宮下一郎ブログ

衆議院決算行政監視等実情調査議員団調査 2日目

2019年8月26日

8月26日は、朝食の後に、ホテル周辺を小一時間ほど歩きました。スタイリッシュな路面電車や連結バス、ケーブルカー、電動自転車や電動キックボードで通勤する人にも出会いました。旧市街を見下ろせる橋から、美しい街並みを写真に収めました。

午前10時には、欧州会計検査院を訪問し、トニー・マーフィー検査官から欧州会計検査院の業務について体系的な説明を受け、質疑を行いました。

欧州会計検査院では、EU諸国を横断的に検査を行っており、政策評価では、交通政策、農業政策、地球温暖化、移民問題、安全保障などのテーマについて扱ってきたとのお話でした。

一方、欧州会計検査院の指摘や提言を受け入れて政策に反映させるかは各国政府の判断に委ねられており、強制力は持たない、とのことでした。

会計検査院での会議の後、旧市街を見渡せる城壁を訪問しました。近代的なビジネスエリアと異なるルクセンブルクの歴史を感じる空間でした。

昼には、大使公邸において昼食を頂きながら、鈴木繁治特命全権大使から、ルクセンブルクについてのご説明を頂きました。

人口60万人の小国ながら、かつては鉄鋼に依存した産業構造を脱却し、投資信託規模で世界第2位を誇り金融業でGDPの約3割を生み出す金融立国を実現、近年はフィンテック、ICT、物流、宇宙資源開発などにも取り組んでいます。
国際政治の面でも、フランス、ドイツ、ベルギーの間に位置する地理的特徴を生かしてEU原加盟国として存在感を発揮し、歴代欧州委員会委員長12名のうち、ユンカー現委員長を含む3名を輩出するとともに、欧州会計検査院をはじめとするEUの機関を誘致しています。

また、義務教育課程でルクセンブルク語、ドイツ語、フランス語、英語を学び、多くの国民が多言語を話せるのも強みになっているとのことでした。

午後3時の便でルクセンブルク空港からフランクフルト空港に向かいました。

フランクフルト空港では、フランクフルト総領事館の角田剛隆首席領事から、ドイツの産業や食文化、移民政策など、様々なお話を伺うことが出来ました。
その後、午後6時過ぎの飛行機で、スウェーデン・ストックホルムのアーランダ空港に向かいました。

スウェーデン到着後にホテルに向かい、午後9時半過ぎから、明日以降の日程についての打ち合わせなどが行われました。

明日は、8カ所で面談や会食などが行われ、様々な分野の皆様にお会いする予定です。



(5両編成のカッコいい路面電車です。)


(2台が連結されたバスも多く走っていました。)


(低いところにある旧市街と高台にある新市街を結ぶケーブルカーです。)


(シェア自転車のステーションです。)


(旧市街を見渡せる橋の上から撮影した風景です。)


(欧州会計検査院での会議に出席したメンバー全員での記念写真です。)

(トニー・マーフィー検査官から欧州会計検査院の業務について説明を受けているところです。)

(私から質問をしているところです。)

(欧州会計検査院の入り口ロビーでの記念写真です。)

(旧市街を見下ろす城壁の上での記念写真です。)

(高いところにある建物を背景に記念撮影をしました。)

(上から見た旧市街の様子をパノラマ写真で撮影しました。)


(大使公邸での昼食懇談会の前に記念写真を撮影しました。)


(昼食後に庭に出て撮影した写真です。)

(大使公邸は外観も素敵でした。)

(このジェット機でフランクフルトに向かいました。)


(フランクフルト総領事館の角田剛隆首席領事から様々なお話を伺っているところです。)


(スウェーデンのアーランダ空港に午後8時過ぎに到着した際に、綺麗な夕焼けが迎えてくれました。)

(ストックホルムのホテルのレストランで打ち合わせをしているところです。)

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