2022年11月 のアーカイブ

美和ダム再開発「ストックヤード施設」完成式に出席、青崩トンネルの掘削現場を視察しました

2022年11月6日 日曜日

11月6日は、午前10時半から、伊那市高遠町で開催された「美和ダム再開発『ストックヤード施設』完成式」に出席しました。

私からは、昨日現場を視察させていただいたことを踏まえ、この「ストックヤード施設」が、ダムの貯水地内に堆積する土砂を浚渫してストックし、洪水時にバイパストンネルから流すことによりダムの機能を維持する、全国初の持続可能なダムを実現する取組であり、将来の戸草ダム建設と合わせて、地域の安心・安全の確保にも寄与するものであることを述べて、お祝いを申し上げました。

アトラクションでは、長谷中学校の皆さんが、素晴らしい「南アルプス太鼓」を披露してくださいました。

続いて、くす玉開披にも参加させていただきました。

昼食後、車で県境に向かい、三遠南信自動車道「青崩トンネル」の現場を視察しました。

長野県側から、すでに貫通している調査抗を進み、連絡抗で本坑の静岡県側に入り、切羽のある現場に到着しました。

現場で、工法などについて説明を受けました。資料にあるように、10月末時点で4998メートルの内、4674メートルを掘削済みであり、残りは324メートルとなっています。

今後は難所のため、長野県側と静岡県側でそれぞれ一日約1.5メートルのペースで掘り進む予定とのこと。いよいよ来年には、貫通が見通せるところまで来ました。

現場の視察の後は、本坑を通って静岡県側にでて、浜松駅から新幹線で上京しました。

静岡県側も各地で工事が続いています。一日も早い全線開通に向けて、皆様と力を合わせて頑張ってまいります。


美和ダム再開発「ストックヤード施設」完成式でお祝いを申し上げているところです。


長谷中学校の皆さんによる「南アルプス太鼓」の演奏の様子です。


完成式でのくす玉開披にも参加させていただきました。


ストックヤード施設の解説図です。


途中、伊那市の三峰川沿いでは、桜並木が綺麗に紅葉していました。


上方に写っているのは青崩トンネルにつながる高架橋です。


青崩トンネル本坑の長野県側の入り口です。


本坑の右側にある調査抗に入り、静岡県側に向かいました。


調査抗から連絡抗を左折して本坑に向かいました。


本坑に入ってさらに左折し、左側に重機が並ぶトンネルを進み、切羽の現場に向かいました。


現在の静岡県側の切羽です。


多くのアンカーボルトが打たれています。番号が書かれているのが、約1メートルおきに入れられている鋼材です。静岡県側から約1943メートルの場所であることを示しています。


これが補強に使われている鋼材です。


現場で、皆様と記念撮影をしました。


反転し、本坑を進んで静岡県側の坑口に出ました。


静岡県側の坑口で参議院議員足立敏之先生と記念撮影をしました。


三遠南信自動車道 青崩峠道路の概要です。

青崩峠道路のトンネル掘削状況です。

戸草ダム予定地・美和ダムストックヤードを視察しました

2022年11月5日 土曜日

11月5日の午後2時には、伊那市の長谷総合支所に集合し、ここから車に分乗して、国土交通省の皆様にご案内を頂きながら、戸草ダム予定地と美和ダムストックヤードを視察しました。

本日の視察には、参議院議員足立敏之先生もご参加下さった他、白鳥伊那市長、白鳥伊那市議会議長、宮原伊那市議会経済建設委員長、中山三峰川総合開発長谷地域対策協議会会長、織井三峰川みらい会議顧問が参加され、途中、美和ダムストックヤードには、稲田中部地方整備局長も駆けつけて下さいました。

戸草ダムの建設は、上伊那地域だけでなく、諏訪地域や下伊那地域の天竜川流域の安全確保につながるとともに、新たな水力発電を可能とするプロジェクトです。皆様と力を合わせて、建設に向けて努力してまいります。

美和ダムストックヤードは、美和ダムの浚渫土をストックし、豪雨時などにバイパストンネルを通じて下流に流すことにより、貯水量を確保する、持続可能なダムを実現するもので、全国で初めての取り組みです。明日は、完成式が開催される予定です。


伊那市長谷総合支所前で、視察メンバー全員で記念撮影をしました。


戸草ダム予定地で、中山三峰川総合開発長谷地域対策協議会会長から建設が決まった頃の写真を見ながらお話を伺っているところです。


建設予定地の近くでは、仙丈ケ岳方面が綺麗に見えました。


皆様と、記念撮影をしました。


三輪ダムストックヤードで、説明を受けているところです。


ストックヤード横での皆様との記念写真です。


水門と、手前にプールのように見えているのがストックヤードです。


ストックヤードの近くにもきれいに紅葉が色づいていました。


帰りがけに、美和ダム本体(左側)と、バイパストンネルの吐水口が見えるところで撮影しました。

もみじ湖紅葉祭りを訪問しました

2022年11月5日 土曜日

11月5日は、午前中からお昼にかけて、箕輪町の「もみじ湖紅葉祭り2022」を訪問しました。

今年から、インターネットで駐車場の予約を行い、会場までシャトルバスで行くシステムとなり、スムーズに会場に行くことが出来ました。

もみじ湖は、紅葉真っ盛り。天気にも恵まれ、美しい風景をたくさん撮影することが出来ました。

イベント広場では、紅葉を見ながら、美味しいローメン、ローメン饅頭、キノコ汁を頂きました。





































雇用問題調査会 勤務間インターバル推進PT、衆議院本会議に出席しました

2022年11月4日 金曜日

11月4日は、正午から「雇用問題調査会 勤務間インターバル推進PT」に出席しました。

本日は、オンラインで出席いただいた株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵代表取締役社長から「11時間の勤務間インターバルにおける少子化対策・エンゲージメント・業績向上・認知症・離職率低下等への効果について」と題したお話を伺い、質疑を行いました。

睡眠時間の確保が様々な良い効果を持つこと、特に6時間以上連続して睡眠をとることが重要であること、そのために勤務間の11時間のインターバルを導入することが必要であることを理解することが出来ました。

具体的な睡眠確保の効果として、
1.男女ともに長時間労働を防ぐことにより、女性が夜パソコンの光を浴びることが抑制され、これによりメラトニンの分泌が行われて受精率や妊娠率の向上につながる
2.離職率の低下に効果が高い
3.従業員満足度向上に効果が高い
4.国民一人当たりGDPと相関がある
5.企業のROE(利益率)と相関があり、数年継続する
6.認知症の発症を抑制する
7.事故・高血圧・過労死・メンタル疾患を防ぐ
8.上司が部下に侮辱的な態度を取るパワハラを抑制する
9.記憶力を高め、イノベーションを起こす
があるとして、それぞれデータに基づく説明を頂きました。

なお、運送業や医師など、インターバル確保が難しい現場もあることから、インターバルの推進にあたっては、現状をしっかり分析し、業務プロセスの改善や人材配置の見直しなど、丁寧に取り組むことが必要だと感じます。

午後1時からは、「衆議院本会議」が開催されました。

本日は、「裁判官報酬法」「検察官俸給法」「 競馬法」「 港湾法」「一般職職員給与法」「特別職職員給与法」「緊急支援給付金差押禁止法」「ガス事業法」「国会議員秘書給与法」の採決が行われ、いずれも可決されました。


雇用問題調査会 勤務間インターバル推進PTでの田畑裕明PT座長のご挨拶です。左側の画面に映っているのがご講演を頂いたワーク・ライフバランスの小室淑恵社長です。


衆議院本会議の議事日程です。