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農林役員会と農林部会合同会議で26年度予算報告、オランダ訪問議員団とオランダ大使との昼食会に出席

2013年12月24日 火曜日

12月24日は、午前10時から「農林役員会」に出席しました。農林水産省の今井官房長より、平成26年度農林水産関係予算について説明を受け、質疑応答を行いました。

平成26年度農林水産予算の概算決定額は2兆3267億円で、対前年比1.3%増で、25年度予算に引き続いての増額となりました。また、補正予算の4310億円を加えると、対前年比20%増となります。

来年度予算には農林業の体質を強化し、新たな時代の産業としてパワーアップするための項目が並んでいます。この予算を早期に成立させ、効果を上げていかなければならないと感じます。


午前11時からは、「農林水産戦略調査会・農林部会・農政推進協議会 合同会議」に出席しました。ここでも、来年度予算についての説明が行われました。

引き続き、林芳正農林水産大臣から予算についての考え方や今後の農政発展に対する決意のご挨拶があり、次に団体を代表して全国農業会議所の二田孝治会長、JA全中の萬歳章会長、日本林業協会の飯塚昌男会長より御礼のご挨拶がありました。


正午からは、衆議院オランダ訪問議員団メンバーと、ファン・フォレンホーヴェン駐日オランダ王国全権大使との昼食会に出席しました。

私も、オランダ友好議員連盟の一員として、来月中旬にオランダを訪問する予定です。本日は、訪問団メンバー5人の内、団長の衛藤征士郎先生、メンバーの鈴木淳司先生と私が参加させて頂きました。

オランダ大使からは、オランダが日本にとって最も付き合いが長い国であること、最古の自由貿易主義国家であり、現在も多くの国々と租税条約を結んでいることから、海外企業のヨーロッパ拠点として最適地であり、日本からも多くの企業が本部を置いていること、有数の農産物輸出国であること、国土の3分の1が海面以下の土地であり、災害に対応するため、国民皆でコンセンサスを得ることが根付いていること、選挙は比例制のため1党が過半数を取ることはなく、常に連立政権となり、合意形成が重要であることなど、様々な面について貴重なお話を頂きました。

また、我々の行程表を見ながら、見どころや留意点など、アドバイスも頂きました。

オランダの王室と日本の皇室との絆の強さにも言及され、特に天皇皇后両陛下がオランダを訪問された際に、気軽に学生さんたちと言葉を交わされた様子を撮影した写真を公邸から取り寄せて見せてくださいました。

改めて、オランダと日本の様々なつながりを再認識しました。1月のオランダ訪問が楽しみです。大使とは、議員団の帰国後に意見交換の場をもつことをお約束しました。


(農林役員会で、農水省から予算の報告を受けているところです。)


(農林関係合同会議での中谷元農林水産戦略調査会長からのご挨拶です。)


(オランダ大使館の皆様との昼食会で、初めに記念撮影をしました。)


(天皇皇后両陛下のオランダ訪問時の様子についてお話しされるファン・フォレンホーヴェン大使です。)