宮下一郎ブログ

原子力規制に関するPT、原発事故収束に関する委員会、人間サイエンスの会総会、TPP交渉における国益を守りぬく会、TPP対策委員会に出席

2013年4月18日

4月18日は、午前8時から「原子力規制に関するPT 環境部会 合同会議」に出席しました。

本日は、原子力規制庁から「原子力規制委員会年次報告骨子案」と「東京電力福島第一原子力発電所汚染水処理問題について」の報告を受け、質疑応答を行いました。


午前10時からは、「原発事故被害者の生活支援及び事故収束等に関する委員会」に出席しました。

本委員会では、東京電の相澤副社長と山下原子力・立地本部長から、福島第一原発の事故収束の状況(汚染水処理等含む)について説明を受けて質疑応答を行いました。

私からは、毎日400トンの地下水が原子炉建屋に流入していることへの対策の有無と、先般のネズミが原因で発生した停電事故の原因について質問しました。

その結果、流入する地下水については、周辺に井戸を掘って水をくみ出し、原子炉建屋の水位を徐々に減らしていく作業を年末ぐらいまでかけて行い、その後、ロボットなどにより地下水流入箇所を塞ぐ計画であることがわかりました。

また、停電は、本来二重化すべき配線の一部に問題があり、停電が広範囲に波及したこと、現在は信頼性向上のための措置を前倒しで行っているとのことでした。

また、分離が技術的に困難で、汚染水の中に含まれているトリチウムの半減期は12年余りであること、人間の体内に取り込まれた場合には約10日で排出されることなども知ることができました。

福島第一原発は、今後30年から40年かけて廃炉に向けた取り組みを続けていくこととなります。安全性を確保しながら、汚染水発生の抑制など、処理コストの適正化も図っていかなければなりません。今後とも、さまざまな場を通じてチェックしていきたいと思います。


午後2時過ぎには、上伊那森林組合の井澤前組合長が議員会館をお尋ねくださいました。井澤会長は、私の箕輪町の後援会長をお引き受けいただいています。

今日は、上伊那森林組合が作っているペレットの利用状況などについてお聞きしました。年々利用先が増え、平成24年度には、年間生産能力の1750トンに迫る1600トン以上の利用があったそうです。

私からは、農業用重油価格が高騰している現状を踏まえ、地球温暖化対策のためにも、安価で効率のよい農業用ペレットボイラーの開発普及にさらにご尽力いただきたいとの意見を申し上げました。


午後3時からは、私が事務局長を務める「人間サイエンスの会総会」に出席しました。

この会は、人間に係る潜在能力や地球の未来を調査研究し、世の発展に寄与することを目的として、様々な講師の方をお招きして勉強を重ねている会であり、本日はその151回目を迎えました。

総会では、衆議院議員山本有二先生が引き続き会長を務められること、役員構成については会長一任とすることが決定されました。


午後3時20分からは、「TPP交渉における国益を守りぬく会」に遅れて出席しました。

本日は、先般の日米協議の合意について、質疑応答が行われました。


また、午後4時からは、「TPP対策委員会インナー会議」に出席しました。

こちらの会議では、日本のTPP交渉参加についての各国との協議の状況の概要と、日豪EPA交渉の途中経過についての報告を受けました。


午後5時からは「衆議院経済産業委員会 理事懇談会」に出席しました。明日の午前9時から、昨日の開催が延期された「消費税転嫁対策特別措置法」についての審議を行うことなどが決定されました。

今国会の日程も限られていますが、各法案の成立に向けて、努力していきたいと思います。


(原子力規制に関するPT 環境部会 合同会議での審議の様子です。)


(原発事故被害者の生活支援及び事故収束等に関する委員会での額賀委員長からのご挨拶です。)


(上伊那森林組合の井澤会長(中央)には、私の箕輪町後援会長としても大変お世話になっています。)


(人間サイエンスの会の会長に引き続き選任された山本有二先生からのご挨拶です。)


(TPP交渉における国益を守り抜く会での審議風景です。)


(TPP対策委員会インナー会議での西川委員長からのご挨拶です。)

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