2014年9月 のアーカイブ

月例経済報告閣僚会議、総合科学技術・イノベーション会議、まち・ひと・しごと創生会議に出席

2014年9月19日 金曜日

9月19日は、G20に行かれている麻生財務大臣に代わり、官邸で開催された諸会議に出席しました。

午前9時40分から開催された「月例経済報告に関する関係閣僚会議」では、内閣府から報告がありました。

総括すると「景気は、このところ一部に弱さもみられるが、緩やかな回復基調が続いている」ということになります。今年の夏は冷夏の影響もありましたが、9月以降の回復に期待したいと思います。

その後は財務省で各局からの説明を受けたり意見交換をしました。

午後4時10分からは、「第4回総合科学技術・イノベーション会議」に出席しました。

平成27年度科学技術関係予算における重点化対象施策などについて報告を受けるとともに、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)のプログラムディレクターである浦辺徹郎先生より、「次世代海洋資源調査技術」についてのご講演をお聞きしました。


午後5時からは、「第1回まち・ひと・しごと創生会議」に出席しました。

はじめに安倍総理から、

「豊かで明るく元気な地方の創生は、安倍内閣の最重要課題であります。景気回復の波を、全国津々浦々まで届けなければなりません。

このため、私が重視する視点を申し上げたいと思います。

それぞれの地域ならではの資源や良さを生かすことにより、地域に仕事を創り出す。そして、強制するのではなく、地方に住みたい、子供を持ちたいといった国民の意欲を実現するアプローチを取る。

そして、地域の声に徹底して耳を傾け、地域の個性を尊重し、支援していくこと。国の示す枠にはまるような手法を取らないこと。

こうした視点に立って検討を進め、各府省の縦割りやバラマキ型の対応を断固排除し、これまでとは異次元の施策に取り組んでいただきたいと思います。

皆様には、幅広い経験・見地から、アイディアを出していただくとともに、忌憚ない御意見を賜りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。」

とのご挨拶がありました。

石破地方創生担当大臣からは、「東京在住者の今後の移住に関する意向調査」の結果概要について、

1.東京在住者の4割が地方絵の移住を検討していること、

2.移住検討のきっかけや理由は年代・性別により大きく異なり、10~30代女性は結婚・子育てなど、60代男女は退職など、30代男性は転職・退職などをきっかけに考える人が多いこと、

3.移住する上での不安・懸念として、働き口、日常生活や公共交通機関の利便性の低さがあること、

4.移住を検討する際に重視する点は、生活コスト、日常生活や公共交通の利便性、仕事、医療・福祉施設の充実を挙げる人が多いこと

などの説明がありました。

引き続き、12名の有識者が意見を発表されました。それぞれの立場からの貴重な提言であり、大変参考になりました。


(「月例経済報告に関する関係閣僚会議」の様子です。)


(「第4回総合科学技術・イノベーション会議」において、SIPプログラムディレクター10名の内、5名の方から自己紹介を兼ねたプログラムの内容等についての説明がありました。)


(浦辺徹郎先生より、「次世代海洋資源調査技術」についてのご講演を頂いているところです。)


(「第1回まち・ひと・しごと創生会議」の様子です。)


(意見発表をされた有識者の皆様のリストです。それぞれ素晴らしいご意見でした。)

新幹線鉄道開業50周年記念貨幣打初め式に出席しました

2014年9月18日 木曜日

9月18日は、大阪市北区の造幣局本局で開催された「新幹線鉄道開業50周年記念貨幣打初め式」に財務副大臣の立場で出席しました。

式典では、国歌斉唱に引き続き、私と、北川イッセイ国土交通副大臣、新原芳明独立行政法人造幣局理事長の3人が記念貨幣打ち初めのボタンを押し、遠隔操作により記念の千円貨幣の圧印が開始されました。

記念貨幣のデザインは、日本で最初の新幹線である「0系新幹線」とともに、日本を代表する山と花である「富士山」と「桜」を配した者となっています。また、裏面には、微細な凹凸を刻印することにより光を当てると様々な色が見える「虹色発色」といわれる加工が施してあります。

