2013年11月 のアーカイブ

山村振興特別委員会、衆議院原子力問題調査特別委員会に出席、松川町深津町長と懇談、衆議院本会議、税制調査会小委員会、全国国土調査協会理事会、人間サイエンスの会、伊那谷の商工会役職員との交流懇談会に出席

2013年11月21日 木曜日

11月21日は、午前8時から「山村振興特別委員会」に出席しました。まず、全国山村振興連盟の皆様からご要望をお聞きし、その中で連盟副会長である泰阜村の松島村長さんからも、「山村振興法延長の際には、山村の価値や意義、山村振興の理念などを書き込んでほしい。」との素晴らしいご意見を頂きました。

私も、新たな森林環境税の創設により、全国民が薄く広く森林資源保全のためのコスト負担を行う仕組み作りに努力していくべきだとの発言をしました。


午前8時50分からは、衆議院原子力問題調査特別委員会理事会、午前9時からは委員会に出席しました。各党の委員より、汚染水問題や燃料棒の取り立し作業など、さまざまな面から真剣な質疑が行なわれました。


午前11時半には議員会館に松川町の深津町長がお見えになりました。松川町ではここ数年、「たべるほおずき」を新しい特産物にしようと取り組まれており、本日は、新たに開発した飴やラスクなどもお持ち下さいました。松川町の今後の道路整備の計画などについてもお話を伺いました。地域活性化に役立つ道路整備をしっかり応援させて頂くことをお約束しました。


午後1時からは、衆議院本会議が開催され、特定船舶入港禁止法、民法、独占禁止法、国家戦略持区法などの採決が行なわれ、いずれも可決されました。


午後2時半からは、税制調査会小委員会の冒頭に出席しました。本日は、各部会長が部会の取りまとめた重点要望事項について発言を行いました。


午後3時過ぎには、「全国国土調査協会 理事会」に顧問として出席し、ご挨拶を申し上げました。全国国土調査協会は、長年 父 宮下創平が会長を務めてきました。本日は改めて皆様に御礼を申し上げるとともに、私自身も災害対応や地域活性化の基盤である地籍調査の推進をめざして頑張っていくことをお誓いしました。


午後3時半ごろには、「人間サイエンスの会」に遅れて出席しました。本日の講師は、早稲田大学名誉教授の春木豊先生です。

先生からは、調身(姿勢を正すこと)、調息(呼吸法で心を落ち着かせること)、調心(思いにとらわれずに今に集中すること)、そして調和(人とのコミュニケーション)の大切さについて、具体的な方法を交えて教えて頂きました。

春木先生には、私の地元の伊那市長谷の取り組みに対してもご指導を頂いてきました。特に、長谷小学校、長谷中学校の生徒さんを対象に、先生の開発した姿勢が正しくなる椅子を導入して、子どもさんたちの集中力ややる気を高める研究をされています。

改めて、姿勢や呼吸、意識の持ち方などの大切さを学んだ勉強会でした。


午後6時からは、新宿において、上伊那と下伊那の商工会役職員の皆様が一堂に会した懇親会に参議院議員の吉田ひろみ先生とともに出席しました。

挨拶では、中小企業調査会事務総長の立場で、小規模企業基本法の制定に取り組むとともに、道路調査会事務局長として、リニア開通に向けた伊那谷全体の道路網の整備にさらに努力することをお誓いしました。

また、懇談の時間には、60名以上の皆様お一人お一人とお話をし、多くの方から激励を頂きました。


(山村振興特別委員会で、山村連盟の皆様からご意見を伺っているところです。)


(泰阜村の松島村長さんからは、山村振興法に盛り込む理念などについて素晴らしいご発言がありました。)


(松川町の深津町長さんは、たべるほおずき、ほおずき飴、ほおずき入りラスクなどをおみやげに頂きました。)


(税制調査会小委員会の風景です。いよいよ年末の税調の本格的なスタートです。)


(全国国土調査協会理事会において、協会の顧問の立場でご挨拶を申し上げました。)


(呼吸や姿勢の大切さをお話し下さった早稲田大学名誉教授の春木豊先生です。)

安全保障と土地法制に関する特命委員会に出席、衆議院経済産業委員会で独禁法改正案可決、豊丘南小国会見学、全国農業改良普及職員協議会全国研究大会、道路調査会に出席、長野県税理士政治連盟、長野県建設労働組合より要請、行革推進本部ヒアリングに出席

2013年11月20日 水曜日

11月20日は、午前8時から「安全保障と土地法制に関する特命委員会」に出席しました。

海外の軍事施設周辺の土地取得制限ならびに実態調査と、国内における土地所有者の把握に関する現状と課題について説明を受け、議論を行いました。

現状では、WTO上の最恵国待遇供与などの条件を踏まえると、外国人による軍事施設周辺の土地取得制限を行うには、エリアを限定して日本人による土地取得も制限し、内外無差別で制限することが必要であることなどが明らかになりました。

また、現在の土地登記制度は所有権者の権利保護のための制度であり、義務ではないため、売買がおこなわれても登記がなされなければ権利移動の把握ができません。長期的な制度移行も含め、制度の改革を検討する必要性を感じました。


