出席し、食料安全保障強化本部でとりまとめた「農業構造転換集中対策の実施に向けた緊急決議案」について、本部長代理の立場で説明しました。
審査の結果、同決議案は了承をされました。

午後11時過ぎからは、「森林を活かす都市の木造化推進議員連盟総会」に出席しました。
はじめに、議員連盟の金子恭之会長からご挨拶がありました。
本日は、環境省より「温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度(SHK制度)における木材の炭素貯蔵量の取扱い」について、国交省からは「建築物のライフサイクルカーボンの削減に向けた取組の推進に係る基本構想」および「中大木造建築普及加速化プロジェクトの結果」について、それぞれ説明をうけ、出席議員による質疑と意見交換を行ないました。

議員連盟幹事長として、私から閉会のご挨拶を申し上げました。

午後0時10分からは、「衆議院農林水産委員会」が開催されました。
本日は、まず、御法川信英委員長から、5月26日に新潟県で実施した視察報告がありました。
続いて、小泉進次郎農林水産大臣による所信聴取を行いました。

衆議院農林水産委員会に出席をしているところです。

午後1時からは、「衆議院本会議」が開催されました。
本日は、私が提出者として自民党内や各党との調整・取りまとめを行ってきた「国際協同組合年に当たり協同組合の振興を図る決議案」に関する趣旨説明並びに採決が行われ、同決議案は賛成多数で可決されました。

同決議の採択を受け、三原じゅん子国務大臣から、協同組合による社会課題解決に向けた取組が更に加速するよう、決議の趣旨を受け止め、取組んで行く旨の発言がありました。

引き続いて、「盗難特定金属製物品処分防止法」、「(衆)貨物自動車運送事業法」、「 (衆)貨物自動車運送事業体制整備推進法」について採決が行われ、いずれも賛成多数で可決しました。

午後2時過ぎからは、私が座長代行を務める食品ロス削減・食品寄附促進PTでとりまとめた「革新的な取組による食品ロス削減・食品寄附の更なる促進に向けた決議」申入れを伊東良孝消費者担当大臣に対して行いました。

伊東良孝消費者担当大臣と意見交換を行っているところです。

続いて、浅尾慶一郎環境大臣に対して、決議の申入れを行いました。

浅尾慶一郎環境大臣と意見交換を行っているところです。

午後6時からは、「綜學勉強会」に出席し、冒頭、世話人を代表して、講師の林英臣先生とご出席いただいた皆様にご挨拶を申し上げました。

本日は、林英臣先生から、前半には、激変期を迎える世界の中の日本の対応について、後半には、「幕末志士たちが愛読した『言志四録』の最終編・佐藤一斎が80歳で寄稿した『言志耋録』其の五」についての講義を頂きました。

林英臣先生のご講義を通じ、
「世界と日本が流動化する中、全体を観て、問題を多角的に捉え、大局的な危機意識を持ち、具体的な救済策を設計できる構想者が必要である。」
「人間にはいろいろなタイプがあるが、世に出て傑出すると癖が抜けてくる」
「邪念が起こるときは、自分の原点や信念をもってこれに打ち勝ち、争いの心が起こるときは、相手への思いやりでこれに打ち勝つべきである」
「さまざまな分野の道で円熟すると、天によって動かされるようになる。妙技は才能の有無を超えたところにある。」
「若くて才能があるものはしばしば人を侮り、嘲笑するが、それは徳が失われた状態である。侮りを受けた者は必ず恨んで誹り返す。これは、自分で自分を誹るのと同じである。」
「名誉や利益を受けるかどうかは結果であって、それを求めるのは病である。」
「けなされたり、ほめられたり、ものを得たり、失ったりは人生において雲や霧のようなものである。それを一掃すれば、天は青く、日は輝く。」
「人生の長さには限界があるが、志があれば、朽ちることなく、事業も朽ちることがない。すると、存在も朽ちることがなく、次世代の子孫も朽ちることがない。」
「人生には限度があるが、書を残せば、死んでも死なないことになる。」
「いにしえの賢者は、志を生きた時代に得ることが出来なければ、書を表して後に残した。孔子も韓非子も生前は報われなかったが、のちの世の基盤を作った。こうした例は少なくない。」
など、本日も多くのご示唆を頂くことが出来ました。

林英臣先生ならびにご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。