2014年4月 のアーカイブ

消費税転嫁対策PT、衆議院経済産業委員会、道州制推進本部に出席、リニア決議を国交大臣へ、農山漁村計画法制特命委員会、衆議院本会議に出席

2014年4月25日 金曜日

4月25日は、午前8時から「消費税引上げに伴う転嫁対策に関するPT」に出席しました。

本日は転嫁対策の取組状況について関係各省から報告を受け、質疑応答を行いました。


午前9時20分からは「衆議院 経済産業委員会」の理事会、9時半からは委員会に出席しました。

本日は「電気事業法の一部を改正する法律案」についての質疑が合計6時間行われました。


途中、午前10時15分からは「道州制推進本部・内閣部会・総務部会 合同会議」に出席しました。

私からは、国民会議の議論の前に、基礎自治体と市町村の関係やそれによるメリットなどを明確にすることが必要であること、道州知事を直接選挙ではなく道州議会での選出により決定すべきであり、国会の機能も変更になることから、憲法改正も含めて国民会議の議論を行うべきであることを意見として申し上げました。


午前11時には、「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」の役員で太田国土交通大臣に昨日のリニアの東京・名古屋・大阪間の同時開業に関する決議をお渡しし、懇談をしました。


午前11時45分からは「農山漁村計画法制に関する特命委員会」に出席し、事務局長として司会進行を行いました。

本日は、全国各地で頑張っている自治体の皆様からヒアリングを行うという趣旨で、
・北海道幌加内町添牛自治区の小川雅昭区長、
・長野県根羽村の大久保憲一村長、
・島根県海士町の山内道雄町長
の3名からお話を伺いました。

それぞれ、全国一のソバ産地、木材生産・加工・販売までを統合したトータル林業、島まるごとブランド化などの積極的な取り組みで、若い人も活動する地域として持続・発展しています。

地域住民の皆様が全員で様々な活動に取り組んでいる姿が共通していると感じました。


午後1時10分からは「衆議院 本会議」に出席しました。本日は、6委員会提出の各法案の採決が行われました。


午後2時40分からは、再開された「衆議院 経済産業委員会」に出席しました。午後6時ごろまで、電気事業法改正案についての充実した審議が行われました。


(「消費税転嫁対策PT」での野田毅座長からのご挨拶です。)


(本日の経済産業委員会の議事日程です。)


(「道州制推進本部・内閣部会・総務部会 合同会議」で意見を申し上げているところです。)


(「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」の竹本委員長から、太田国土交通大臣に決議をお渡ししました。)


(「農山漁村計画法制に関する特命委員会」の冒頭、事務局長として開会のご挨拶を申し上げました。)


(右から、発言を頂いた北海道幌加内町添牛自治区の小川雅昭区長、長野県根羽村の大久保憲一村長、島根県海士町の山内道雄町長です。)


(本日の衆議院本会議の議事日程です。)

普及事業議員懇談会、リニア特別委員会、衆議院原子力特別委員会、日本経済再生本部に出席、リニア全線開業を官房長官へ提言、税制調査会小委員会、中小企業調査会勉強会に出席

2014年4月24日 木曜日

4月24日は、午前8時から「普及事業推進議員懇談会」に出席し、事務局長として司会進行を行いました。

本日の議事は、役員体制の拡充についての承認に引き続き、農林水産省から、共同農業普及事業と林業普及指導事業の現状についてご報告を受け、各団体から普及活動の事例報告等を頂き、質疑応答を行いました。

改めて、普及指導員の皆様の活動が農業や林業の活性化のために重要であることを認識した懇談会でした。


午前9時からは、「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」に出席し、財務問題ワーキンググループの座長として、東京~名古屋~大阪間の同時開業のメリットや財源スキーム案について検討内容の報告を申し上げました。

現在の予定では、東京~名古屋間開業が13年後、名古屋~大阪開業が31年後ですが、今回のスキームは、名古屋~大阪間の建設費用を国が負担して全線同時開業をし、その後JR東海が長期の返済計画にしたがって建設資金を国に返済するというものです。

