2018年6月 のアーカイブ

人生100年時代戦略本部に出席、伊那小学校国会見学、戦略研究会、厚生労働部会に出席

2018年6月5日 火曜日

6月5日は、午前8時から「人生100年時代戦略本部」に出席しました。

本日は、「幼稚園、保育所、認定こども園以外の無償化措置の対象範囲に関する検討会 報告書」と「人生100年時代構想会議」について内閣官房より説明を受け、質疑を行いました。

特に無償化措置の対象範囲について、活発な意見交換が行われました。


午前10時には、伊那市立伊那小学校の皆さんが国会見学に来られました。私から、国会の役割などについての説明をするとともに、皆さんのこれからの活躍を祈ってご挨拶をしました。


午前11時45分からは、「戦略研究会」に出席しました。

本日は、東京大学大学院法学政治学科教授の高原明生先生から、「中国の動向について」と題したご講演を頂き、質疑を行いました。

中国における権力構造の変化や外交の動向など、中国の抱える課題やリスクについて大局的に理解することができた、大変有意義な勉強会でした。


午後5時からは、「厚生労働部会」に出席しました。

本日は、「平成30年版自殺対策白書(案)」について厚生労働省より説明を受け、質疑を行いました。

平成29年の自殺者数は21,321人で、8年連続で減少していますが、10万人あたりの自殺者数は16.8人で、フランス、米国、ドイツ、カナダ、英国、イタリアなどの他の先進国よりも多いそうです。

また、自殺対策としてSNSを活用した相談対応の有効性が認識されており、今後、運用のガイドラインの策定などを通じて、本格運用に向けて準備をすすめるとのことでした。

そのほか、自殺の要因分析とその対策などについても議論が交わされました。健康問題を原因とする自殺が約半数を占めていることから、医療現場との連携も大切であることを感じました。


(人生100年時代戦略本部での岸田文雄本部長からのご挨拶です。)


(伊那市立伊那小学校の皆さんに国会についての説明をしているところです。)


(戦略研究会で、東京大学大学院法学政治学科教授の高原明生先生からご講演を頂いているところです。)


(厚生労働部会での橋本岳部会長からのご挨拶の様子です。)

「中山間地農業を元気にする委員会」島根県現地調査2日目、衆議院予算委員会理事懇談会に出席

2018年6月4日 月曜日

6月4日は、「中山間地農業を元気にする委員会」島根県現地調査2日目。

午前中に雲南市吉田町の集落営農組織団体による広域連携組織である「元気!!ファームズよしだ」を訪問し、錦織満会長からお話を伺いました。

「元気!!ファームズよしだ」は、平成29年度に地域の6つの組織が集まり、問題意識や連携のあり方について精力的に検討を重ね、今年の3月10日に設立された新しい組織です。

資材の共同購入、機械・施設の共同利用、ドローンによる農薬散布やセンチピートグラス吹付けによる畦畔除草作業の省力化、後継者育成、日本酒やみりんなどの高付加価値商品の開発と販売など、様々なことに取り組まれています。

錦織会長は、55歳で製造業を退職され、平成3年に農事組合法人すがやを設立、農業に本格的に取り組んでこられた方で、企業で身に着けた様々な手法が経営判断に役立っているとのお話も伺いました。

人生100年時代において、現役退職後に本格的な農業の担い手となる良いモデルだと感じました。

中山間地農業発展の可能性を感じた視察でした。


視察後に、出雲空港に向かい、昼食をとった後に、午後の飛行機で羽田に向かいました。


午後3時半からは、「衆議院予算委員会理事懇談会」が行われ、財務省と国交省より文書改ざん問題に関する報告を受けました。


(「元気!!ファームズよしだ」の錦織満会長から、年間を通じて様々な作物の生産を行っているハウスの前でお話を伺い、記念撮影をしました。)


(「元気!!ファームズよしだ」の取組みについて説明を受け、質疑を行いました。)


(本日の視察メンバーで錦織会長を囲んで記念撮影をしました。)


(空港に向かう途中のバスの中から撮影した水田風景です。)


(すべての視察日程を終え、出雲縁結び空港のロビーで、島根県のキャラクター「しまねっこ」とともに記念撮影をしました。)


(衆議院予算委員会理事懇談会の様子です。)

「中山間地農業を元気にする委員会」現地調査のために島根県へ

2018年6月3日 日曜日

本日は、「中山間地農業を元気にする委員会」の現地調査で島根県出雲市と雲南市を訪問しました。

参加した議員は、委員長の伊藤信太郎先生、前委員長の私、委員長代理の津島淳先生です。

午前に羽田を発ち、出雲空港近くで昼食をとり、バスで移動、午後2時から出雲市役所佐田支所で開催された意見交換会に出席しました。

8つの営農組合が連携して平成25年に設立された「株式会社 未来サポートさだ」の取組について、山本友義代表取締役より説明を受け、質疑を行いました。

お米のネット販売、WCS刈取り作業、オペレーターの講習、草刈りロボットやトラクター用ハンマーモアによる畦畔の草刈り作業支援、味噌などの加工、直売所経営など多角的事業に精力的に取り組まれていることを学びました。

