2018年5月 のアーカイブ

郵政事業に関する特命委員会 合同会議に出席しました

2018年5月7日 月曜日

5月7日は、午後2時から「郵政事業に関する特命委員会・総務部会・財務金融部会 合同会議」に出席しました。

本日は、「独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構法の一部を改正する法律案(議員立法)」についての法案審査が行われました。

この法律は、過疎地の郵便局を含めた全国の郵便局で金融・保険のユニバーサルサービスを提供するための基礎的費用については、拠出金と交付金の流れで日本郵便に交付し、この部分についての消費税負担を軽減することを実現するものです。

地方創生の観点からも郵便局ネットワークが果たす役割は益々重要になっていることからも、この法律を早期に成立させることが必要と考えます。


(郵政事業に関する特命委員会の細田博之委員長からのご挨拶です。)


(法律案の概要です。)


(法律案のイメージ図です。)

IT戦略特命委員会シンセン視察第4日目

2018年5月4日 金曜日

5月4日は、シンセン視察の4日目です。

昨日までで公式視察日程は終了し、朝の出発までに時間があったため、ホテル周辺を散歩しました。ファミリーマートでは、可愛いパンダとウサギのポッキーをゲットしました。

午前9時半にホテルを出発して香港に入り、正午からステーキレストランで打ち上げを兼ねた昼食会が開催されました。美味しいアルゼンチン牛を頂きました。

その後、香港空港を現地時間の午後3時半すぎの飛行機で出発し、約4時間のフライトを経て、羽田空港に午後9時前に無事到着しました。

香港の出国と羽田の入国では、パスポートをスキャナーでスキャンし、顔をカメラに向けて認証を行うだけでゲートを通ることが出来ました。新たな技術が着実に導入されつつあることを実感しました。


(ホテルの周りには、花や緑に囲まれたおしゃれな店が並んでいました。よく見ると上の方にBRITISH IZAKAYAの文字が書かれています。)


(道にあったシェア自転車には、樹脂に穴をあけてクッション性能を確保したパンクフリーのタイヤがついていました。)


(ファミリーマートでゲットしたポッキーです。左が外箱、中が中袋です。ミシン目に沿って箱の目の部分をくり抜いて、手の部分を広げ、中袋を入れなおすと、右側のように、違う表情の動物の顔になります。可愛いです。)


(香港のステーキレストランで、視察の打ち上げを兼ねた昼食会が行われました。)


(香港空港での記念写真です。皆様、お疲れさまでした。)

IT戦略特命委員会シンセン視察第3日目

2018年5月3日 木曜日

5月3日、シンセン視察の3日目です。

本日は、午前から午後にかけて、電気自動車で有名なBYD社を訪問しました。

はじめに、本社の会議室で、アジア太平洋販売部門ジェネラルマネージャーのLiu Xue-laingさんから流暢な日本語で説明を受けました。

BYD社は、23年前の1985年に電池製造メーカーとして起業し、2003年に自動車会社を買収して自動車製造を開始、2008年には世界初の量産型プラグインハイブリッドカーを発表しました。さらに、日本の金型メーカーオギハラの館林工場を買収しています。

現在は、IT事業(2次電池、スマートフォン、パソコンのOEMなど)、エネルギー事業(ソーラーパネル、蓄電池)、自動車事業(EVバス、EVタクシー、EV乗用車、EV特殊車両)、モノレール事業の4つの事業を展開されています。

Liu さんからは、自家用車よりもバスなどの公共交通機関の電動化の方が社会的な効果が大きいこと、自動車の増加に道路整備が追いつかず、渋滞の発生が増加していることやコストを勘案すれば、地下鉄建設よりもモノレール事業が重要であることなどについて、明快なお話を頂きました。

既に、シンセンのバスは、すべてBYD社のEVバスであり、EVタクシーも増えて来ているとのことでした。

また、BYD社製のEVバスが、京都や沖縄でも導入されていることも知りました。今後、自動運転のEVバスの開発も他社と協力しながら進めていく方針であることもお聞きしました。

明快なビジョンを持って前進するBYD社の元気を感じました。

その後、会社の前に作られた駅でモノレールを見学したり、自動車の展示やモノレール開発部を視察しました。

昼食懇談会を経て、午後にはバッテリー製造工場を視察しました。製造過程の多くが自動化されていることを実感するとともに、研究を通じて、より高性能なバッテリーが開発されていることを学びました。

午後4時過ぎには、日本の宮越ホールディングス株式会社が借地権を持つシンセンの工場跡地をワールドイノベーションセンターとして再開発する計画についてのお話を伺いました。