午前8時50分からは衆議院経済産業委員会理事会、午後9時からは経済産業委員会に出席しました。本日は、これまで数年にわたり懸案となっていた独占禁止法改正の質疑と採決が行われました。私は、附帯決議の決済手続きを行いました。本法律が成立すれば、公正取引委員会の処分に不服の場合の手続きが、公正取引委員会内の審判制度から、東京地方裁判所での審議へと移行することとなります。


午前10時40分過ぎには、豊丘村立豊丘南小学校の皆さんが国会見学に来られました。「夢、努力、友情」を大切に、元気に頑張ってください、と激励のご挨拶をしました。


午前11時には、「全国農業改良普及職員協議会 第一回農業普及活動高度化全国研究大会」に出席し、農業改良普及事業推進議員懇話会事務局長として紹介を受けました。

会場では、私の中川村の前後援会長である大場茂明さんにお会いすることができました。大場さんは、現在、全国改良普及職員OB会の理事・監事としてもご活躍されています。これからもご指導を頂きたいと思います。


お昼過ぎには、「ITS・道路調査会」に遅れて出席し、事務局長として司会進行を行いました。徳山道路局長より道路をめぐる様々な課題について説明を受け、質疑応答を行いました。

多くの先生方から、都市と地方の格差の解消や地域の活性化のために、整備の遅れている道路の建設促進やミッシングリンクの解消が急務であり、そのためにも公共事業予算をしっかり確保することが必要であるとのご意見が出されました。


午後1時からは、経済産業委員会が再開され、一般質疑が行われました。


午後2時半過ぎには、議員会館に北海道選出の国会議員の先生方と市町村長の皆様がお見えになり、過疎対策についての要望を頂きました。過疎特別委員会の事務局長として、しっかり取り組むことをお約束しました。


引き続き、長野県税理士政治連盟の百瀬幹事長、星野会長、宮下運動本部長がお見えになり、税理士法改正をめぐる情勢などについて意見交換をさせて頂きました。地域経済の再生のためにも、中小企業の経営に密着してコンサルタント機能も果たしていただいている先生方の益々のご活躍を期待しています。


午後3時過ぎには、上伊那建設労働組合の清水清武組合長をはじめとする皆様がお見えになり、建設国保に対する助成について、予算確保の要望を頂きました。組合の皆さんが安心して働けるよう、建設国保制度の維持発展が必要です。ご要望にこたえられるよう、頑張ります。


午後4時からは、「行革推進本部 独立行政法人・特別会計委員会 第2ワーキンググループヒアリング」に出席しました。

本日は、経済産業所管の産業技術総合研究所、情報処理推進機構、経済産業研究所の統合問題、貿易再保険特別会計と日本貿易保険を特殊会社に移行する問題などについて内閣官房行政改革推進本部事務局と役所から説明を受け、質疑を行いました。

国家と国民にとって最大のパフォーマンスをあげられるよう、あるべき姿についてしっかり検討してまいります。


(「安全保障と土地法制に関する特命委員会」での佐藤正久委員長からのご挨拶です。)


(豊丘南小学校の皆さんに、国会の機能や国会議事堂の説明や激励のご挨拶をしました。)


(全国農業改良普及職員協議会の全国大会で、大場茂明前中川後援会長にお会いすることができました。)


(「ITS・道路調査会」で、道路局長より道路をめぐる課題についての説明を聴取しているところです。)


(北海道の先生方から、過疎対策充実についてのご要請を頂きました。)


(長野県税理士政治連盟の先生方から提言書を頂き、懇談をさせて頂きました。)


(上伊那建設労働組合の清水清武組合長(私の右)から、建設国保についてのご要望を頂きました。)


(行革本部 第2ワーキンググループで、事務局長としてご挨拶を申し上げました。)

東日本大震災復興加速化本部、バス議員連盟、全国治水砂防大会、衆議院本会議に出席、JA長野中央会の皆様、長野県農政部長と懇談、綜學勉強会に出席

2013年11月19日 火曜日

11月19日は、午前7時半から「東日本大震災復興加速化本部及び法務部会・文部科学部会 合同部会」に出席しました。

「東日本大震災における原子力発電所の事故により生じた原子力損害に係る早期かつ確実な賠償を実現するための措置及び当該原子力に係る賠償請求権の消滅時効等の特例に関する法律案」の法案審査を行い、合同部会として了承をしました。

この法律により、3年間の消滅時効が10年間に延長されるとともに、「不法行為の時から20年」とされている排斥期間が「損害が生じたときから20年」となり、賠償の請求に時間がかかる現状に対応することが可能となります。


午前8時からは、「バス議員連盟総会」に出席しました。国土交通省より、バス業界を巡る情勢や、今国会で成立をめざしている「交通政策基本法案」の概要について説明を受け、質疑応答を行いました。

私からは、8月からのツアーバス制度の廃止に伴い、従来1人の運転手で運航が可能であったエリアが2人乗車が必要となり、運行できなくなるなど、特定の地域での観光客減少を招いているという指摘があるが、どのように認識しているのか、また、大規模災害に対応した港湾・道路・鉄道網整備の計画、国際競争力強化のための交通体系の在り方などの大きなテーマについて、どのような体制で政策作りをおこなうのかについて質問をしました。

