2017年7月 のアーカイブ

災害対策特別委員会、憲法改正推進本部、日本マレーシア協会創立60周年記念懇親会に出席

2017年7月26日 水曜日

7月26日は、正午から「災害対策特別委員会」に出席しました。

本日は、「福岡県・大分県等の大雨と、今般の梅雨前線の伴う大雨に関する被害状況並びに政府の対応状況」について、内閣府、気象庁、国土交通省、防衛省、環境省、農林水産省、厚生労働省より説明を受け、質疑を行いました。

改めて、これらの大雨がこれまでにない規模であったこと、砂防堰堤の整備等、防災対策の効果が大きいこと、復旧に向けた取組みが急務であることなどを実感しました。


午後2時からは、「憲法改正推進本部」に出席しました。

本日は、「一票の格差・合区」について、これまでの経緯や論点についての説明を受けた後、出席氣議員からの意見発表が行われました。

私からは、「明治維新以来、首都圏への人口移動が続いているのは、他の先進国にみられないことであり、これを是正することが必要。自民党の憲法草案前文には、「美しい国土と自然環境を守りつつ」との記述があるが、これを実現するためにも、地方における適正な議員定数の確保が必要。特に、面積の広い地方では移動にも時間がかかり、有権者の政治へのアクセスを確保する観点からも、自民党草案にあるように、選挙区は人口を基本とし、行政区画、地勢などを総合的に勘案して定めることを憲法に明記すべき。」との趣旨で発言をしました。


午後7時からは、「日本マレーシア協会創立60周年記念懇親会」に、日本マレーシア友好議員連盟事務局長の立場で出席しました。

日本マレーシア協会は、両国間の文化・教育・経済交流の促進に多大な貢献をされてきました。

マレーシアから日本への私費留学生約3000人に身元保証を与えたことや、サラワク州で40万本以上の植樹による熱帯雨林再生活動を行い、その地域が「アペン国立公園」として認定されたことは、特筆すべきことです。

本日は、はじめに日本マレーシア協会の副会長であり、日本マレーシア友好議員連盟会長でもある古屋圭司先生のごあいさつがあり、続いて、安倍総理大臣のビデオメッセージの披露、イズラン駐日マレーシア大使と小田原外務大臣政務官の来賓あいさつがありました。

その後、日本マレーシア協会の小川孝一理事長の音頭で乾杯が行われ、懇親会がスタートしました。

日本とマレーシアの友好促進に活躍されている様々な方々とお話することが出来、楽しく有意義な懇親会でした。


(災害対策特別委員会において、九州での豪雨災害に関して発言される原田義昭先生です。)


(憲法改正推進本部で保岡興治本部長からご挨拶を頂いているところです。)


(日本マレーシア協会の古屋圭司副会長、小川孝一理事長との記念写真です。)


(会のはじめに、古屋圭司先生からのご挨拶がありました。)


(イズラン駐日マレーシア大使、古屋圭司先生との記念写真です。)


(テーブルでご一緒させて頂いた皆様との記念写真です。私の左は、マレーシア大使館のモハマド・イシュリン参事官、右は、日本マレーシア協会の西田重信顧問です。)

加計学園の獣医学部新設問題についてお伝えします

2017年7月25日 火曜日

7月24日には、衆議院予算委員会、25日には、参議院予算委員会において閉会中審査が行われ、今治市の獣医学部新設問題についての質疑が行われました。

参議院での議論は、安倍総理が加計学園の申請をいつ知ったかという点が主な論点でしたが、この問題の本質は、加計理事長が安倍総理の長年の友人であったために、獣医学部の新設の過程が歪められたか否か、という点にあると思います。

そうした本質を抑えた上で、一つ一つの論点を取り上げて丁寧に質疑を進められたのが、昨日の小野寺五典先生でした。(お時間のある方は、衆議院TVのホームページで是非ご覧頂きたいと思います。)

結論を要約すれば、「今回の獣医学部新設は社会のニーズに沿った規制改革の結果であり、プロセスにおいて総理の政治的圧力がかけられたとは考えられない。」ということです。


以下に、質疑を通じて明確になった論点についてお伝えをします。

1.獣医師は、食肉検査や、鳥インフルエンザ対策などの動物検疫、製薬業界などで不足しているが、獣医系大学は50年以上新設が認められていない。地域的には、四国ブロックだけが獣医系大学が存在していない。