この土地は、現在多くの商業施設に貸し出されています。バスで移動しながら視察をしましたが、大規模な開発であることを実感しました。

午後6時半過ぎからは、ファーウェイのアジアパシフィック地区の責任者である李さんをはじめとする皆様との夕食懇談会が開催されました。

皆様と本音の意見交換ができ、とても楽しく有意義な会でした。


(BYD本社の会議室での意見交換の際に、私から質問をしているところです。)


(ショールーム入り口での記念撮影です。)


(BYD社の車両製造工場の模型です。)


(モノレールを導入した街の模型です。)


(本社玄関前の駅に停車中のモノレールを見学しました。)


(車両の連結部分には緊急用のバッテリーが積まれており、万一の停電の際にも、自力で最寄りの駅に移動できるそうです。)


(この車は、狭い駐車スペースに止める際などに、車を降りて、リモコンで車を動かすことができます。)


(午後に行ったモノレール開発部で説明を受けているところです。)


(手動運転のモノレールの運転シュミレーターを操作する平井卓也委員長です。)


(昼食会の際に、Liuさんを囲んで記念撮影をしました。)


(シンセンの工場跡地の再開発構想についてのお話を伺いました。)


(夕食懇談会の冒頭にファーウェイの李さんからご挨拶を頂いているところです。)


(会の終了後に李さんを囲んで記念撮影をしました。)



IT戦略特命委員会シンセン視察第2日目

2018年5月2日 水曜日

5月2日、シンセン視察の2日目です。

午前8時前にホテルを出発し、午前9時からドンガン市の松山湖に建設中のR&D基地を視察しました。

東京ドーム100個分の敷地に、3万人以上が暮らす新たな街を作る巨大プロジェクトで、研究所や研修所、社員住宅だけでなくスタッフの子どもさんたちのための学校や病院などもつくるとのことでした。

基地内の一部を、蓄電池を積んだ電動の電車に乗って一周しましたが、ヨーロッパの各都市をモチーフにした建物が立ち並び、庭園もふくめ、観光名所になるぐらいに美しいところでした。

構想から4年、着工から2年でこれだけのものを作ってしまう資金力とスピード感に驚嘆しました。約2年後には全体が完成する予定とのことでした。

午前10時前からは、ファーウェイの南方工場でスマートフォンの生産ラインや物流センターを見学しました。

生産ラインは一本120メートルで、20名のチームで管理や作業にあたっているとのことでした。殆どの工程がロボットによるもので、人が少ない印象を持ちました。

3000種類もの部品を管理する在庫管理・物流センターのシステムは日本のオカムラ製とのこと。巨大な棚から必要なパーツの入ったトレイを取り出し、ベルトコンベアに乗せて製造ラインに送る作業がスムーズに行われていました。

その後、ファーウェイの本部に移動し、Ken Hu輪番会長をはじめとする幹部の皆様から各分野における業務内容の全体像について説明を受けて質疑応答を行いました。

昼食会でも、幹部の皆様から様々なお話を伺うことができました。

午後には、展示ホールで、これから実用となる5Gの技術とその活用方法などについて説明を受け、改めてその可能性の大きさを感じました。

その後、ファーウェイの創業者である任正非会長とお会いして懇談をすることができました。任会長の明るくバイタリティに溢れるお人柄に触れ、私自身も元気をいただきました。18万人の組織を率いるリーダーのパワーを実感することができました。

夕方には、監事会の李主席の主催による夕食懇談会に出席しました。ファーウェイの人事システムや取締役選任の仕組みなどについてのお話を伺い、頑張る人材が適切に評価される組織であることを感じました。

また、踊りと書のパフォーマンスの披露などもあり、本日も「顧客本位のおもてなしの心」を強く感じました。


(建設中の松山湖R&D基地の一部を蓄電池駆動の電車に乗って視察させていただきました。)


(まるでヨーロッパの街に来たような風景が広がっており、その規模の大きさと開発スピードの早さに驚きました。)


(ファーウェイ本社での懇談会で私から質問をしているところです。)


(地下の広大な展示場で、5G技術の可能性について学びました。)


(ファーウェイ創業者の任正非会長から、直接お話を伺うことが出来ました。)


(任会長の明るいお人柄とパワーを感じたひと時でした。)


(夕食懇談会での李 監事会主席からのご挨拶の様子です。)


(社員の女性による踊りと即興での絵と書のパフォーマンスがありました。)


(懇談会をサポートして下さったチャイナドレスの皆様と記念撮影をしました。)