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JA長野の皆様と懇談、文科省と農水省に要望、全国戦没者遺族大会開催

2013年2月5日 火曜日

2月5日は、朝7時半から、JA長野の皆様の主催で長野県選出国会議員との朝食会を兼ねた要請懇談会が開催されました。

本日のメインは、「福島第一原発事故に伴う長野県産牛肉の風評被害損害賠償に関する要請」でした。

平成23年7月8日に、汚染稲わらを給与された牛の肉の一部から放射性物質が検出されたとの報道から、長野県を含む東日本の産地を中心に牛肉価格が急落しました。

実際に長野県内では稲わらを与えた牛はなかったものの、風評被害による価格下落の影響をうけたのです。

原子力損害賠償紛争審査会は「損害の範囲の判定に関する中間指針」において賠償対象の17道県を明記しましたが、その中に長野県が含まれなかったことから、東京電力は十分な賠償に応じず、現在、原子力損害賠償紛争解決センターへ和解を申し立て、これまでに4回の口頭審理が実施されています。

こうした経過について、質疑応答が行われ、引き続き、私がご案内して、原子力損害賠償紛争審査会を所管する文部科学省と、農林水産省への要請に同行しました。

文部科学省では丹羽政務官が、農林水産省では江藤副大臣が丁寧に対応をしてくださいました。

実態を踏まえ、最終的な「指針」において、「長野県は風評被害の対象県」であることを明記することと、原子力損害賠償副総審査会におけるすみやかな審議・決定を要請しました。


午前10時半頃に、党本部で開催された「第69回全国戦没者遺族大会」に出席し、長野県代表の皆様にご挨拶をしました。


午前11時半からは、「農林水産戦略調査会・農林部会・農業基本政策検討PT合同会議」に出席しました。

自民党政権下で実施された経営所得安定対策と民主党政権下の農業者戸別所得補償制度の比較について説明を聞き、質疑応答を行いました。選挙公約で、自民党は新たな「日本型直接支払い制度」の創設を明記しており、今後はその制度設計についての議論も行われる予定です。よりよい制度ができるよう、しっかり取り組んでまいります。


午前12時半には、衆議院議員会館の会議室で、長野県遺族会の皆様と面会をしました。

皆様からは、「戦没者の妻に対する特別給付金」と、「身寄りのない戦没者等の父母に対する特別弔慰金」の継続決定や、関係所要経費が平成25年度予算に計上されたことに対し御礼があり、私からも、日頃から頂いている温かなご支援に対し心からの御礼を申し上げました。


午後1時からは、衆議院本会議において、財務大臣の財政演説を踏まえての代表質問が行われました。


午後4時からは、各省庁との打ち合わせなどを行いました。本日も全力投球。充実した一日でした。


(朝食を終え、JA長野中央会の大槻憲雄会長から、要請内容の概要についての説明をふくめたご挨拶を頂きました。)


(長野県選出国会議員の先生方を代表し、私が要請活動に同行しました。はじめに、文部科学省の丹羽政務官に説明と要請を行いました。)


(農林水産省では、江藤拓副大臣が丁寧に対応してくださいました。大槻会長から要請書をお渡ししました。)


(遺族大会でご挨拶される田村厚生労働大臣です。本日の大会には、本当に多くの党所属国会議員が出席していました。)


(農業基本政策検討PTの宮越先生から、本日の会の趣旨と今後の進め方についての御説明がありました。)


(長野県遺族会の皆様には、一貫して強力な応援を頂いています。改めて心から感謝申し上げます。)