宮下一郎ブログ

ソーシャル・ファーム議員連盟で認定NPO法人 多摩草むらの会を視察しました

2018年7月2日

7月2日は、ソーシャル・ファーム議員連盟の有志で、八王子市で精神障がい者の就労支援等をされている認定NPO法人多摩草むらの会の活動を視察しました。

参加したのは、議連会長の田村憲久先生、事務局長の木村弥生先生、参議院議員の今井絵理子先生と私の4人です。

午後1時過ぎに、農産物の生産・販売をしている「夢畑(ゆめばたけ)」を訪問し、シイタケの菌床栽培のハウス、ミニトマトのハウスでお話を伺いました。

その後、マイクロバスに載せて頂き、様々な野菜を栽培している畑に移動し、お話を伺いました。

農薬を使わない漢方農法を採用し、少量多品種で様々な農産物を栽培されていました。そもそも、この農地も、はじめは耕作放棄地であったところを職員と利用者の皆様で再生したそうです。また、農産物はNPO法人が運営するショップやレストラン、加工所などに出荷され、すべてが活用されているそうです。農福連携や6次産業化のモデルだと感じました。


午後2時半過ぎには、車で、多摩センター駅近くのショッピングセンター「ココリア多摩センター」に移動し、本格派レストランの「畑 de きっちん」、農産物や無添加製品を扱う「どりーむふぁーむ夢畑 自然派マルシェ」、フルーツカレーや薬膳カレーが楽しめる「どりーむふぁーむ夢畑 薬膳カレー」、布小物のデザイン・製造・販売を行っている「布や 夢うさぎ」を訪問し、お話を伺いました。それぞれが、とても魅力的なお店でした。

最後に、事務所で風間美代子代表理事にお会いし、これまでの経緯や今後の計画などについてお話を伺うことが出来ました。

その中で、平成14年に「寒天茶房 遊夢」を開店するにあたって、伊那食品工業の塚越会長や井上社長から支援を受けたことなどのお話をお聞きしてびっくりしました。不思議なご縁を感じました。

認定NPO法人多摩草むらの会は、平成30年4月30人現在、利用者数468名とA型雇用13名の登録があり、160名のスタッフの皆様が活動を支えているそうです。

精神障がい者の皆様だけでなく、知的障がいを持つ人や引きこもりだった方など、様々な皆さんが、それぞれ生き生きと活動をされています。まさに、ソーシャル・ファームのモデルだと感じました。

認定NPO法人多摩草むらの会については、ホームページや、紹介ビデオ本日頂いた資料をご参照ください。


(始めに、「夢畑」のシイタケ菌床栽培を行っているハウスでお話を伺いました。)


(様々な野菜を栽培している畑でお話を伺いました。)


(「ココリア多摩センター」にある本格派レストラン「畑 de きっちん」の皆様との記念写真です。)


(とれたての農産物がならぶ「どりーむふぁーむ夢畑 自然派マルシェ」での記念写真です。)


(「どりーむふぁーむ夢畑 薬膳カレー」のスタッフの皆様との記念写真です。)


(「布や 夢うさぎ」の販売コーナーの様子です。)


(NPO法人多摩草むらの会の風間美代子代表理事(前列中央)を囲んで、記念撮影をしました。)


(風間美代子代表理事より、これまでの取組みや理念など、さまざなお話を伺うことが出来、大変感銘を受けました。)

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