本日は、アメリカ訪問4日目。食事の後、午前8時にホテルを出発し、空港に向かいました。
午前10時半過ぎの便で出発し、昼過ぎにワシントンに到着しました。
ワシントンに到着後は、メンバーのみで昼食をとり、午後3時半から、3つある下院議員会館の内の一つ、Longworh下院議員会館において、3名の下院議員の皆様との面談をしました。
西村康稔理事も合流し、日本側の議員メンバーは9名となりました。
ご出席下さったのは、ワシントンのデイブ・ライカート下院議員(共和党)、テキサスのホアキン・カストロ下院議員(民主党)、ノースカロライナのジョージ・ホウディング下院議員(共和党)の3名の方々です。
TPPやNAFTAなど、通商交渉のあり方などを中心に、議員の皆様のご意見を伺うことが出来、大変有意義な懇談でした。
午後5時には、気候エネルギーソリューションセンターを訪問し、ボブ・パーシアセペ所長とエリオット・デリンジャー副所長にお会いしました。
両氏から、パリ協定離脱は大変残念だが、正式な脱退までには3年かかるので、それまでに方針転換が行われることを望んでいること、カリフォルニア州を始めに、多くの州や100以上の市が生成可能エネルギーの普及に引き続き努力していることなどのお話を伺いました。
午後6時半からは、日本商工会の皆様との夕食会が行われました。
本日ご出席下さったのは、
米州住友商事会社の胴ノ脇 伸 ワシントン事務所長
ホンダ・ノース・アメリカの坂元 尚文 副社長
日立製作所の山口雅彦ジェネラルマネージャー
東京電力ホールディングスの権田勇治 ワシントン事務所長
三菱東京電力UFJ銀行の柳 隆文 ワシントン事務所長
北米三菱商事の江口 豪 ワシントン事務所長
の6名の皆様です。
皆様と様々な話題に花が咲いた夕食会でした。
(空港に向かう途中で、ニューヨークの高層ビル群が綺麗に見えました。)
(ワシントンのシンボル、ワシントン記念塔です。169メートルあるそうです。)
(アメリカ合衆国議会議事堂です。)
(本日の面談が行われたLongworh下院議員会館の外観です。)
(議員会館内にある、公聴会などのための部屋です。)
(前の写真の左上に写っているワシのモニュメントです。カッコいいですね。)
(3名の下院議員の皆様と意見交換をしているところです。)
(左から、ホアキン・カストロ下院議員、デイブ・ライカート下院議員、ジョージ・ホウディング下院議員です。)
(最後まで懇談にご参加下さったデイブ・ライカート下院議員を囲んで記念撮影をしました。)
(気候エネルギーソリューションセンターでの懇談の様子です。右から2人目がボブ・パーシアセペ所長、3番目がエリオット・デリンジャー副所長です。)
(懇談終了後に両先生を囲んで記念撮影をしました。)
2017年7月 のアーカイブ
「衆議院米国政治経済事情等調査議員団」視察4日目
2017年7月12日 水曜日「衆議院米国政治経済事情等調査議員団」視察3日目
2017年7月11日 火曜日
ニューヨーク3日目の朝、朝食の後で40分ほどホテルの周辺を歩きました。
国連本部の前では、北朝鮮のミサイル問題への国連決議などに思いを馳せました。
昨日、外から見たグランドセントラル駅の中に入ると、その大きさと風格に感激をしました。
午前9時過ぎには、ニューヨーク証券取引所を訪問し、4月に上場した企業を記念した鐘が鳴らされるところを見学しました。
また、トーマス・W・ファーリー プレジデントにお会いするとともに、ジョン・タトル 上場企業担当本部長、マーク・イエキ アジア・太平洋地域担当部長からお話を伺い、意見交換をしました。
好調なアメリカ経済の状況を肌で感じることが出来ました。
午前11時過ぎには、9/11 TRIBUTE MUSEUMを訪問し、同時多発テロの際に九死に一生を得た方からお話を伺ったり、世界の人々からの支援の状況や、跡地の現在の様子などについて学びました。
昼前には、世界貿易センタービルのあった場所に整備された公園を訪問し、犠牲になられた方々に心からの哀悼の誠を捧げて手を合わせました。
午後1時前には、ニューヨークに進出されている中小企業の皆様と、それをサポートされているJETROの皆様との昼食会で懇談会が行われました。
ご出席下さったのは、
メーカーズシャツ鎌倉株式会社の木村沙紀マネージャー
理髪店QBハウスの古谷亮ニ米国社長
