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TPP対策インナー会議、中小企業・小規模事業者政策調査会に出席、独立行政法人・特別会計委員会とりまとめを内閣官房長官に報告、リニアモーターカーに試乗

2013年12月13日 金曜日

12月13日は、午前8時から「TPP対策委員会インナー会議」に出席しました。シンガポールにおけるTPP交渉閣僚会合について、派遣議員団ならびに政府から報告を受け、質疑応答を行いました。

内閣官房からの結果報告文書では、「市場アクセス、ルール分野の両面において交渉終結へ向けた作業を、各国が柔軟性をもって継続することとなった。そのため、今後数週間、集中的な作業を行い、来月、再度、閣僚が集まる予定(具体的な日程・場所は調整中)。」とされています。

いずれにしても、我が党の公約や衆参の委員会決議を守ることが大前提です。得ることができる情報は限られていますが、今後も、交渉の推移をしっかりチェックしていきたいと思います。


午前9時からは、「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。本日は、全国の地方経済産業局長から、地域経済の現状と課題について、ご報告を頂くとともに、中小企業庁より平成25年度補正予算案に盛り込まれた「中小企業・小規模事業者対策」について説明を受け、これらを踏まえて質疑応答を行いました。

各局長からのご報告では、それぞれの地域で成長分野での取り組み等が起こっており、明るい兆しがあるものの、バラツキがあることなども実感しました。補正予算等の施策を様々なチャンネルをつかって多くの企業の皆様に伝え、実績を上げていかなければなりません。


午前11時半には、官邸において、自由民主党行政改革本部の「独立行政法人・特別会計委員会」と「無駄撲滅プロジェクトチーム」の報告書を菅官房長官にお渡しし、内容について懇談をしました。私は、独立行政法人・特別会計委員会の事務局長の立場で出席しました。

今般の独立行政法人改革の検討にあたっては、政府における検討状況も踏まえながら、民主党政権下でのパフォーマンス的で乱暴な見直し案を白紙に戻し、独立行政法人が本来期待される政策実施機能を効果的かつ効率的に発揮できるよう、組織の在り方について党としての考え方を整理しました。

研究開発法人や日本医療研究開発機構など、引き続き在り方の検討が必要な分野も残っています。政府における検討を見守っていきたいと思います。


その後、車で山梨のリニア実験線に向かい、従来の18.4キロから42.8キロに延長された実験線において、営業仕様の新型車両「L0(エルゼロ)系」の車両に試乗しました。

これまでの実験線では、時速500キロでの走行は短時間でしたが、総延長が伸びたことにより、本日は1分40秒にわたり、時速505キロでの走行を体験することができました。

リニアに乗るのは、今回で5回目ですが、これまでよりも振動や騒音が少なくなっていることを実感しました。新型車両であることと、今回の工事で線路に当たるガイドウェイも刷新されたことが主な原因とのことでした。

また、新型車両は断面が四角に近い形になったことにより、現在の新幹線と同程度の荷物収納スペースが確保されており、営業運転がすぐにでもできる車両であると感じました。

14年後の開通に向けて、伊那谷でも工事の着工が近づいてきます。工事用道路の整備等、足もとの課題にもきちんと対応していかなければなりません。引き続き、地元の皆様、長野県とも連携を取りながら、しっかり取り組まなければとの思いを強くしました。


(「TPP対策委員会インナー会議」での西川委員長からのご挨拶です。)


(「中小企業・小規模事業者政策調査会」での伊藤調査会長からのご挨拶です。左の列は、全国から出席された地方経済産業局長の皆様です。)


(平成25年度補正予算の政策ビラです。クリックでpdfでデータをご覧いただけます。)


(「独立行政法人・特別委員会」のメンバーから、報告書を菅官房長官にお渡ししました。)


(報告書の表書きです。クリックでpdfファイルにより全文をご覧いただけます。)


(本日乗車したリニアの新型車両です。)


(始めに、実験センターの会議室でJR東海の皆様から概要説明を受けました。)


(リニア車両の乗り込み口です。飛行機のタラップのような構造です。)


(車内のモニターで、本日の走行予定の説明を受けました。)


(これが、新型車両の先頭部分です。28メートルの内、先頭部が15メートルを占めています。


(一緒に試乗に参加された先生方との一枚。左から金子一義先生、吉田ひろみ先生、私、奥野信亮先生、鈴木淳司先生です。)


(本日の最高速である時速505キロの表示の横で記念撮影しました。)