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農林役員会、衆議院科学技術推進特別委員会、日本経済再生本部、衆議院本会議、経済産業部会、JA長野の皆様との懇談会に出席

2014年4月8日 火曜日

4月8日は、午前7時45分から「農林役員会」に出席しました。

本日は、特に、昨日大筋での合意がなされた日豪EPAについて説明を受け、質疑応答を行いました。

今回の合意では、冷蔵牛肉と冷凍牛肉の関税引き下げを15年ないし18年かけて行う一方、引き下げ後の関税を適用する輸入枠はほぼ過去5年間の輸入実績の平均前後に抑えられ、これを超えた場合には従来の38.5パーセントの関税が適用されるセーフガードの仕組みが設けられており、輸入急増による打撃を回避する配慮がされています。

しかしながら、枠内の輸入牛肉の価格が下がることになり、国産牛肉の価格への影響も懸念されるため、経営安定対策などの支援策を拡充していくことが必要です。現場での影響を把握しながら、しっかりと対応していきたいと思います。



午前8時50分からは、「衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会」の理事会、午前9時からは、委員会に出席しました。本日は、午後4時まで、5時間にわたり、先般の大臣所信に対する質疑が行われました。


途中、正午からは「日本経済再生本部・金融調査会合同会議」に出席し、金融調査会事務局長として司会進行を行いました。

本日は、イオン株式会社グループIT責任者兼イオンアイビス株式会社代表取締役社長の金子淳史さんを講師にお迎えし、「企業間決済の効率化 ~現状の決済システムの課題~」と題した講演を頂きました。

イオンでは、これまで紙ベースで行っていた受発注や出荷・受領、請求・支払いなどをIT化し、各業務プロセスでのミスやエラーを無くす取り組みをされています。今後は、全銀協による決済システムを標準化し、商流情報と連動させることを希望するとのお話でした。

また、塩崎本部長代理からは、現在の銀行振り込みの課題として、時間外取引では相手に資金が届くのが翌営業日になること、振り込みの情報として20ケタの文字しか入れられないため、電話での内容確認の事務が発生していることなどの点についてのご指摘がありました。英国、スウェーデン、インド、シンガポールなどでは、24時間即時入金を実現しているそうです。日本でのシステムのグレードアップの必要性を認識した会議でした。


午後1時からは「衆議院本会議」が行われ、「中心市街地活性化法」「港湾法」「著作権法」の採決が行われ、いずれも賛成多数で可決された他、「鳥獣保護法」についての趣旨説明質疑が行われました。


午後2時からは、「「衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会」が再開されました。


午後4時からは、「経済産業部会及び中小企業・小規模事業者政策調査会合同会議」が開催され、「中小企業白書(案)について」と「中小企業関係施策について」を議題として審議が行われました。

今年の中小企業白書は、772ページ、厚さ3.4センチの大部であり、現状分析や将来に向けた動き、平成25年度に実施された施策や、さまざまな企業のモデル的な取り組み等が体系的に整理されています。これらをこれからの施策の策定にしっかり生かしていきたいと思います。


午後5時半からは、JA長野中央会の主催により開催された「農協に関する懇談会」に出席しました。

JA中央会の大槻憲雄会長からのご挨拶に引き続き、春日専務よりJAグループをめぐる情勢と今後の対応についてご説明がありました。出席した国会議員それぞれからも状況説明等を行い、意見交換が行われました。

雪害復旧対策や日豪EPA、新農政への対応やJA改革等、多くの課題を乗り越えて、長野県の農業がさらに元気になるよう、JAの皆様とともに取り組んでいきたいと思います。


(「農林役員会」での中谷元農林水産戦略調査会長からのご挨拶です。)


(「衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会」の議事日程です。)


(「日本経済再生本部・金融調査会合同会議」で、金子淳史社長(私の左)からご講演を頂いているところです。)


(「衆議院本会議」の議事日程です。)


(「経済産業部会及び中小企業・小規模事業者政策調査会合同会議」での伊藤達也調査会長からのご挨拶です。)


(「農協に関する懇談会」の冒頭に、JA中央会の大槻憲雄会長からご挨拶を頂いているところです。)