MIRA Design Corporationの三浦治義代表
JETROニューヨーク事務所の田中博敏事務所長
杉山敬次総務担当次長
杉山玲子事業担当次長
若松勇調査担当次長
の7名の皆様です。
ニューヨーク進出によって自らの企業の強みや課題を再認識し、発展をしている皆様のお話を伺い、日本の中小企業の底力を感じました。
午後3時には、川崎重工業株式会社の経営するKawasaki Rail Car , Inc.のYonkers工場を視察しました。
始めに、荒木暢一郎社長から会社の概要についてお話を伺いました。
北米では主要4社で68%のシェアを占めており、当社のシェアハウス18%強とのこと。
特に興味深かったのは、車両の安全性に対する考え方の日米の違いでした。日本は車両を軽量化しながら、制御によって衝突をなくす考え方なのに対し、アメリカでは、衝突することを前提に、強固な構造にすることを求められるそうです。この結果、アメリカの車両は日本の車両の倍以上の重量があり、値段も高いそうです。
その後、実際に車両を製造する工場を見学しました。丁度、新造の車両は作られていなかったものの、装備のリフォームのために作業が進められている地下鉄の車両を見ることが出来ました。
電車の信頼性では、当社の製造車両は要求基準を大きく超え、高い評価を得ているとのこと。
ものづくり日本の文化がここでも生きていることを感じました。
午後4時に見学を終了し、バスでホテルに向かいました。途中、話題のトランプタワーの前を通りました。改めてその大きさにびっくりしました。
午後7時からは、日系メディアの皆様との夕食会が行われました。
フジサンケイ・コミュニケーションズ・インターナショナル、時事通信、読売新聞、共同通信、NHK、TBS、日本テレビ、日本経済新聞社、朝日新聞の各社の皆様が出席くださり、それぞれのテーブルで夕食をとりながら懇談をしました。
様々な話題に花が咲き、とても有意義な夕食会でした。
(青空の下に立つ国連本部ビルです。)
(街角で綺麗な花たちに出会いました。)
(グランドセントラルの内部です。広々とした空間が広がっていました。)
(切符売り場も昔ながらの雰囲気があって素敵でした。)
(街角の街頭には、星条旗と花が飾られていました。)
(丁度9時半に、「SerenityShares」という企業の上場を記念する鐘を鳴らすセレモニーを見ることが出来ました。)
(中央のひときわ背が高い方が、プレジデントのトーマス・W・ファーリーさんです。)
(多くの人が働いている様子から、その活気を感じました。)
(ジョン・タトル上場企業担当本部長から浜田靖一委員長に訪問を記念するメダルを頂きました。)
(証券取引所の近くに設置された牛の彫刻は、触ると株があがるとも言われているそうで、大人気でした。)
(同時多発テロの際にビルの中にいた方から、当時の様子をお聞きしました。)
(貿易センタービルの跡地には、水が流れる池が作られました。)
(1955年に広島の被爆者の佐々木禎子さんが12歳の時に折った小さな折り鶴が2007年に兄の雅弘さんからこの博物館に寄贈されました。東日本大震災の際には、貿易センタービルの鉄で作られた鶴のモニュメントが被災地に送られました。この両国の絆を表したコーナーで記念撮影をしました。)
(貿易センタービルが建っていた場所に作られた池です。周辺の金属部分には、犠牲になった方々の名前が刻まれていました。)
(新たに作られたワールドトレードセンターは、ドバイのビルには及ばないものの、西半球では最高の高さだそうです。)
(昼食会の冒頭に浜田靖一委員長からご挨拶を頂いているところです。)
(左から三浦治義代表、古谷亮二社長、田中博敏事務所長、大村沙紀マネージャーです。)
(昼食会の終了後に全員で記念撮影をしました。)
(Kwasaki Rail Car,Inc.の外観です。)
(始めに会議室で会社の概要についてのお話を伺いました。)
(工場の長さは500メートルあるそうです。)
(内部のリフォームのために作業中の地下鉄の内部を見学させて頂きました。)
(地下鉄車両の前で記念撮影をしました。)
「衆議院米国政治経済事情等調査議員団」視察2日目
2017年7月10日 月曜日
ニューヨーク2日目の朝、7時から朝食をとり、その後1時間ほどホテルの周辺を散歩しました。