2.加戸前愛媛県知事が、鳥インフルエンザや口蹄疫などの問題に際し、獣医師不足を実感していたところ、愛媛県議会議員と加計学園事務局長が友人関係であったことから、平成19年に獣医学部開設の話がはじまった。他の学校にも働きかけたが、応じてくれた唯一の学校が加計学園であった。

3.国家戦略特区諮問会議ワーキングチーム座長の八田参考人によれば、総理から岩盤規制を打破すべきだとの強い意志は示されたが、特定の事業者を優遇してほしいという意向が示されたことは一度もない。

また、本来、一つの特区で行われた改革が他の特区でも自動的に適用される仕組みとなっているが、本年1月の告示で「平成30年の新設は1校のみ」という限定がついたことで「政府は当初から今治市のみを認めるともりであり、ここに不正があったのではないか」との憶測を呼んだが、これは、複数校の新設を懸念した獣医師会の意向を反映したものであり、総理やその周辺による働きかけによるものではない。

議論の経緯は議事を公開しており、透明性の高いプロセスで行われている。

(八田委員が当日配布された「国家戦略特区 獣医学部の新設について」もご参照ください。)

4.総理は国家戦略特区諮問会議議長として、改革をスピードを持って進めていくよう指示をしてきたが、個別の案件について指示することは全くない。

5.萩生田官房副長官、藤原内閣審議官、山本担当大臣、松野文科大臣のいずれも、総理から獣医学部新設について指示を受けたことがない。

6.前川前文部科学次官は、文科省内の文書にある「官邸の最高レベルが言っていること」「総理のご意向と伺っている」などの記述が正しいと信じていると話しているが、総理に確認したことはない

また、和泉総理補佐官から「国家戦略特区における獣医学部の新設について対応を早く進めろ」「総理は自分の口からは言えないから、代わって自分が言うんだ」と言われ、それ以前に加計学園の木曽理事から要請を受けたことがあったので、これは加計学園のことだと考えた。(推測した)

(なお、和泉総理補佐官は、「総理は自分の口からは言えないから・・・」という発言はしていないと否定している)

前川次官(当時)は、担当の専門教育課を呼んで泉補佐官からの言葉をそのまま伝えたが、大臣や他の局長と協議するようなことはしなかった。

7.この結果、総理の意向ということで文部科学省内での手続きが歪められたということはなく、最終的な判断は、公正中立である審議会において、専門家の委員によって決められた。


最後に、小野寺先生が、同じく獣医学部の新設を計画して認可が得られなかった京都産業大学と京都府知事のコメントを紹介されたのが印象的でした。

京都産業大学は、記者会見で「不透明な決定だとは思わない。納得できない部分も特にない。」と話されています。

また、京都府知事は、「きちっと委員会で判断された。京都府がこれまで取り組んだのは昨年が初めて。加戸さんの愛媛県と比べると我々としては努力が足りなかった。結局、思いの問題だ。どれだけ熱心に獣医学部の必要性を訴えてきたかという話になる。加戸さんは本当に必死になってやってこられた。そして競争に敗れたことについて、恨み言を言う気は全くございません。」と話されたそうです。


小野寺先生は、「当事者、第三者、競争相手も適正と言っているのに、文部科学省の中でいろいろな文書が出てきているのが問題であり、松野大臣と当時の前川次官の信頼関係が密であれば問題にならなかったのではないか」との指摘もされています。至言だと思います。


(衆議院予算委員会で小野寺先生が質問されている様子です。)

衆議院予算委員会開催、地元市町村長より道路整備等についての要望書受領

2017年7月24日 月曜日

7月24日は、午前8時35分から衆議院予算委員会理事会、午前9時前から衆議院予算委員会が行われました。

本日は、「安倍内閣の基本姿勢(国家戦略特区等)」をテーマに、5時間にわたる質疑が行われました。

いわゆる「加計学園問題」を中心に議論が行われましたが、安倍総理の丁寧な答弁が印象的でした。

(本日の質疑の内容については、衆議院TVのホームページでご覧いただけます。)


午後4時過ぎには、伊那市の白鳥孝市長、駒ヶ根市の杉本幸治市長、南箕輪村の唐木一直村長、中川村の宮下健彦村長、塩尻市の百瀬孝仁建設事業部長、豊田市の岡本哲志建設部副部長がお見えになり、三遠南信自動車道建設促進、一般国道153号の整備促進及び道路財源確保、天竜川上流治水事業促進についての要望書を頂き、お話を伺いました。