これにより、日本経済の成長力を高め、大規模災害リスクの低減を図り、リニア技術を世界に発信し、羽田・伊丹空港の発着枠を弾力運用することが可能となります。

会の最後に、皆様の意見を踏まえて、特別委員会としての決議をまとめ、政府にその実現を求めていくこととなりました。


午前11時には、「衆議院 原子力問題調査特別委員会」に出席しました。本日は、各党委員による一般質疑が行われました。


午後1時からは、「日本経済再生本部・金融調査会合同会議」に出席し、金融調査会事務局長として司会進行を行いました。

本日は、トヨタファイナンシャルサービス株式会社の平野英治取締役副社長から「銀行振り込みの改善について」と題したお話を頂き、質疑応答を行いました。

英国、スウェーデン、シンガポールではすでに24時間365日のリアルタイムの振り込みが実現しているのに対し、日本では平日の営業時間に限られています。

また、これら各国では振り込みと同時に送れる文字情報が140文字以上なのに対し、日本では20文字に限られており、振り込み内容について電話やメール等で確認する作業が必要となっています。

こうした不都合を解消するために、国内の各銀行の対応が求められる実態が明らかになりました。


午後3時には、超伝導リニア鉄道に関する特別委員会の役員で官邸に菅官房長官を訪ね、本日の委員会で決定した決議文をお渡しし、大阪までのリニア全線同時開通の必要性に関し、お話を申し上げました。

菅官房長官は、その重要性をよくご理解くださり、激励を頂きました。


午後3時半からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。本日の議題は、「法人課税の在り方の検討に当たっての基本的考え方について」です。

法人税の実効税率引き下げと財政再建などを中心に、約1時間半にわたり、様々な論点から各議員の意見表明が行われ充実した会議となりました。


午後5時過ぎからは、「中小企業・小規模事業者政策調査会 勉強会」に出席しました。

本日は、川崎市経済労働局の伊藤和良局長から、「地方行政の視点から見た中小企業説策について」と題した講演を頂き、意見交換を行いました。

川崎市では、2007年から「川崎市知的財産交流会」が主体となって、大企業の特許を市内の中小企業に紹介し、中小企業の新製品開発をサポートする活動をされています。これまでに17件が成約し、すでに8件が製品化されています。

大企業内に眠っている特許を生かし、中小企業が自社ブランド製品を開発し、脱下請けを実現、企業全体が活性化する等、大きな効果をあげておられます。

こうした取り組みを全国に広げていくことにより各地の中小企業の力を引き出すことができるのではないかと感じました。


(「普及事業推進議員懇談会」の冒頭の宮路和明会長からのご挨拶です。)


(「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」において、財務問題ワーキンググループの座長として検討結果の報告を申し上げました。)


(本日決定した決議です。クリックでPDFファイルをご覧いただけます。)


(「日本経済再生本部・金融調査会合同会議」で、トヨタファイナンシャルサービスの平野英治副社長(左から2人目)からお話を伺っているところです。)


(竹本直一委員長から、超伝導リニア鉄道に関する特別委員会の決議を菅官房長官にお渡ししました。)


(「税制調査会小委員会」冒頭での野田毅税制調査会長からのご挨拶です。)


(左から、川崎市経済労働局の伊藤和良局長、伊藤達也調査会長、山際大志郎経済産業部会長です。)

中小企業政策調査会、衆議院経済産業委員会に出席、売木村の皆様と懇談、中小企業政策調査会幹部会、経済産業部会、清和研政策委員会、道路調査会に出席

2014年4月23日 水曜日

4月23日は、午前8時から「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。

本日は、日本銀行の木下信行理事と経済産業省地域経済産業グループの岩本晃一産業政策分析官から、「ドイツにおける中小企業政策について」お話を伺いました。

ドイツにおいては、「隠れたチャンピオン」と言われる、「製品の世界シェアが3位以内か大陸シェアが1位の中小企業」が1307社あり、2位アメリカの366社、3位日本の220社を大きく上回っています。

専門人材の確保では、企業内の職業訓練と職業学校での理論教育を組み合わせた教育システムをとっています。

中小企業の不得手な新製品開発は、研究所・大学が支援し、それを職人の技能によるものづくりで製品化、さらに不得手な海外販路開拓については、海外見本市出展に対する支援を行うことにより、中小企業が輸出産業として国を支える形を実現しています。