ニューヨークの象徴とも言えるエンパイアステートビルの周辺を巡り、ビル街の中にあるブライアント公園の中を散策し、グランド・セントラル駅を見て帰ってきました。
働く人、職場に向かう人、公園でくつろぐ人などに出会い、ニューヨークの朝の雰囲気を感じることが出来ました。
本日は、多くの識者の方からお話を伺い、意見交換をしました。
午前9時半からは、日本総領事館において、米国法人JCIEのジェームズ・ギャノン事務局長から、トランプ政権の政策や今後の見通し、日米関係の今後などについて、お話を伺うことが出来ました。
正午からは、アメリカで活躍されている金融機関の皆様との昼食会が行われました。
ご出席下さったのは、
ブライアン・ケリー ACQ創業経営者
ジェフリー・ザバテロ SMBC日興證券債権部門ヘッド
雨宮愛知 野村証券米国エコノミスト
石原哲夫 米国みずほ証券債権部門ストラテジスト
栗原浩史 三菱UFJ銀行チーフ米国エコノミスト
の5名の皆様です。
私は、特に、隣に座られたブライアン・ケリーさんと、日本企業の成長戦略や資本市場の育成策などについて、中身の濃い意見交換が出来ました。
午後2時からは、総領事館において、コリア・ソサイエティのステファン・ノーパー上級副会長から、北朝鮮問題を中心に多角的なお話を伺いました。
午後4時からは、コロンビア大学を訪問し、コロンビア大学国際関係・公共政策大学院のメリット・ジャノー学部長から、TPP離脱後のアメリカの通商政策や、経済格差の問題などについてお話を伺い、質疑を行いました。
午後7時からは、イタリアンレストランにおいて、日系企業幹部の皆様との夕食会が行われました。
ご出席下さったのは、
北米三菱商事の水原秀元 社長
双日の泉谷幸児 米国社長
北米トヨタ自動車の羽澄幹夫 副社長
JFEスチールアメリカの山口忠昭 社長
全日本空輸の功刀秀記 米州総支配人
米国三菱地所の増田哲弥 社長
米国大和証券の澤野隆之 会長
三井住友銀行の川端 米州本部長
三菱UFJ銀行の浅田浩司 米州統括部長
です。
また、三井住友銀行の川端本部長は、かつて私が住友銀行で働いていた時に一緒の部屋で共に頑張った後輩です。25年ぶりに再会することが出来、感激しました。
本日は、多くの皆様と充実した時間を持つことが出来、思い出に残る1日となりました。
(エンパイアステートビルの足元から撮影しました。さすがに風格があります。)
(周りをビルに囲まれたブライアント公園は、まさに都会のオアシスといった感じでした。)
(公園には、こんな古いメリーゴーランドがありました。)
(公園には、こんな古いメリーゴーランドがありました。)
(ビルそのものが現代アートという感じがしました。)
(グランドセントラル駅です。)
(正面の上部に飾られた彫刻も立派でした。)
(ワシも威厳がありますね。)
(米国法人JCIEのジェームズ・ギャノン事務局長を囲んで記念撮影をしました。)
(コロンビア大学のジェイソン・ボルドフ教授を囲んで。)
(昼食会でお話をしたACQ創業経営者のブライアン・ケリーさんとのツーショットです。)
(コリア・ソサイエティのステファン・ノーパー上級副会長との記念写真です。)
(コロンビア大学のメリット・ジャノー大学院長を囲んで記念撮影しました。)
(コロンビア大学のからの眺めです。高層ビル群が一望出来ました。)
(夕食会で同じテーブルについた皆様との記念写真です。左から大西健介理事、石田真敏与党筆頭理事、北米トヨタ自動車の羽澄幹夫副社長、私、双日の泉谷幸児米国社長、三菱UFJ銀行の浅田浩司米州統括部長、財務省主計局の関口祐司主計企画官です。)
(久しぶりに再会することが出来た三井住友銀行の川端信之米州本部長とのツーショットです。)
(ホテルの部屋に戻ると、窓からライトアップされたエンパイアステートビルが綺麗に見えました。)
「衆議院米国政治経済事情等調査議員団」視察1日目
2017年7月9日 日曜日
7月9日は、衆議院予算委員会海外公式派遣の一員として、午後5時過ぎの便で成田からニューヨークに向けて出発しました。(飛行機の中からの投稿です。)
団の公式名は、「衆議院米国政治経済事情等調査議員団」です。
ニューヨークとワシントンで様々な皆様にお会いし、アメリカの状況を様々な角度から学んで参ります。
夕食会では、ニューヨーク総領事の髙橋礼一郎大使から、最近のアメリカの情勢について様々な角度からお話を伺うことが出来、大変充実した会となりました。