2016年7月 のアーカイブ

衆議院財務金融委員会委員派遣 1日目

2016年7月27日 水曜日

7月27日は、衆議院財務金融委員会の委員派遣で、熊本県を訪問しました。

午前10時半過ぎに羽田空港を出発し、昼過ぎに熊本空港に到着しました。

昼食の後、午後2時前から、大規模な土砂災害が発生して阿蘇大橋が崩落した南阿蘇村の被災地を視察しました。

山崩れが想像していた以上に広範囲にわたって発生し、しかも規模が大きいことを実感しました。

崩落現場では、国土交通省の方から、無人の重機を遠隔操作で使いながら、2段の砂防堰堤を作る工事や、橋の架け替えの計画などについて説明を受けました。

次に、西原村に建設された仮設住宅や、震度7の地震が2度にわたって襲った益城町の様子を視察し、熊本市に向かいました。

午後6時半からは、懇談会が行われ、九州財務局の辻秀夫局長、熊本国税局の高野信彦局長、日本銀行熊本支店の竹内淳一郎支店長より、熊本地震の影響を含めた財政・金融情勢や地域経済の現状についてお話を伺い、質疑応答を行いました。

特に、熊本地震が九州全体の観光に影響を与えていることを実感するとともに、道路交通網などのインフラの復旧が急務であることを感じました。


(熊本空港の周辺は、地震により屋根の損傷を受けた家屋が多く、ブルーシートの青い色が目立ちました。)


(南阿蘇村では、多くの山肌が地震と豪雨により削り取られていました。)


(国土交通省より、阿蘇大橋付近の状況について説明を受けているところです。)


(今回の視察メンバーの皆様と崩落現場にて撮影。)


(崩落の規模の大きさを実感しました。無人の重機による砂防堰堤建設作業が続いていました。)


(崩落の規模の大きさを実感しました。無人の重機による砂防堰堤建設作業が続いていました。)


(新たに建設された仮設住宅の一部です。)


(もっとも住宅被害が大きかった益城町では、崩壊した住宅が多く見られました。)


(ホテルでの懇談会の様子です。)


(始めに、視察委員を代表し、委員長の私からご挨拶を申し上げました。)


(九州財務局の辻局長(中央)から、説明を伺っているところです。左は熊本国税局の高野局長、右は日本銀行熊本支店の竹内支店長です。)









政調全体会議に出席、地すべり・がけ崩れ対策都道府県協議会懇談会に出席、公正取引委員会菅久取引部長と懇談、子どもの貧困対策推進議連で豊島区のNPOの活動を視察

2016年7月26日 火曜日

7月26日は、午前8時から、「政調全体会議・日本経済再生本部・英国のEU離脱に関する緊急特別本部 合同会議」に出席しました。

本日は、経済対策の取りまとめ案が示され、出席議員からは、これに対して多くの意見が出されました。

私からも、農業予算と科学技術予算の増額の必要性を訴えるとともに、地方創生と成長力強化のため、ミッシングリンクの早期解消、産官学によるイノベーション環境の整備、大企業への政労使合意の周知徹底による下請け企業との取引条件の引き上げを重点として取り組むべきであることを意見として申しあげました。


午後1時半からは、「地すべり・がけ崩れ対策都道県協議会 懇談会」に出席しました。

会に先立ち、長野県の役員である長野県議会議長の向山公人先生にお会いすることができました。

この協議会は、39の都道県議会の代表の皆様による組織で、各県一人の世話人国会議員が選任されています。私はこの度、小坂憲次先生の後を受け継いで世話人に就任させていただくこととなりました。

向山議長のご指導の下、長野県の地すべり・がけ崩れ対策にしっかり取り組んでまいります。


午後3時半には、公正取引委員会の菅久修一取引部長と岩成博夫取引企画課長が議員会館に就任のご挨拶に来られました。

菅久取引部長は、私と大学時代のクラスメイトでもあり、本日は公正取引委員会の最近の活動などについて、様々な角度から話を聞くことができました。


午後4時半からは、超党派の「子どもの貧困対策推進議員連盟」のメンバーとして、豊島区のNPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワークの活動を視察しました。

始めに、NPO法人の栗林知恵子理事長から、説明を受けました。

「池袋本町プレーパーク」では、道具のない原っぱで思いっきり外遊びができる場を子どもたちに提供しています。

さらに、他の団体と連携して、「としま子ども学習支援ネットワーク」を組織し、小学生・中学生・高校生を対象として、11か所で勉強会や学習会を開催しています。

さらに、「子ども食堂」を数か所で月二回開催し、300円で栄養バランスの良い食事を提供し、子どもたちやシングルマザーの皆さんのふれあいと憩いの場を提供されています。

これらの活動を通じて、問題を抱えて引きこもりとなっていた子どもさんが学びの場に復帰するなど、様々な効果が表れているとのことでした。

食堂は地域住民の皆様のボランティア活動によって運営されており、そうした市民レベルの心遣いや支援が大きな力を発揮していることを知り、感動しました。

議連の活動を通じて、行政や政治がこうした活動を支援するために何をすべきかなどをさらに学び、各地での子どもたちへの支援が充実するよう、努力していきたいと思います。


(政調全体会議での稲田朋美政調会長からのご挨拶です。)