その後、実際にリモコン操作の草刈りロボットを使った作業を見せて頂きました。

このロボットはデンマーク製で価格は410万円、JAしまねが2/3を補助してくれ、残りは借入で資金調達したそうです。

日本でもロボットを開発中ですが、最終的に、日本の大手農機メーカーが安価なものを販売し、メンテナンスもしてくれるのが理想だ、とのお話を伺いました。

途中、出雲市佐田町にあるパワースポット、須佐神社を訪問し、参拝しました。

須佐神社は、ヤマタノオロチを倒したスサノヲノミコトを祀る唯一の神社とのこと。樹齢1300年のご神木の大杉も迫力がありました。

午後5時過ぎからは、雲南市大東町にある「山王寺の棚田」を訪問し、山王寺本郷棚田実行委員会の高島幹雄代表と事務局の高木健次さんからお話を伺いました。

この棚田は、「日本の棚田百選」にも選ばれたところで、19haに200枚の棚田が広がる、とても美しいところでした。
「田んぼの学校」や「棚田祭り」で農業体験などをする子どもたちの声が聞こえるようになり、地域の皆さんも元気になったとのお話を伺いました。

「天王寺棚田舞」ブランドでのお米の販売に加え、今年から取り組みを始めた「棚田舞」という名前のお酒が昨日出来てきたとのことでした。

私も、本日学んだことを、棚田を中心に活性化に取り組む地域を応援する法律づくりに生かしていきたいと思います。

(出雲市佐田長で行われた意見交換会で、私からご挨拶をしているところです。)

(株式会社未来サポートさだの山本友義代表取締役からお話をうかがいました。)


(デンマーク製の草刈りロボットの作業を見学した後、ロボットを囲んで記念撮影をしました。)


(ロボットの内部です。手前の黄色いカバーのしたに、回転するハンマーがあります。)


(回転するハンマーの構造です。遠心力で草を叩くようにして刈ります。ハンマーは振り子のように動き、石など、硬いものがあったときは、跳ね返される構造のため、石跳ねも少なく、壊れにくいそうです。)


(前宮に参拝される伊藤委員長です。)


(スサノヲノミコトが祀られた本宮は、出雲大社のように高く作られた建物でした。)


(ご神木の大杉です。パワーを感じます。)


(社と大杉を背景に記念撮影をしました。)


(須佐神社の由来が書かれた看板です。)


(山王寺の棚だの美しい風景です。)


(山王寺本郷棚田実行委員会の高島幹雄代表からお話を伺っているところです。)


(お米の「山王寺棚田舞」と、にごり生酒の「棚田舞」です。)


(山王寺の棚田をバックに視察参加メンバーで記念撮影をしました。)

長野県植樹祭に参加、JAみなみ信州役員の皆様との要請懇談会に出席

2018年6月2日 土曜日

6月2日は、午前10時から売木村の南信州広域公園で開催された「第69回長野県植樹祭 平成30年度ふるさとの森づくり県民の集い」に参加しました。

始めに、天龍村の子どもさんたちと保護者の皆さんによる元気な太鼓演奏がありました。

午前10時半からの式典では、主催者である長野県の阿部守一知事と、開催地である売木村の清水秀樹村長よりご挨拶があり、引き続き、私からもお祝いのご挨拶を申し上げました。

さらに、今回の大会テーマである「続けよう 笑顔をつくる 森づくり」を考えた花田悠里さんと優秀賞の皆さんの表彰などに引き続き、キジの放鳥が行われました。

その後、式典会場から植樹会場に向けて10分ほど森の中を歩き、会場到着後に記念標柱の建立と記念撮影をしました。

植樹では、クワで約30センチの深さの穴を掘り、ヒノキの苗木を植えました。根の張ったところに穴を掘るのはなかなか大変でした。

また、ディプルという縦穴を掘る道具も体験しましたが、体重をかけて土に刺し、引き上げて苗を植えるだけなので、短時間で効率よく植林出来ました。

本日は、合計で4500本のヒノキを植林するとのお話でした。

植樹を終えて、会場に戻り、昼食を頂いた後で、売木村の観光大使である「ペペ」のお二人による歌と演奏の披露があり、会場全体が盛り上がりました。

天候にも恵まれ、自然や森の美しさを実感することが出来た植樹祭でした。


午後3時からは、JAみなみ信州の役員会議室で開催された役員の皆様との懇談会に出席しました。

はじめに、5月25日に開催された総代会で決議された「将来に引き継ぐ地域農業の発展と自己改革完遂に関わる特別決議」を頂き、内容のご説明を頂いた後に、私からも考え方をお伝えしました。

国際貿易交渉への対応、農協改革の考え方、今後のJAみなみ信州の事業計画、スマート農業の導入など、様々な観点について充実した意見交換をすることが出来ました。


(長野県植樹祭の式典開始前に、県議会議員や市町村長の皆様等と記念撮影をしました。)


(植樹祭の式典でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(式典の後に、森林の中を歩いて植樹の場所まで移動しました。)


(森の中の新緑もとてもきれいでした。)


(記念標柱の周りで記念写真を撮影しました。)


(みどりの少年団の皆さんと共同作業で植林をしました。)


(写真中央が、ディプルという穴を掘る道具です。横に伸びた棒に足をかけ、体重を乗せるだけで、簡単に穴が掘れます。)


(売木村の清水秀樹村長(右)、ウルトラマラソンランナーの重見高好さんとの記念写真です。)


(ペペのお二人が「走れうるのすけ」の歌を歌っているところです。中央が、売木村のマスコットキャラクターである「うるのすけ」です。)


(演奏終了後に、CDを購入、ペペのお二人を囲んで記念撮影をしました。)


(JAみなみ信州の田内組合長から、通常総代会の特別決議を頂き、懇談をしました。)