衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
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宮下 一郎

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清和研研修会視察で佐久医療センター、ワイナリー等を視察、映画「日本のいちばん長い日」試写会に参加

2015年7月27日

7月27日は、清和政策研究会研修会2日目の視察に参加しました。

当初は参議院の先生方も参加される予定でしたが、参議院本会議が開催されることとなり、衆議院議員6名と秘書の皆さんで視察を行うこととなりました。

視察先のアレンジなどでは、参議院議員若林けんた先生とJA全農長野、そしてJA長野中央会の皆様に大変お世話になりました。誠にありがとうございました。本日は、長野県出身ということで、私が若林先生から幹事役を引き継ぐこととなりました。


本日は、午前8時半にホテルを出発し、バスに乗って、農協が出資・経営している厚生連佐久総合病院佐久医療センターに向かいました。

佐久医療センターは、これまでの佐久総合病院から救命救急、災害拠点、地域がん診療、周産期母子医療、ドクターヘリ運航などの機能を分離させ、専門医療や救急に特化した病院として昨年3月に開院となりました。

救急医療・高度医療関係の機能はすべて2階に集約され、救急車もスロープをあがって2階から患者を運び入れる仕組みとなっているなど、様々な配慮がなされており、まさに東信地域全体の医療の中核を担う病院であることを実感しました。


午前10時40分には、東御市の日本ワイン農業研究所株式会社のワイナリー「アルカンヴィーニュ」を訪問しました。この建物は、今年4月に完成したそうです。

日本ワイン農業研究所は、農林漁業成長産業化支援機構「A-FIVE-J」と県内金融機関で構成される地域ファンド「SAIF」(信州アグリイノベーションファンド)からの投融資、玉村豊男さんの経営するヴィラデストワイナリー、有限会社信州うえだファーム、個人出資者3名の出資により設立されました。

そして、ワイン用ブドウ生産のための耕作放棄地再生・利用、ワイン原料用ブドウの供給、新規就農者の育成・支援を行っています。これまでに、野菜、果樹、ワインブドウなどの研修の卒業生が27名、現在研修中の方が14名おられるそうです。特に、ワインで新規就農を目指す研修生が4名頑張っておられます。


午前11時半過ぎには、玉村豊男さんの経営する農園&ワイナリー&カフェレストラン&ギャラリーである「ヴィラデスト・ガーデンファーム・アンド・ワイナリー」で玉村さんからお話をお聞きしながらおいしい食事とワインを頂きました。。

ワイナリーを立ち上げるためには、約10年の歳月と3000万円から5000万円の費用がかかること、しかし、一度軌道に乗れば、100年続くビジネスが可能であることなど、貴重なお話を伺うことが出来ました。

また、当地域では、8市町村が合同で小規模ワインの特区申請を取得しており、年間1万本程度のワインを生産する小規模なワイナリーが集まる地域として、発展させたいとの夢も伺いました。

遊休農地を有効活用し、付加価値をつけて農業所得を上げる6次産業化のモデルとして注目すべき取組であることを感じました。


午後2時前に佐久平駅から新幹線で上京しました。


午後5時からは、憲政記念館で開催された映画「日本のいちばん長い日」の試写会に参加しました。

この試写会は、映画議員連盟の主催によって行われたもので、上映に先だって議連の野田聖子会長と、原田眞人監督からの舞台挨拶がありました。

約130分間の映画を通じ、1945年の4月から8月にかけて、昭和天皇、鈴木貫太郎首相、阿南惟幾陸軍大臣をはじめとする多くの人々が戦争を終結させるためにいかに苦悩し、行動したかが良くわかりました。

戦後70年を迎える今年の8月にこの映画が上映されることは、とても意義あることだと感じます。是非多くの皆様に見て頂きたいと思います。


(軽井沢から佐久市に向かう途中で見た浅間山です。)


(佐久医療センターに到着後、院長の渡辺仁先生から、センターの概要などについて伺い、質疑応答を行いました。)


(スロープを上がった2階に、救急車の受け入れ場所がありました。)


(広々としたヘリポートで、ドクターヘリの運用状況等についてのお話を伺いました。現在では、年間450回程度の出動があるそうです。)


(日本ワイン農業研究所周辺の、遊休農地を再生した農地をバックに、玉村豊男社長を囲んで記念撮影しました。)


(建物の下の階には、この秋以降にブドウを醸造させるためのタンクが並んでいました。)


(JAの子会社である有限会社信州うえだファームの取組や、日本ワイン農業研究所における新規就農支援の仕組み等について説明をお聞きしました。)


(玉村豊男さんが経営するヴィラデスト・ガーデンファーム・アンド・ワイナリーの建物です。)


(レストランの窓の外には、美しいぶどう畑の風景が広がっていました。)


(昼食の最初に頂いたサラダも、野菜の一つ一つがとてもおいしく感激しました。)


(昼食を終えて、玉村豊男さんとツーショットで記念撮影をさせて頂きました。)


(ヴィラデストのワインは、これまでもいくつもの受賞をされています。)


(憲政記念館での試写会に先だって行われた野田聖子議連会長、原田眞人監督からの舞台挨拶の様子です。)


(「日本のいちばん長い日」のビラです。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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