宮下一郎ブログ

道路調査会の決議を国土交通大臣へ提出

2009年6月5日

本日、午前8時より道路調査会が開催され、3月末に凍結された18路線の取り扱いや、今後の道路採択の在り方について議論が行われ、我々が「いのちの道」議員連盟で行ってきた報告もなされました。会の最後に、「直轄国道の凍結解除に対する決議」が採択されました。

その主な内容は、
1.凍結された18事業については、各地域からの声を十分に勘案し、関係地方公共団体からの意見を聞きながら、凍結解除が図られるよう、一刻も早く必要な手続きを行うこと。

2.その際、必要なコスト縮減を図るとともに、現在の3便益によるB/Cには、命の道の価値や地域経済の発展といった重要な要素が反映されていないため、道路の持つ多面的な効果を総合的に評価すること。

3.凍結解除される事業については、昨今の厳しい経済情勢への対応、整備効果の早期発現に向けて、凍結期間の影響が極力小さくなるよう、重点化・効率化を図りながら早期完成を図ること。

等です。

私からは、大臣に、「コスト縮減も重要だが、それによって本来必要な2車線の道路が1.5車線になってしまったり、歩道がなくなったりして必要な機能が失われるのでは困る。便益について、救急医療への対応や、災害時の避難路確保の重要性、地域産業の活性化など、中長期的な面を盛り込み、総合的に必要性の再確認をした上で、凍結解除をしていほしい。」という趣旨の発言をさせていたただきました。

私は、これからも、地域の発展のために真に必要な社会資本がきちんと整備されるよう、しっかり取り組んでまいります。

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