道路整備、治水事業の推進は地方創生の要であることを踏まえ、ご要望の実現に努力することをお誓いしました。


(衆議院予算委員会理事会の様子です。)


(小野寺五典先生の質問に答える安倍晋三総理です。)


(予算委員会の発言表です。)


(関係市町村の皆様から、三遠南信自動車道、国道153号線、天竜川上流治水事業の推進に関する要望書を頂きました。)

飯伊少年野球大会開会式に出席、喬木村議会議員の皆様と懇談、飯田市の新型高齢者住宅を見学、二宮野池神社例祭に出席、飯田市議員連盟主催懇談会開催

2017年7月23日 日曜日

7月23日は、午前8時半から、飯田市で開催された「第46回飯伊少年野球大会開会式」に出席しました。

出場される小学生の選手の皆さんが元気に行進する姿から私も元気を頂きました。


午前10時には、喬木村役場を訪問し、新たに増築された議会棟を見学しました。

その後、村長室において正副議長をはじめとする議員の先生方、村長とも懇談をさせて頂きました。


午前11時には、7月15日に落成式が行われた、地域包括ケア複合施設「ウェルネスタウン丘の上」を見学しました。

この施設は、通常のサービス付き高齢者向け住宅の機能にとどまらず、1階には診療所、訪問看護ステーション、介護ステーション、通所デイサービスセンター、スポーツジム、学生が自習をしたり地域の皆様が会合も開ける地域交流センター、2階には美容室、さらに敷地の一角には、かつての酒蔵を改造したおしゃれなカフェレストランなどが併設され、地域の皆様にとっても開かれた施設となっています。

暮らしなれた街中で安心して暮らしたいというニーズと、暮らしを豊かにする施設が地域にほしいという住民の皆様の願いを同時にかなえる素晴らしい取り組みであると思います。

やはり、募集と同時に、全室の契約が決まったそうです。今後、こうした取り組みが広がることが期待されます。


午後1時半からは、飯田市千代の信濃國二宮 野池社で行われた例祭に出席しました。

本殿での神事では玉串奉奠をさせて頂きました。また、引き続き行われた席と、境内の農村舞台で行われる夏祭りの開会式でお祝いのご挨拶を申し上げました。

千代地区を含めた竜東地区は、三遠南信自動車道の開通などで大きく発展する地域です。皆様には、野池神社を地域の宝として心をひとつに、地域を盛りあげて頂きたいと感じました。


午後4時からは、飯田市議会議員の有志の皆様で構成された後援会組織である「飯田市議員連盟」の先生方と、ゲストでご参加下さった飯田市の牧野光朗市長との懇談会に出席しました。

前半では、近況報告を兼ねた国政報告を申し上げ、後半では美味しい豚しゃぶなどを頂きながら、皆様と充実した懇談のひと時を持つことが出来ました。ご参加頂いた皆様に、心から感謝を申し上げます。


(飯伊少年野球大会開会式での選手入場の様子です。)


(私から、選手の皆さんの健闘を祈ってお祝いのご挨拶をしました。)


(各チームの旗がホームベース近くに集まり、素晴らしい選手宣誓が行われました。)


(喬木村の新しい議場で、村議会議員の先生方、市瀬直史村長とともに記念撮影をしました。私の左が新議長の下岡幸文先生、私の右が新副議長の小池豊先生です。)


(村長室で、皆様方と様々な話題について懇談をさせて頂きました。)


(根羽村産の木材を多用した「ウェルネスタウン丘の上」の外観です。)


(玄関ホールにも根羽杉の大木が大黒柱のように設置されていました。)


(エアロバイクなどが並ぶスポーツコーナーです。筋トレマシンも設置していく予定とのことでした。)


(飯田病院の矢澤事務局長(左)のご案内で、私の飯伊後援会長である唐沢弘文先生と共に各部屋など、内部の施設を見せて頂きました。)


(施設のとなりに建てられた、倉を改造したカフェレストランの外観です。中もとてもおしゃれな雰囲気でした。)


(信濃國二宮 野池社の例祭の後の席で、お祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(境内で行われた夏祭りの開会式でもご挨拶をさせて頂きました。)


(飯田市議員連盟の先生方に国政報告を申し上げているところです。)


(会の最後に、出席くださった皆様全員で記念撮影をしました。)