2013年6月3日 のアーカイブ

東京後援会主催朝食会開催、「農民の健康を創る会」で佐渡の厚生連病院を視察

2013年6月3日 月曜日

6月3日は、都内において、朝8時から東京後援会主催の朝食会を開催させていただきました。

早朝にもかかわらず、多くの皆様にご参加いただきました。私から、約40分にわたり、「経済産業分野の課題と今後の展望」と題したお話をさせて頂き、その後は会場の皆様からご質問やご意見をお受けしました。

おかげさまで、皆様から「おもしろかった。」「良い話が聞けた。」などの言葉を頂きました。早朝よりご参加いただいた皆様に、改めて心から感謝を申し上げます。


その後、議員連盟「農民の健康を創る会」の現地視察のために、佐渡市に向かいました。

東京を10時過ぎに出発して、12時半前に新潟駅に到着、その後、新潟港から午後1時発の佐渡汽船「ジェットフォイル」に乗り、2時過ぎに佐渡島の両津港に到着、2時半に、最初の視察場所である「佐渡総合病院」に到着しました。

今回の視察には、農民の健康を創る会から、会長の宮越光寛先生、幹事で医師でもある小松裕先生、そして事務局長の私の3名が参加した他、自民党事務局、農林水産省、厚生労働省、JA全中、JA厚生連の皆様も参加されました。

佐渡総合病院は、平成23年11月に新築移転した新しい病院で、病床数354床、25の診療科を持っています。

はじめに、百都健院長先生のご案内で、屋上のヘリポートや、救急センター、放射線治療装置など、院内を約40分にわたってご案内頂いた後、懇談会を行いました。

院長先生からは、医師も看護師もぎりぎりの体制で運営していることの説明を頂いた上で、
「診療報酬において、医師不足の現状を考慮して医師の員数の基準の適用について離島の特例を拡大してほしい。」
「人口の少ない地域の医療機関に医師や看護師を派遣するシステムを構築してほしい。」
などの要望を頂きました。

単位人口当たりの医師数が欧米などに比べて少ない日本において、偏在を是正するシステムを創ることが大切であることを再確認しました。


午後4時過ぎに次の視察先である「真野みずほ病院」に移動しました。「真野みずほ病院」は、精神科の病床を158床持ち、外来で内科、皮膚科、耳鼻咽喉科の診察を行っています。

平成15年までは国立の療養所として経営をされていたものを厚生労働省より経営移譲を受けて、スタートした経緯があり、建物は多少古いものの、広々とした廊下など、開放感のある病院でした。

長島清院長先生からは、「新潟県厚生農業協同組合連合会が複数の病院経営を行っているため、真野みずほ病院のように経営が厳しい病院でも維持していくことができている。」とのお話をお聞きしました。条件不利な医療機関も含めて総合的に経営をおこなっている厚生連の重要性を感じました。

当初は佐渡に一泊して上京する予定でしたが、6月4日の午前中から経済産業委員会が開催されることとなったため、私はここから両津港に向かい、新幹線で東京に向かいました。

日帰りでの佐渡視察でしたが、大変勉強になりました。


(勉強会を兼ねた朝食会に、多くの皆様がご参加頂きました。皆様に心から感謝申し上げます。)


(新潟港から、この「ジェットフォイル」で佐渡島に向かいました。最高時速約80キロのスピードで高速走行します。ボーイング社の開発だそうです。)


(1時間弱で、佐渡島が見えてきました。本当によい天気に恵まれました。)


(両津港から佐渡総合病院に向かう途中の田園風景です。運が良ければ「トキ」がみられるとのことでした。)


(佐渡総合病院は、まさにできたてのピカピカで、とても明るい雰囲気の病院でした。)


(屋上のヘリポートで、視察に参加したメンバーで記念撮影を行いました。)


(放射線治療装置「リニアック」の前で。右から宮越光寛先生、百都院長先生、私、小松先生です。)


(約50分間にわたり、離島における医師や看護師不足の現状や対策を中心に質疑が行われました。)


(「真野みずほ病院」の入り口で長島清院長先生を囲んで記念撮影。)


(両津港のお土産アーケードは様々なものが売っていて、とても充実していました。)


(上越新幹線は2階建てで、8両の車両が連結された16両編成でした。)


(新潟駅で買った「ま(鱒)、さ(鮭)、か(蟹)、いくら なんでも寿司」を車内で食べました。とてもおいしかったです。)