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上新田区運動会、市野瀬区民運動会に参加、JAみなみ信州役員の皆様と懇談、松川町の降ひょう被害を視察

2014年6月1日 日曜日

6月1日は、快晴。夏を思わせるような暑い日となりました。

本日はまず、午前8時45分から、伊那市の「上新田区運動会」に参加しました。子どもたちからベテランの皆様まで、大勢の方々が参加され、盛大な運動会でした。

開会式では、毎年、この春に入学した小学校の新一年生が自己紹介をするコーナーがあるのですが、今年はなんと、14名も登場してびっくり。若い世代が多く住む地域だということを再認識しました。

私も、ラジオ体操、じゃんけん大会、そして、つりざおで紙の魚を釣って走る競技「釣りバカ日誌」に参加しました。ご近所の皆様とも交流ができた楽しいひと時でした。


午前10時過ぎには、伊那市長谷の「市野瀬区民運動会」に出席しました。

市野瀬は、私の本籍地ということもあり、集落の皆様が、いつも強力に応援して下さっています。

競技の合間にお祝いのご挨拶を申し上げた後、各地区8人でチームをつくり、色のついた水をバケツからご飯茶わんにくみ、一升瓶に入れていく「満水リレー」に出場しました。

競技の後、8地区それぞれの皆様のテントを訪問、皆様と記念写真をとらせて頂きました。多くの皆様から温かい激励の言葉を頂きました。誠にありがとうございました。


午後12時半からは、飯田市で行なわれた「JAみなみ信州役員の皆様との懇談会」に出席しました。

はじめに、矢澤組合長より農協改革についての要請書を頂きました。懇談では、先般の規制改革会議の答申を踏まえて、その問題点や農協のあるべき姿などについて、本音の意見交換をさせて頂きました。


午後3時からは、5月29日午後1時過ぎに松川町上片桐地区で発生した降ひょう被害の視察を行ないました。

視察には、松川町の深津町長さん、松川議会議員の先生方、吉田ひろみ先生秘書の長田さんや長野県議会議員の高橋たかとし先生、JAみなみ信州の役員の皆様も同行して下さいました。

はじめに伺った清水茂晴さんの梨(南水)を栽培している農園では、擦り傷や打撲痕が8割から9割の実につき、最終的に出荷できるのは例年の4割程度になるのではないかとのお話でした。

次に伺った矢澤健二さんの農園では、さらに被害が深刻で、葉の多くがズタズタになっており、今年の出荷はほぼ絶望的とのことでした。

また、来年以降にも影響が及び、被害前の状態にもどるのに約3年かかるとのお話もお聞きしました。

被害額は集計中ですが、飯伊地域全体で2億円に迫る見通しとのこと。

本来、こうした被害に対応するために、農業共済制度がありますが、掛け金に比較して保証される額が少ないと判断する農家が多く、当地域での加入率は約2割にとどまっています。皆様からは、農業共済の制度設計の見直しについても要望がありました。

私からは、現在、国で収入保険制度の検討がすすめられていることをご説明するとともに、農業共済制度改善に向けても努力していくことをお話しました。


(上新田区運動会は、素晴らしい晴天のもと、三峰川(みぶがわ)河川敷運動場で開催されました。)


(私からは、日頃のご支援に感謝するとともに、皆様の活躍を祈念してお祝いのご挨拶を申し上げました。)


(私も、魚釣り競技「釣りバカ日誌」に出場、2位になりました。)


(伊那市長谷の「市野瀬区民運動会」でのお祝いのご挨拶です。)


(私も、上村地区のチームに入れて頂き、満水リレーにチャレンジしました。)


(各地区のテントを回り、皆様と記念撮影をしました。皆様から温かな激励を頂きました。)


(JAみなみ信州の矢澤組合長より要請書を頂き、これに基づいてJAの在り方について意見交換をしました。)


(清水茂晴さんの農園で、松川町の担当者の方から、被害の状況についての説明を受けました。)


(さらに被害の大きかった矢澤健二さんの農園で、状況説明を受けているところです。)


(雹(ひょう)に当たった梨の実は、このように裂けたり、大きく傷ついていました。)


(実の根元の茎に雹があたると、このように養分が実に届かず、梅干のようになってしまいます。)


(ほぼ全ての葉が引き裂かれたようになっており、この影響が大きいとのことでした。)