衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
閉じる 開く

衆議院議員 
宮下 一郎

一郎ブログ

ほぼ毎日 更新中!

普及事業推進議員懇談会現地視察で長野県の御代田町、小諸市、佐久市を訪問しました

2024年7月16日

7月16日は、私が会長代理兼幹事長を務める「普及事業推進議員懇談会」の現地視察で長野県の御代田町、小諸市、佐久市を訪問しました。

本日の現地視察には、会長の野村哲郎先生、副会長の山本順三先生、副幹事長の笹川博義先生、事務局長の進藤金日子先生、視察地が地元の井出庸生先生、私の国会議員6名と、農林水産省並びに関係団体、長野県の皆様が参加しました。

午前10時に佐久平駅で現地の皆様と合流後、バスに乗車し、午前10時20分には、視察先の北佐久郡御代田町の「有限会社トップリバー」を訪問しました。

トップリバーでは、独自の人事評価システムの構築や研修等により従業員の能力向上や独立を支援するとともに、原価計算やAI出荷予測システムを活かした契約栽培を推進されており、その先進的な取組が各方面から高く評価されています。

本日は、嶋崎隼人代表取締役社長と嶋崎田鶴子会長から、レタス収穫機やドローンの活用などのスマート農業の取組や、AIによる生育予測と計画出荷、農業者の人材育成システムなどについてご説明を頂き、質疑を行いました。

まさに全国の農業法人のモデルともいうべき取り組みが行われており、感銘を受けました。

続けて、バスの車窓から、実際に生産が行われている圃場を見学させて頂きました。

午後12時半過ぎには、小諸市にある中棚荘食事処はりこし亭で、地元の農産物をふんだんにつかった「花かご御膳」を頂きました。

午後1時からは、佐久農業農村支援センター職員の皆様との意見交換会を行ないました。

冒頭、野村哲郎会長のご挨拶と出席した議員懇談会メンバーの自己紹介が行われました。

続いて、全国農業改良普及職員協議会役員の松崎良一長野農業農村支援センター長からご挨拶を頂きました。

次に、長野県の村山一善農業技術課長から長野県の普及事業の概要について、続けて、佐久農業農村支援センターの白石順一所長から佐久地域の農業と普及活動の概要について、それぞれ説明を頂きました。また、出席された支援センターのメンバーの皆様それぞれから自己紹介を頂きました。

その後の意見交換の時間には、スマート農業や有機農業、IPM(総合的病害虫・雑草管理)等の高度な普及活動の展開における課題や、若手の普及指導員への技術継承のあり方などについて、活発な議論行われました。

私からは、支援センターの皆様に対し、スマート農業や有機農業、土地改良や、輸出産地育成など、様々な選択肢があることを地域の皆様に伝えて頂き、充実した地域計画が策定できるよう、お力添えをお願いました。

その後、意見交換会の会場にバスで移動しましたが、途中、Farmめぐる株式会社の吉田典生代表取締役がバスに同乗され、車窓から圃場を見るとともに、説明を頂きました。

午後2時30分からは、佐久市望月支所で意見交換会が行われました。

普及事業推進議員懇談会の野村哲郎会長のご挨拶に引き続き、Farmめぐるの吉田典生代表取締役からご説明を頂きました。

Farmめぐるは、有機JAS認証を取得するなど、設立当初から積極的な有機栽培の取組を展開されており、現在は10haの土地にレタス、サニーレタス、グリーンリーフ、大根、ハクサイなどの有機JAS野菜を栽培されています。

また、吉田代表取締役は、有機農業に取り組む16人の経営者の皆様が設立した佐久ゆうき合同会社の代表もされており、共同出荷体制等による物流効率化などにも取り組んでおられます。

吉田代表取締役からは、有機農業を行う上での生産技術や有機JAS農産物の流通の課題などについてご指摘を頂き、意見交換を行ないました。

最後に皆様との記念撮影を行い、普及事業推進議員懇談会の視察日程を終えました。

今回の現地視察では、地域におけるスマート農業や人材育成、有機農業などの先進的な取組を知ることが出来ました。同時に、今後の普及事業の重要性を再認識しました。改めて、本日の視察にご協力いただいた皆様に心から感謝を申し上げます。


佐久平駅から乗車したバスの中で、長野県の小林茂樹農政部長からご説明を頂きました。


有限会社トップリバーで嶋崎隼人社長と嶋崎田鶴子会長からご説明を頂いた後に、私から質問をしているところです。


トップリバーでの会合の最後に撮影した記念写真です。前列右から、トップリバーの嶋崎隼人社長、嶋崎田鶴子会長、山本順三先生、野村哲郎先生、私、後列右から、農林水産省の佐藤紳審議官、井出庸生先生、進藤金日子先生、笹川博義先生、長野県の小林茂樹農政部長です。


収穫の終わったレタスの圃場です。


中棚荘食事処はりこし亭で頂いた「花かご御膳」です。


地元産のそば粉を使った信州そばも頂きました。


長野県農業農村支援センターの松崎良一所長からご挨拶を頂いているところです。


佐久農業農村支援センターの白石順一所長から、佐久地域の農業と普及活動の概要について説明を頂いているところです。


意見交換終了後に、ご参加いただいた皆様と記念撮影をしました。


パスの中から、Farmめぐる株式会社が栽培するサニーレタスの圃場を見学しました。


佐久市望月支所で行われた意見交換会の冒頭に、議員懇談会の野村哲郎会長がご挨拶されているところです。


Farmめぐる株式会社の吉田典生代表取締役からご説明を頂いているところです。


私からは、有機農法技術の取得や共有の実態などについて質問をさせて頂きました。


意見交換会終了後に、吉田代表取締役を囲んで記念撮影をしました。後列は、ご同席を頂いた佐久市議会議員の先生方です。


  • 2024年10月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
  • 最近の投稿

  • 過去の投稿

    • 2024 (298)
    • 2023 (336)
    • 2022 (332)
    • 2021 (381)
    • 2020 (306)
    • 2019 (344)
    • 2018 (343)
    • 2017 (486)
    • 2016 (369)
    • 2015 (339)
    • 2014 (355)
    • 2013 (347)
    • 2012 (300)
    • 2011 (289)
    • 2010 (255)
    • 2009 (49)
    • 2008 (12)
  • profile-image
  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
  • https://m-ichiro.jp
  • お問い合わせフォーム
  • 宮下一郎後援会

    伊那本部事務所
    〒396-0010
    長野県伊那市境1550-3
    TEL.0265-78-2828
    FAX.0265-78-2893

    飯伊連合事務所
    〒395-0042
    長野県飯田市松尾町4-12
    TEL.0265-24-3001
    FAX.0265-24-3039
  • 宮下一郎国会事務所

    〒100-8981
    東京都千代田区永田町2-2-1
    衆議院第一議員会館1207号
    TEL.03-3508-7903
    FAX.03-3508-3643