2013年11月29日 のアーカイブ

道路調査会開催、財務省へ要望活動、独法改革ヒアリング、リニア特別委員会、森林対策財源確保検討チーム、治水全国大会に出席、「永遠の0」試写会に参加

2013年11月29日 金曜日

11月29日は、午前8時から「ITS推進・道路調査会」が開催され、司会進行を行いました。昨日発表された高速道路料金割引改定案について国土交通省より説明を受け、議論を行いました。

道路予算の必要額確保と、運送事業者や観光客向けなどに対する割引の充実について多くの意見が出され、こうした声を踏まえ、道路調査会としての決議文が採択されました。


午前9時には、道路調査会役員並びに有志の先生方総勢17名で財務省の香川主計局長を訪ね、決議文をお渡しし、懇談をしました。経済成長や地域活性化の基盤となる道路の予算の確保と、高速道路料金割引に対する財政支援を求めました。


午前10時半からは「行政改革推進本部 独立行政法人・特別会計委員会」が開催され、研究開発法人の制度・運用についてヒアリングを行いました。

独立行政法人の枠内で「研究開発法人」としての特則を設け、運用の改善を図る案と、独立行政法人の枠外に新たな「研究開発法人」の制度を創設する案について、それぞれの主張を聞き、質疑応答を行いました。本日は結論を出さず、追加資料等を求めた上で、村上委員長の下で検討を行うこととなりました。


正午からは、「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」に出席しました。JR東海の山田佳臣社長からリニア中央新幹線の進捗状況及び今後のスケジュールについてお聞きし、次に関西広域連合を代表して仁坂吉伸和歌山県知事より、東京大阪同時開業に関する要請を頂きました。さらに国土交通省よりリニア建設に関係する税制要望が出されました。

私からは、南アルプストンネルの残土処理に必要な道路整備など、地域としっかり話し合って事業の促進を図って欲しいことをJR東海に対してお願いするとともに、名古屋大阪間同時開業に必要な事業費試算などについて質問しました。JR東海からは、建設に伴う債務の上限を考えると、大阪までの同時着工は資金繰りが出来ず困難であるとの姿勢が示されました。日本全体の成長力を高める観点からも、引き続き、資金調達の在り方を含め、大阪までの同時開業を可能とする方策を模索していきたいと思います。


午後1時からは、「森林吸収減対策の税財政確保に関する緊急検討チーム」の初会合に出席し、ご指名により座長代理兼事務局長を拝命しました。

先に発表された2020年度までに削減する二酸化炭素量の目標である3.8パーセントの内、2.8パーセントは森林吸収源によるものです。しかし、これまでの森林整備事業は、毎年の当初予算では必要な予算が確保されず、かろうじて補正予算を加えてまかなってきました。国をあげて二酸化炭素吸収源対策に取り組まなければならないことを踏まえ、安定的な財源確保のため、国民の皆様の理解が得られる税制の創設に向けて頑張ってまいります。


午後2時からは「平成25年度治水事業促進全国大会」に出席しました。地球温暖化による影響ともいわれる集中豪雨や巨大台風などの異常気象が続く中、今まで以上に治水事業の必要性が増しています。私も、戸草ダムの建設や天竜川をはじめとする河川の改修事業の推進に向けて、頑張る決意です。


その後、議員会館で各種団体の皆様から税制改正についてのご要望を受けるとともに、独立行政法人改革取りまとめに関する打ち合わせ、議員連盟総会開催に向けた打ち合わせなどを行いました。


午後6時半からは、12月21日に公開予定の映画「永遠の〇」の試写会に行きました。百田直樹さんの原作を読んで感動し、本日映画を観て、あらためて感動がよみがえりました。戦争を体験された方や亡くなられた方々の思いに触れ、どのように日々を生きるべきか、この国はいかにあるべきなのかを考えました。是非多くの皆様にご覧いただきたい映画です。


(「ITS推進・道路調査会」での山本有二会長からのご挨拶です。)


(財務省の主計局長を訪ね、山本会長から決議文を手渡しました。)


(「行政改革推進本部 独立行政法人・特別会計委員会」での望月義夫本部長からのご挨拶です。)


(「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」での竹本直一委員長からのご挨拶です。)


(「森林吸収減対策の税財政確保に関する緊急検討チーム」での吉野正芳座長からのご挨拶です。)


(「平成25年度治水事業促進全国大会」で、紹介を受け、皆様にご挨拶をしているところです。)


(映画「永遠の〇」のビラです。クリックで裏面も含め、PDFデータをご覧いただけます。)