2014年7月24日 のアーカイブ

リニア特別委員会打ち合わせ、産業総合研究所視察、阿部守一候補出陣式に出席

2014年7月24日 木曜日

7月24日は、午前8時から党本部において「超電導リニア鉄道に関する特別委員会 財務問題ワーキンググループ」が開催され、民間資金を活用した新たな資金調達の可能性について、勉強をしました。


その後、党本部から車でつくば市に向かい、午前10時半に「産業総合研究所 中央第二事業所」を訪問しました。現地で、経済産業部会長の山際大志郎先生と合流しました。

はじめに、ナノスピントロニクス研究センターのセンター長である湯浅新治先生から、電気と磁気の両方を利用する「磁気抵抗効果」の応用により、世界で作られるハードディスクの記憶密度を5倍、消費電力を5分の1にする実績を上げていること、今後、次世代の不揮発性メモリ(STT-MRAM)の実用化などにより無充電で長期間使用できるエコIT機器の実現を目指していることなどについてお話を伺いました。

次に、産業技術総合研究所の中鉢良治理事長、経済産業省の片瀬裕文産業技術環境局長をはじめとする皆様から産業技術総合研究所の概要や民間企業と連携状況につい て説明を受けるとともに、今後の新産業育成や中小企業支援の面で、どのような機能強化が必要かという点について議論を行いました。

午前11時半過ぎからは、ナノエレクトロニクス研究部門ファブシステム研究会代表の原史朗先生をはじめとするミニマルファブ技術研究組合メンバーの皆様から「ミニマルファブ」について説明を受けるとともに、実際に開発中のシステムを見学しました。

ミニマルファブは、5000億円の投資額が必要な従来型の巨大半導体工場に対し、約1000分の5億円で構築でき、製造期間をこれまでの1~6カ月から、1~3日に短縮できる画期的な構想です。

そのため、半導体をつくるウェハーのサイズを12インチ(約30センチ)から0.5インチ(約1.2センチ)にし、工場全体ではなく、幅29.4センチ、高さ144センチのミニマル装置の中だけをクリーンルーム化し、そのユニットを350台並べる形でLSIを作るという計画だそうです。これにより、従来型では200メートル四方必要だった工場が、20メートル四方の部屋で生産が可能となります。

本日は、実際に完成している露光装置や洗浄装置など、いくつかのユニットの動作を拝見しました。

このシステムの最も大きなメリットは、小規模多品種の半導体を低コストで開発、生産できることです。医療をはじめ、様々な分野での新たな製品開発の基礎となる素晴らしい取り組みだと感じました。


その後地元に戻り、午後7時から飯田市で開催された阿部守一長野県知事候補の出陣式に出席しました。

7月24日告示、8月10日投開票の日程でいよいよ長野県知事選挙がスタートしました。

私からは、自民党を代表して阿部候補を推薦した経緯や、一丸となって阿部知事を誕生させることが地域発展にとって必要であることを訴えました。

阿部守一候補からは「人材教育県づくり」「いきがい健康県づくり」「環境・経済県づくり」「人口定着県づくり」「グメーバル・観光県づくり」の5つの県づくりを目指して頑張るとの強い決意表明がありました。


(ナノスピントロニクス研究センターのセンター長である湯浅新治先生から、これまでの研究成果や、究極のエコ家電実現など、今後の見通しについてのお話を伺いました。)


(新たなデバイスを産総研が生みだし、民間の製造装置メーカーと生産技術を開発、電機メーカーが製品開発を行うという連携が新しい製品を生み出しています。)


(現在、世界中のメーカーがハードディスクのヘッド部分の生産や研究開発に使用している製造装置は、2005年に産総研と製造装置メーカーであるキヤノンアネルバの共同開発により、この研究室から生まれました。)


(産業技術総合研究所の中鉢良治理事長をはじめとする皆様と、新技術の開発をどのように新産業や新製品の開発につなげていくべきかについて議論を行いました。)


(産総研はこれまで炭素繊維の開発をはじめとする大きな成果を上げてきていますが、さらに様々な分野での貢献が期待されています。)


(産総研の中鉢理事長(私の右)をはじめとする皆様には、貴重な議論の機会を与えて頂き、心から感謝申し上げます。)


(ファブシステム研究会代表の原史朗先生から、ミニマルファブ構想について説明を受けているところです。)


(左が従来型の半導体製造工場、右が投資額1000分の1、クリーンルームのいらないミニマルファブです。)


(同じ形ですが、それぞれ違った機能をもつミニマル装置が整然と並んでいます。それぞれが小さなクリーンルームであり、生産工場であると言えます。)


(ミニマル装置を囲んで記念撮影しました。日本のものづくりを再活性化させる基盤となるシステムであると感じました。)


(私からは、自民党を代表して、推薦の経緯をお話するとともに阿部知事再選の重要性を訴えました。)


(阿部守一候補からは、「5つの県づくり」をめざすこと、さらに、リニアや三遠南信を生かした当地域の発展を目指すとの力強い決意表明がありました。)