宮下一郎ブログ

超党派 児童虐待から子どもを守る議員の会、人工知能未来社会戦略本部に出席

2018年11月30日

11月30日は、午前8時から自民党「児童の養護と未来を考える議員連盟」及び超党派「児童虐待から子どもを守る議員の会」合同勉強会に出席しました。

本日は、京都府立大学名誉教授の津崎哲雄先生から、「児童ソーシャルワークと社会的養護(養育)/虐待防止 ―戦後英国の到達点から日本の現状への示唆-」と題したご講演を頂き、質疑を行いました。

英国の「児童ソーシャルワーク機関」の在り方に比べ、日本では、児童ソーシャルワーク専門職員が欠落していること、司法関与が希薄であること、親権至上主義であること、一人当たりの扱うケースが多すぎて家族のサポートまで手が回らない状況に陥っていることなど、現状の様々な課題について学ぶことが出来ました。


正午からは、「人工知能未来社会経済戦略本部」に出席しました。

本日は、エブリセンスジャパン株式会社の真野浩代表取締役から「データ流通推進のための取引市場の要件、課題と実装事例」と題するお話を頂き、引き続き、東京大学政策ビジョン研究センター特任講師の江間有紗先生から「AI倫理とガバナンス」と題したお話を伺って、質疑応答を行いました。

真野取締役からは、AI活用に必要となるデータを取引する「データ取引市場」という新たなコンセプトによるビジネスモデルを日本で展開するという、大変興味深いお話を伺うことが出来ました。

また、江間先生からは、AI倫理を巡る議論が各界でどのように展開されているかを学ぶことが出来ました。また、哲学や倫理と技術を理解する人材育成の必要性についてもご指摘を頂きました。


(超党派 児童虐待から子どもを守る議員の会の塩崎恭久会長のご挨拶です。右が、ご講演を頂いた津崎哲雄先生です。)


(人工知能未来社会経済戦略本部でエブリセンスジャパン株式会社の真野浩代表取締役からお話を伺っているところです。真野社長の左が江間有紗先生です。)

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