2014年8月 のアーカイブ

「睦心会」夏期例会に参加しました

2014年8月9日 土曜日

7月8日の夕方から9日の朝にかけて、木曽郡木曽町で開催された「睦心会」の懇談会に家内とともに参加しました。

「睦心会」は、伊那食品工業の塚越会長の伊那北高校時代の同年生の皆様を中心とする会ですが、ここ数年は私と家内も参加させていただいています。

8日夕方の夕食懇談会では、それぞれの皆様から近況報告を兼ねたスピーチがあり、私からも、最近の海外視察を踏まえて、地域の中小企業や観光、農林業などの振興を図り、東京への一極集中を是正することが急務であることを中心にお話をしました。

9日の朝には、朝食前に山荘近くを散歩しながら、かわいい花たちの写真を撮りました。

朝食後に、参加者全員での記念撮影を行い、解散となりました。多くの皆様から本音のご意見を伺うことが出来、大変楽しく充実した夏期例会でした。


(夕食懇談会の乾杯の際の記念写真です。)


(朝の散歩で出会ったかわいい花たちです。)


(朝食後に参加者全員で記念撮影を行いました。)


(権兵衛トンネルを抜けて与地の交差点を過ぎると、広々とした伊那の風景が広がっていました。)

衆議院原子力問題調査特別委員会、遺家族議員協議会、経済産業部会、阿部守一候補上伊那地区個人演説会に出席

2014年8月7日 木曜日

8月7日は、午前中、閉会中審査が行われた「原子力問題調査特別委員会」の理事会と委員会に出席しました。

正午からは、「遺家族議員協議会 総会」に出席、遺族会の皆様からの要望を受けるとともに意見交換を行いました。

午後1時からは、「経済産業部会」に出席し、「平成27年度経済産業政策の重点」について説明を受け、意見交換を行いました。

私も、ドイツ、アジア大洋州での視察を踏まえ、地域の中小企業の研究支援開発体制の拡充、教育と人材育成システムの見直し、エネルギー政策における地熱発電の重視などについて発言しました。

その後、地元に戻り、午後7時からは、伊那市で開催された長野県知事選挙阿部守一候補の「上伊那地区個人演説会」に出席しました。

私からは、阿部守一候補を党として推薦した経緯をお話するとともに、一致団結して阿部候補の支持を広げ、心を一つに当地域の発展を目指すことが大切であることを訴えました。


(原子力問題調査特別委員会の議事日程です。)


(「遺家族議員協議会総会」での伊吹文明会長からのご挨拶です。)


(「経済産業部会」での田中良正政務官からのご挨拶です。)


(阿部守一候補の上伊那個人演説会で激励の挨拶を申し上げているところです。)

衆議院アジア大洋州調査議員団視察8日目

2014年8月5日 火曜日

8月5日は、午前5時前に起床し、午前6時にホテルを出発、空港で軽い朝食をとり、空港内の店をウインドウショッピング、午前8時半の飛行機で日本に向かいました。

日本時間の午後5時前(ニュージーランド時間で午後8時前)に成田空港に到着し、8日間にわたる視察が終了しました。

シンガポール、オーストラリア、ニュージーランドの新たな魅力や課題を発見した充実した旅でした。この体験を、これからの政策づくりや法案審査にしっかり生かして行きたいと思います。


( ニュージーランドのオークランド空港の売店に並んでいた羊たちです。)

衆議院アジア大洋州調査議員団視察7日目

2014年8月4日 月曜日

8月4日は午前8時半過ぎの国内線でオークランド空港からロトルア空港にむかいました。

到着後、午前9時半過ぎに車で出発し、午前10時半過ぎに「ワイラケイ地熱発電所」に到着しました。

始めに、発電所を経営する「コンタクトエナジー」社の役員のお二人から概要の説明を受け、次に発電所内と蒸気の井戸とパイプラインを見学しました。

「ワイラケイ地熱発電所」は、1958年(私の誕生年と同じ!)に稼働したニュージーランドで最も古い地熱発電所で、出力は約17万kW、周辺のエビの養殖施設、レストラン、フィッシング施設などにも温水の熱源を供給しているそうです。

また、コンタクトエナジー社は11の発電所を持ち、ニュージーランド国内の25%の電力を供給しています。

当発電所を含め、周辺に5箇所の地熱発電所があり、さらに新規の発電所を1箇所建設する予定だそうです。

蒸気の井戸は200箇所あり、5つの発電所の必要量に応じて供給することができるよう、パイプラインのネットワークが出来ています。今日はワイラケイ地熱発電所が点検日のため、他の発電所に蒸気を送っているとのこと。とても効率の良いシステムだと感じました。

ニュージーランド電力の再生可能エネルギー比率は、地熱発電、水力発電などを中心に約70%で、今後は地熱発電を中心に開発を行い、2025年には90%まで引き上げるのが目標だとのこと。

日本においては、既存の温泉地の反対や自然環境保護規制などの課題があるものの、もっと地熱発電にも力を入れるべきであると感じました。

午後12時半過ぎには、エリザベス女王もお見えになったことがあるという「フカ・ロッジ」で昼食をとりました。

建物や部屋の雰囲気がとても素敵なロッジでした。さらに素晴らしいのは、庭から見える風景で、まさに絵画のような世界が広がっていました。

午後2時半過ぎには、地熱を利用したガーベラの花の栽培をしている「プレンティ・フローラ」社を訪問しました。

ここでは、独自に井戸を掘って約95度の熱水を汲み出し、熱交換器で温めたお湯をガラスハウス内のパイプに循環させ、ハウスの加温を行っています。

水と液体肥料をパイプで各ガーベラの植木鉢に細いパイプで送るシステムや、温度によってコンピュータ制御で換気を行うシステムなどの自動化も進んでいます。

会社を経営されているエセンダムさんご夫妻は、オランダのご出身とのこと。オランダ式の最先端の栽培技術を生かされているのだと思います。

その後午後6時前の飛行機でロトルア空港からオークランドに戻り、夜7時過ぎから、在オークランド総領事公邸で開催された稲留和俊総領事主催による夕食会に出席しました。

福留総領事と、同席されたジェトロ(日本貿易振興機構)の林道郎所長と、ニュージーランドの現状や課題などについて充実した意見交換が出来ました。


( ロトルアには、この可愛いプロペラ機で向かいました。)


( ロトルアは林業も盛んだそうです。大きな丸太を積んだトラックにも何台もすれ違いました。)


( コンタクトエナジー社で概要の説明をお聞きしているところです。)


( コンタクトエナジー社で概要の説明をお聞きしているところです。)


( 高圧蒸気の井戸とパイプラインを高台から視察しました。今日は点検日なのでいつもより多く蒸気が出ているとのことでした。)


( フカ・ロッジのエントランスです。)


( 素敵な部屋で昼食を頂きました。)


( 食後にテラスで記念撮影。)


( まるで絵画のような風景が広がっていました。)


( 庭に掘った井戸から高温の温泉が出ていることを説明頂いているところです。)


( ハウス内で綺麗なガーベラの花に囲まれて記念撮影しました。)


( ハウス内では、熱変換器で温められたお湯がパイプ内を循環し、加温されています。 )


( 様々な種類のガーベラが咲いていました。)


( 在オークランド総領事公邸での夕食会の後の記念写真です。)