なかでも、欧州最大の応用研究・結果主義の研究機関であるフラウンホーファー研究所の活動が大きな成果を上げています。この研究所は、研究開発機能をもたない中小企業のためにイノベーション・ノウハウを提供し、産業界のために働くことを使命としており、国内研究所数66か所、職員22000人を擁しています。

また、日本では企業が大きく育つと大都市に移転しますが、ドイツでは移動せず、何世代にもわたって地域の企業に勤め、会社と家族が運命共同体となっているとのことでした。

ドイツでは、各地方都市に特色を持たせた地方振興策を実施し、住民が故郷を誇りに思う地方都市が出来上がっているとの話もお聞きしました。

様々な点で、日本が学ぶべき点が多いことを痛感した勉強会でした。


午前8時50分からは「衆議院 経済産業委員会」の理事会、午前9時からは委員会に出席しました。

本日は、委員会の冒頭に「特許法等の一部を改正する法律案」と附帯決議の採決が行われ、いずれも全会一致で可決されました。

引き続き、野党各党の委員による質疑が行われ、最後に、茂木経済産業大臣から、「電気事業法等の一部を改正する法律案」の提案理由説明を聴取しました。


途中、地元から売木村の清水秀樹村長、観光課の代田浩雄さん、地域おこし協力隊の能見奈津子さんがお見えになり、懇談をさせて頂きました。売木村では、地域おこしのために様々な取り組みをされており、今回の上京もイベントの打合せを兼ねたものとのことでした。私も、売木村の応援団として、しっかり支援していきたいと思います。


午後2時からは、「中小企業・小規模事業者政策調査会 幹部会」に出席しました。成長戦略の改定内容や、税制改正に関する動向等について説明を受け、意見交換を行いました。


午後3時からは、「経済産業部会・税制勉強会」に出席しました。特に法人実効税率引き下げについて、様々な論点について勉強をしました。


午後4時からは、「清和研 政策委員会」に出席しました。

本日は、明治大学法科大学院の奥脇直也先生を講師にお迎えし、「集団的自衛権の概念と日本国憲法および国際法の課題」と題した講演を頂きました。

戦争や自衛権についての歴史的な経緯などについて体系的に整理して学ぶことができました。


午後5時からは、「ITS推進・道路調査会 無電柱化小委員会」に出席しました。

本日は、金沢市の山野之義市長から「無電柱化の現状等について」お話をお聞きしました。

金沢市では、1968年に、景観関連条例としては全国初となる「金沢市伝統環境保存条例」を制定され、以降、伝統環境の保存に努力されてこられました。

現在、金沢市では、従来の完全地中化の方式に加えて、軒下に配線を通したり、脇道や建物の裏から配線したり、浅いところに埋設したり、様々な工夫をしながら無電柱化を推進されています。

昭和61年から平成20年までに33.4キロメートルにわたり無電柱化を進め、現在さらに13.3キロメートルを延長する計画をすすめておられます。

無電柱化が終わった地区の写真は、どれもとてもすっきりしており、伝統的な建物の美しさが際立っています。こうした取り組みが全国で広まるよう、支援の在り方を検討していくことが必要であることを感じました。


(「中小企業・小規模事業者政策調査会」での伊藤達也調査会長からのご挨拶です。)


(本日の経済産業委員会の議事日程です。)


(右から売木村の清水村長、私、地域おこし協力隊の能見さん、観光課の代田さんです。)


(「中小企業・小規模事業者政策調査会 幹部会」での意見交換の様子です。)


(「経済産業部会・税制勉強会」で、経済産業省から説明を受けているところです。)


(「清和研 政策委員会」で講演される明治大学法科大学院の奥脇直也先生(左から2人目)です。)


(「ITS推進・道路調査会 無電柱化小委員会」で講演された金沢市の山野市長のご挨拶です。)


(金沢市の資料より。金沢駅から市街地を望む風景とのこと。とてもすっきりしていますね。)


(同じく金沢市の資料より。電柱が無いと、伝統的な街並みもより美しく感じられます。)

