2021年8月29日 のアーカイブ

伊那市境区の「境桜並木」の草刈り作業に参加、辰野町、伊那市、駒ケ根市の被災箇所を視察

2021年8月29日 日曜日

8月29日は、午前8時から私の住む伊那市境区で行われた「境桜並木」周辺の草刈り作業に参加しました。

作業に先立って行われた会では、境桜並木管理会会長、境区長に引き続き、私からもご挨拶をさせて頂きました。

私からは、来年の春の桜の時期には多くの方が訪れることが出来るよう、感染症対策に取り組んでいくことと、先般の豪雨災害で当地域にも避難指示が出されたことを踏まえ、一層の治水対策に取り組むことを申し上げました。

午後2時前には、赤羽一嘉国土交通大臣、阿部守一長野県知事とともに、8月13日からの豪雨で辰野町の飯田線横川橋梁が傾き、JR飯田線が運休となっている現場を視察しました。

現場では、JR東海の田中守副社長から状況の説明を受けました。また、辰野町の武居保男町長から、赤羽大臣に対して、浸水被害のあった住宅などを含め、災害復旧のための支援などを求める要望がありました。

岐阜の被災地に向かわれる大臣をお見送りした後に、国土交通省の三上幸三砂防部長とともに、伊那市の昨年被災した三峰川の堤防の復旧工事が完成した現場と、8月13日からの豪雨で駒ケ根市の太田切川で護岸等が被災し、新大田切橋の橋脚が露出した現場を視察しました。

いずれの現場でも、災害発生時に、国と県と市、建設業者の皆様が迅速に連携して対応されていたのが印象的でした。

関係する皆様と連携を取りつつ、早期の復旧に向けて全力で取り組んでまいります。


境桜並木の草刈り作業の開始前に、ご挨拶をしているところです。


桜の木の根元の草を鎌で刈っているところです。


今回も多くの皆様が草刈り作業に参加されました。こうした活動が評価され、昨年は日本さくらの会から表彰を受けました。


ススキが輝く季節になりました。


作業終了後に、皆様と記念撮影をしました。


辰野町の飯田線横川橋梁が橋脚の洗堀による傾いている現場です。足元の橋脚は明治時代に建設されたものだそうです。


JR東海の田中守副社長から状況の説明を受けているところです。


辰野町の武居保男町長が、赤羽大臣に対して要望をされているところです。


皆様と、「復旧に向けて頑張るぞ!」との思いを込めて記念撮影をしました。


昨年被災した伊那市の三峰川の堤防の復旧工事が完成した現場で、災害時の状況や復旧の過程について説明を受けているところです。


右から、国土交通省の三上幸三砂防部長、私、伊那市の白鳥孝市長、国土交通省天竜川上流河川事務所の佐藤保之事務所長です。


太田切川の現場で、駒ケ根市の方から状況の説明を受けているところです。


右の滝のように見えるのは帯工です。その左側の河床が約6メートル削られ、その結果、左に見える新大田切橋の橋脚が足元まで露出し、急遽、テトラポットで周辺を保護する作業が行われています。


長野県建設部からは、さらに下流の状況についても説明を受けました。


右から、長野県伊那建設事務所の市岡恵利子所長、国土交通省の三上幸三砂防部長、私、駒ケ根市の伊藤祐三市長、国土交通省天竜川上流河川事務所の佐藤保之事務所長です。