(地すべり・がけ崩れ対策都道県協議会懇談会の開会前に、長野県議会議長の向山公人先生にお会いすることができました。)


(私から、新たに長野県の世話人国会議員に就任したことを含め、ご挨拶を申し上げました。)


(公正取引委員会の菅久修一取引部長(中央)と岩成博夫取引企画課長のお二人と、最近の課題について意見交換をさせて頂きました。)


(NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知恵子理事長から、活動内容についてお話を伺っているところです。)


(地域のボランティアの皆様によって運営されている食堂の様子についてお話を伺いました。)


(食堂の前で、栗林理事長を囲み、議連メンバーで記念撮影をしました。)

長野県税理士政治連盟定期大会、ジビエ移動式解体処理車完成お披露目会、伊那市長谷での懇談会に出席

2016年7月25日 月曜日

7月25日は、午後1時から松本市で開催された「長野県税理士政治連盟 第41回定期大会」に出席しました。

日程の都合により、若林けんた先生と私から、式次第に先立ってご挨拶をさせて頂きました。

私からは、中小企業や商店の皆様の前向きな取り組みをサポート頂いている先生方のご貢献に敬意を表し、地方創生と地域経済の発展に向けて、一層のご活躍をお願いしました。


午後2時半からは、長野県庁玄関前で開催された「ジビエ移動式解体処理車の完成お披露目会」に出席しました。

この解体処理車は、NPO法人日本ジビエ振興協議会が3年前から企画・開発し、この度完成したもので、長野県内で試験運用が開始される予定です。

この処理車の活用により、ワナにかかったシカなどを、現地近くで迅速に処理することが可能となり、より品質の良い肉の供給が可能となります。

(詳細は、移動式解体処理車の特設サイトをご参照ください。)

長野県では、ジビエハンターの育成などにも力を入れていますが、この処理車の導入により、「美味しいジビエが食べられる長野県」としてさらにブランド力が高まることを期待しています。私も、ジビエ議連副会長として、これからもしっかり応援してまいります。


午後5時過ぎからは、伊那市長谷の長谷中学校において開催された、株式会社Wakka Japan代表取締役の出口友洋さんを囲む懇談会に出席しました。

出口さんは、北海道のご出身ですが、信州大学卒業生であり、現在は、香港、シンガポール、台湾、ハワイに玄米を輸出、現地で精米をした米を「三代目俵屋玄兵衛」のブランドで販売をされています。

本日は、出口さんから、長谷の農地で輸出用の高品質米を生産する計画について、お話を伺い、当面の課題や今後の進め方、将来像などについて、意見交換を行いました。

完全無農薬による新たなブランド米を作る計画で、課題はあるものの、成功すれば、中山間地の農地が、輸出農産物の生産拠点となり、農地の有効活用や新たな雇用を生み出すモデルとなります。私も、是非応援をしていきたいと思います。


(長野県税理士政治連盟 第41回定期大会の開会前に、百瀬征男会長(私の左)をはじめとする役員の皆様と記念撮影をしました。)


(大会の式次第に先立ち、私からご挨拶を申し上げているところです。)


(ジビエ移動式解体処理車の完成お披露目会の前に控室で撮影した記念写真です。右から、日本ジビエ振興協議会の藤木徳彦理事長、私、藤木理事長のお父様、JA全農の小原良教常務理事、藤木理事長のお母様です。)


(私もテープカットに参加させていただきました。)


(解体処理車の内部を見学した後、長野県の阿部守一知事、衆議院議員木内均先生と記念撮影をしました。)


(長谷中学校の校長室で行われた懇談会のメンバーです。左から、私、長谷中学校の高木幸伸校長先生、Wakka Japanの出口友洋代表取締役と伊藤聡取締役、溝口わくわくクラブの中山勝司さん、産直新聞社の毛賀澤明宏代表取締役です。)


(懇談会の最後に、プロジェクトの成功を祈り、出口友洋さんとがっちり握手をしました。)

上伊那地区役員会、飯伊地区役員会開催

2016年7月24日 日曜日

7月24日は、午前10時から伊那本部事務所で「上伊那地区後援会役員会」、午後2時から飯伊事務所で「飯伊地区後援会役員会」が開催されました。

私からは、先の参議院選挙においてご支援を頂いた皆様に御礼を申し上げるとともに、結果を踏まえて、後援会の強化などについて一層のお力添えをお願いしました。

皆様方からも建設的なご意見を頂き、充実した役員会となりました。反省すべきはしっかりと反省をし、皆様とともに頑張ってまいります。


(上伊那地区後援会役員会でご挨拶を申し上げているところです。)


(飯伊地区後援会役員会でも、参議院選挙の結果を踏まえて、一層のご支援をお願いしました。)