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農業基本政策検討委員会に出席しました

2021年7月29日 木曜日

7月29日は、午後1時から「農業基本政策検討委員会」に出席し、冒頭に農林部会長としてご挨拶を申し上げました。

本日は、農林水産省より「米政策の推進状況について」の説明を受け、質疑を行いました。

これまで、少子高齢化や新型コロナウイルス感染症の影響による米の需要減少に対応するため、全国の産地の皆様に主食用米から、加工用米や飼料用米、WCSなどに作付けの転換をお願いしてきました。

6月末時点で、全国の主食用米の作付面積は、前年比で約6.1万ha程度の減少の見込みであり、今後の動向も踏まえれば、6.2~6.5万haの減少が見込まれます。目標の6.7万haには届かないものの、今後、ワクチン接種の拡大に伴い、外食の増加が期待されることも踏まえれば、米の需給が引き締まることにより、適正な価格形成に向けた効果が期待される水準となっています。

ご協力を頂いた全国の生産者の皆様、JA並びに農水省の皆様など、関係するすべての皆様のご尽力に感謝を申し上げます。

本日の会議では、作付け転換に応じて下さった皆様への戦略作物助成をきちんと行っていくことが重要であること、出来秋の作柄が豊作だった場合の対応もしっかり行っていくことなどが確認されました。


農業基本政策検討委員会で農林部会長としてご挨拶を申し上げているところです。


令和3年産米等の作付け意向の概要です。


主食用米の需要量の実績推移と来年の需要量予測です。