それぞれ、運行ルートの見直しや運用の改善で対応する方針であること、省庁横断の政策立案組織を検討していること等について回答を得ました。

最後に、来年度予算や税制改正において実施すべき事項について決議を採択しました。


午前11時10分からは、「全国治水砂防促進大会」に出席しました。伊那谷からも多くの町村長の皆様が出席されました。

大会では、太田国土交通大臣からのご挨拶に引き続き、出席国会議員の紹介があり、引き続き国土交通省の大野宏之砂防部長の「国土保全と砂防」と題した講演を聞きました。大島での土石流被害等の実態など、全国の災害の現状を学ぶとともに、砂防事業の果たすべき役割の大きさを再認識しました。


午前12時からは衆議院経済産業委員会理事懇談会に出席、明日午前中の「独占禁止法」の質疑と採決、午後の一般質疑の日程が決定されました。


午後1時からは、衆議院本会議が行われ、その中で、「産業競争力強化法」の討論と採決が行われ、起立多数で可決しました。今国会での大きな柱である「産業競争力強化法」が衆議院を通過したことは大きな一歩です。参議院における充実審議を通じ、早期の可決成立をはからなければなりません。


午後2時半過ぎには、JA長野中央会の大槻会長をはじめとする皆様が来訪され、新しい米政策などについてのご意見、ご要望を頂きました。多様な担い手と多様な農地が存在する長野県において、将来への道が開ける改革にしなければならないとの考え方を皆様にお伝えしました。


午後3時ごろには、「全国治水砂防促進大会」に出席された伊那谷の町村長の皆様が要望書をもって会館の部屋を訪問して下さいました。改めて、伊那谷の安心度を高めるため、治水・砂防事業推進にしっかり取り組むことをお約束しました。


午後4時前には、長野県農政部長を先頭に県の農政担当者の皆様が会館にお見えになり、農業政策についてのご提言を頂きました。特に、中山間地の農業をきちんと守る制度設計をすべきであるとのご提言を重く受け止め、制度設計に生かしていくよう、努力することをお誓いしました。


その後、明日の経済産業委員会で採決が予定されている「独占禁止法改正案」についての附帯決議の文案の修正について、各党の皆様と協議を行いました。


午後6時からは、農林役員会に出席し、今回の農業政策についての今後の手順などについて協議を行いました。


午後7時からは、林英臣先生を講師にお迎えして開催された「綜學勉強会」に遅れて出席し、「戦国策」の逸話から、人間学ともいうべきお話を伺いました。

午後8時からは、場所を移して懇親会が行われ、各党の若手の皆さんと大いに語ることができました。出席頂いた皆様に、世話人の一人として心から感謝申し上げます。


(「東日本大震災復興加速化本部の額賀本部長代行からのご挨拶です。)


(「バス議員連盟」での逢沢一郎会長からのご挨拶です。)


(「全国治水砂防促進大会」で、出席議員の紹介で手をあげてこたえているところです。)


(JA長野中央会の大槻会長から、今回の農業制度改革について貴重なご提言を頂きました。)


(南箕輪村の唐木村長さんはじめ、皆様から治水・砂防事業の推進についてのご要望を頂きました。)


(長野県農政部長から、長野県農業の現状を踏まえたご提言を頂きました。)

独立行政法人・特別会計委員会ヒアリング、清和研政策委員会に出席

2013年11月18日 月曜日

11月18日は、「行革推進本部 独立行政法人・特別会計委員会 第1ワーキンググループヒアリング」に事務局長の立場で出席しました。

本日は、まず「研究開発法人の制度・運用について」内閣官房行政改革推進本部事務局と経済産業省から意見を聴取し、次に、国土交通省所管の5つの研究所について内閣官房と国土交通省から意見を聞き、質疑応答を行いました。

研究開発法人の在り方、また既存の研究所の統廃合についての検討は、あくまで国家国民にとってより良い成果を上げる組織や運用をどのように実現するかという観点から行うことが必要です。引き続き、しっかりと検討をしてまいります。


午後5時には、衆議院事務総長室において、父 宮下創平に対して賜った位記(正三位)の伝達と、衆議院議長からの弔詞の伝達の式が執り行われました。事務総長に対し、心からの御礼を申し上げました。


その後、党本部で開催された「清和研政策委員会」に出席しました。

本日は、国際大学学長の北岡伸一先生を講師にお迎えし、安全保障論議の現状について体系的なお話を伺いました。

現在の国際情勢を踏まえ、安全保障についての議論を深め、きちんとした法整備をしていくことの重要性を再認識しました。


(独立行政法人改革についての第1ワーキンググループでの審議風景です。)


(第1ワーキンググループの主査は西田昌司先生です。私は3つのワーキンググループの答申を取りまとめる事務局長の立場で参加しました。)


(清和研政策委員会で、北岡先生から安全保障議論の変遷や論点について明快なお話を頂きました。)