こうした説明を受けた後、圧印した貨幣と、さらに表面のカラー印刷を施した貨幣をルーペで拝見しました。

新幹線の書かれたボードに、記念貨幣の模型を北川副大臣とともに貼り付け、私と北川副大臣、新原理事長から挨拶を行い、式典は終了しました。

その後、貨幣のデザイン、金型の製造、貨幣自体の製造過程や、勲章や記念貨幣、メダルなどの製造工程を詳しく見学させていただきました。

皆様の素晴らしい職人技と、最新の機械加工技術を組み合わせた製造工程の凄さを実感しました。日本のものづくりの底力を感じた一日でした。

なお、造幣局の概要については、「造幣局のご案内(pdfデータ)」をご参照ください。


(打ち初め式でボタンを押す瞬間です。)


(圧印したばかりの貨幣を持って記念撮影。表面のカラー印刷はまだ行われていませんが、裏面の虹色発色は確認できました。)


(カラー印刷が終わった貨幣をもって、記念パネルの前で北川国土交通副大臣と記念撮影しました。)


(10円硬貨の加工をされていた土堤内靖さんは、この道30年のベテランです。)


(屋根の瓦や建物の梁など、顕微鏡を見ながら本当に微細な加工をされていました。)


(叙勲や褒章の勲章も造幣局で作られています。金属加工の仕上げや七宝焼き、さらにメッキ工程等、多くのプロの技が生かされています。)

箕輪東小、七久保小、東春近小国会見学、長野県産業労働部の皆様と懇談、石油流通問題議連総会に出席

2014年9月17日 水曜日

9月17日は、午前中に箕輪町立箕輪東小学校、飯島町立七久保小学校、伊那市立東春近小学校の皆さんが国会見学に来られました。

国会の役割や国会議事堂の概要をお話するとともに、「夢、努力、友情」を大切に活躍して下さい、と激励のご挨拶をしました。


午前11時半には石原秀樹部長をはじめとする長野県産業労働部の皆様が財務副大臣室をお訪ね下さいました。

2年後の2016年に日本で開催される予定の主要国首脳会議(サミット)に向けて、「長野県軽井沢サミット」誘致を目指すとのお話を伺いました。

既に全国各地で誘致運動がはじまっているとのことですが、健康長寿、豊かな歴史や自然と食文化などを通じた地方創生のモデル地域としての長野県をアピールして頑張って頂きたいと思います。


昼過ぎには、党本部で開催された「石油流通問題議員連盟総会」に出席しました。

過疎地におけるガソリンスタンドの存続問題を含め、石油流通の確保は、地方創生の基盤でもあります。石油元売り各社の取り組みも含め、安定供給の確保に向けた対応が重要であることを再認識しました。


(箕輪町立箕輪東小学校の皆さんと笑顔で握手を交わしました。)


(飯島町立七久保小学校の皆さんに、国会の説明をしているところです。)


(伊那市立東春近小学校の皆さんも、説明を真剣に聞いてくれました。)


(石原産業労働部長(写真右)をはじめとする長野県の皆様との記念写真です。)


(石油流通問題議員連盟で全国石油商業組合連合会からのご要望を伺っているところです。)

「マレーシアの日」記念レセプションに出席

2014年9月16日 火曜日

9月16日は、議員会館ならびに財務省において、各省ならびに財務省各局からの説明などを受けました。

午後6時半には、独立国交57周年を記念して開催された「マレーシアの日」記念レセプションに出席しました。

始めに、マレーシア大使館のヘンディ・アッサン臨時代理大使と下村博文文部科学大臣からご挨拶があり、引き続き、お二人によるケーキカットのセレモニーも行われました。

私は、昨年11月に、「日本・マレーシア友好議員連盟」(古谷圭司会長)の事務局長を拝命しました。マレーシアは発展著しい国であり、同時にマハティール元首相のルックイースト政策に見られるように、とても親日的な国でもあります。両国の友好と発展のために、私も努力してまいります。


(ヘンディ・アッサン臨時代理大使と下村博文文部科学大臣によるケーキカットの様子です。)


(会場には、マレーシア発展のシンボルである「ペトロナスツインタワー」の氷の彫刻が飾られていました。このビルは、ツインタワーとしては世界一の高さを誇っています。)


(アッサン臨時代理大使に、両国の友好・発展のために努力することをお誓いしました。)