中小企業政策調査会の視察で神戸を訪問、衆議院本会議に出席、リニア全線早期実現を政調会長に提言、ビッグデータ議連設立総会に出席

2014年4月22日 火曜日

4月22日は、「中小企業・小規模事業者政策調査会」の視察2日目。昨日は、新神戸駅近くのホテルに泊まりました。

朝は、早めに朝食を済ませ、朝7時半すぎから歩いてホテル周辺の異人館街を歩きました。国指定重要文化財の建物も多く、美しい伝統的建築物の立ち並ぶ坂の街の雰囲気を堪能しました。


午前9時15分からは、兵庫県商工会連合会を訪問しました。地元選出の衆議院議員山田賢司先生と藤井比早之先生も合流され、木南(きみなみ)岩男会長をはじめとする役員の皆様と意見交換をさせて頂きました。

木南会長からは、大規模店やコンビニ等の出店の際に、地域の商工会や商店街に協力が得られない場合が多いのが課題の一つであること、また、会長が経営をされている運送業の課題として、20歳まで大型車の運転ができない規制があり、高卒の採用をしても戦力にならないため、規制緩和を検討してほしいとのお話をお聞きしました。


午前9時50分には、神戸商工会議所を訪問し、薮本信裕副会頭をはじめとする役員の皆様と意見交換をしました。

神戸経済は昨年はまずまずの状況だったが、消費税の影響はまだみえない状況であり、7~8割の企業が新規採用を抑えていること、商工会議所としてビジネスマッチングや、企業OBなどの外部人材の活用等にも力をいれていること等のお話をお聞きしました。


その後神戸空港に向かい、午前11時前の便で東京に向かいました。

午後1時からは、衆議院本会議に出席しました。本日は、各委員会から送付された法案の採決と、「独法通則法・関係整備法」の趣旨説明質疑が行われました。


午後3時過ぎには、「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」の役員で高市早苗政務調査会長を訪ね、リニアの東京・大阪間の全線早期建設に向けた財源スキームの検討状況などについて中間報告を行いました。

日本全体の成長力を高め、災害に強い高速交通網を創るためにも、大阪までの早期開業をめざして、頑張ってまいります。


午後3時半からは、「M2M・ビッグデータ議員連盟 設立総会」に出席しました。

「M2M・ビッグデータ」とは、個人の買い物や交通履歴、スマートフォンやスマートメーターなどから機械が自動的に収集した膨大なデータを指します。議連では、これを活 用した物流・インフラ管理、交通の高度化、電力の最適な供給、在庫管理、セキュリティなどの分野の発展に向けた勉強を進める予定です。

はじめに、呼びかけ人代表の衆議院議員逢沢一郎先生から趣旨の説明をかねたご挨拶があり、互選により相沢先生が議連会長に就任されました。

また、本日は、ATカーニー株式会社の吉川尚宏さんから、「M2M関連産業発展のために」と題した講演を頂き、質疑応答を行いました。

日本国内では、携帯電話通信モジュールの回線需要が2014年の1172万回線から2017年には1523万回線に、エネルギー、セキュリティ、自動車、流通、医療・ヘルスケアなど、周辺市場の規模は2014年の3248億円から2017年度の8684億円に増加するとの予想が示されました。

また、東京五輪をM2M五輪として世界にアピールすること、特に自動車のICT化によって円滑な交通を実現することが大切であるとのお話でした。

私もITS・道路調査会やG空間情報活用推進特別委員会の事務局長としても、しっかりと勉強していきたいと思います。


(今朝歩いた異人館街の地図です。)


(国指定重要文化財の「風見鶏の家」です。素敵な洋館でした。)


(兵庫県商工会連合会での懇談風景です。)


(神戸商工会議所での意見交換会の最後に記念撮影を行いました。)




(本日の衆議院本会議の議事日程です。)


(超伝導リニア鉄道に関する特別委員会の役員で高市政調会長に提言をお渡しし、懇談をさせて頂きました。)


(「M2M・ビッグデータ議員連盟 設立総会」で会長に就任された逢沢一郎先生のご挨拶です。)