2022年6月8日 のアーカイブ

農林合同会議、みどりの食料システム戦略勉強会、酪政会、公共交通再構築議連、教育立国推進協議会に出席しました

2022年6月8日 水曜日

6月8日は、午前8時から「総合農林政策調査会・農業基本政策検討委員会・農林部会 合同会議」に出席しました。

本日は、米の需要拡大・創出検討PTの鈴木憲和座長から「米の需要拡大・創出検討プロジェクトチーム第一次提言(案)」について説明を受け質疑を行いました。

米の需要拡大について、多角的に分析し、今後取り組むべき政策をとりまとめた素晴らしい内容の提言だと感じました。

引き続いて、農業基本政策検討委員会の小野寺五典委員長から「米政策の推進に関する決議(案)」について説明を受け、質疑を行いました。

この決議には、「畑作物の生産が定着した水田については、生産者や産地が、高収益作物だけでなく、多くの作物で畑作物の産地形成に取り組み、営農が継続できるよう十分な支援を検討すること。」と明記されており、畑作支援策の充実を目指している点が重要と考えます。

午前10時すぎからは、「第4回みどりの食料システム戦略勉強会」に出席しました。

本日は、金融庁より「地域金融機関による農業分野での取組事例」について、日本政策金融公庫より「金融の視点からみた農業分野の課題」についてそれぞれ説明を受け、質疑を行いました。

特に、日本政策金融公庫からは、主業経営体(農業所得が主で1年間に60日以上自営農業に従事している65歳未満の世帯員がいる個人経営体)の世帯所得は、2018年に801万円へと上昇し、全世帯の平均所得552万円を大きく上回るなど、2005年以降、農業は「稼げる産業」になってきた、との指摘を頂きました。

様々な成功事例についても学ぶことが出来、農業の成長産業化の可能性を感じる勉強会となりました。

午前11時過ぎからは、「自民党 酪政会」に出席しました。

本日は、森英介会長からのご挨拶に続いて、農水省より「酪農畜産をめぐる情勢」について説明を受け、日本酪農政治連盟の佐藤哲(たどる)委員長よりご要望を伺い、意見交換を行いました。

飼料などの価格上昇により、現在の乳価では酪農経営が赤字となっている現状を踏まえ、配合飼料価格安定基金制度の適切な運用などの緊急対策に加え、消費者への理解醸成や需要拡大策とともに牛乳価格の引き上げを実現することが必要であることを感じました。

午後2時からは、「ポストコロナの地方創生実現のための公共交通ネットワークの再構築を目指す議員連盟 総会」に出席しました。

本日は、宮沢洋一会長からのご挨拶に続いて、津島淳事務局長から、昨日閣議決定された「骨太方針2022等の記述についての報告」を受けました。

つぎに、定期航空協会の大塚洋理事長と日本旅客船協会の山﨑潤一会長から現状や課題に関するお話しをいただき、質疑を行いました。

私からは、それぞれの分野でのカーボンニュートラルへの対応の現状について質問し、回答を頂きました。

午後4時からは、「教育立国推進協議会 総会」に出席しました。

本日は、下村博文会長からのご挨拶に続いて、これまでの議論を踏まえて「提言書案」について民間幹事長の井上智治先生からご報告を頂き、意見交換を行いました。

提言は、「大学までの教育無償化」「地域格差、家庭格差、障害格差をなくし、教育を多様化する」「インプット教育からアウトプット教育へ」「経済優先から精神的豊かさ(Well-being+志)へ教育のあり方を変える」「教員等の勤務環境を改善する」「個別最適化された全世代型の教育の機会を保障する」の6つの柱から構成されています。

私からは、「ICTの活用による障害格差の解消策の推進」と、「様々な課題を認識し、自分や社会の可能性に気づき、志を立て、国や世界に貢献する意識を育む志の教育の実践」の重要性を訴えました。


総合農林政策調査会・農業基本政策検討委員会・農林部会合同会議での小野寺五典農業基本政策検討委員長のご挨拶です。


米の需要拡大に関する提言です。クリックで全文をご覧いただけます。


農業基本政策検討委員会の決議です。クリックで全文をご覧いただけます。


みどりの食料システム戦略勉強会で金融庁から説明を受けているところです。


自民党酪政会での森英介会長のご挨拶です。


酪政会で日本酪農政治連盟の佐藤哲(たどる)委員長から要望について伺っているところです。


会議終了後に、長野県酪農政治連盟の柳澤宏委員長と記念撮影をしました。


ポストコロナの地方創生実現のための公共交通ネットワークの再構築を目指す議員連盟総会での宮沢洋一会長のご挨拶です。


教育立国推進協議会での下村博文会長のご挨拶です。


民間幹事長の井上智治先生から提言書案の内容についてご報告を頂いているところです。