2021年2月24日 のアーカイブ

災害対策特別委員会合同会議、農林役員会、さくら振興議員連盟総会、農産物輸出促進対策委員会、デジタル人材・確保小委員会、自民党農村基盤整備議員連盟総会、家畜伝染病予防対策検討PT、綜學勉強会に出席しました

2021年2月24日 水曜日

2月24日は、午前8時から「内閣第一部会・災害対策特別委員会合同会議」に出席しました。

本日は、議員立法「地震防災対策特別措置法の一部を改正する法律案」と閣法「災害対策基本法の一部を改正する法律案」についての法案審査を行い、ともに了承されました。

私からは、災害対策基本法に関し、今後のデジタル化の進捗を踏まえ、避難行動要支援者名簿をデジタル管理し、転居などの移動を反映できるようにすることと、災害時に、消防団員などの支援者に向けてプッシュ型の通知が届くシステムを検討すべき、との提言を申し上げました。

引き続き開催された「災害対策特別委員会」では、「令和3年1月7日からの大雪等について」と「福島県沖を震源とする地震について」、それぞれ関係各省から説明を受け、質疑を行いました。

午前9時からは「農林役員会」に出席し、農林部会長として司会進行を行いました。

本日は、議員立法「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律の一部を改正する法律案」(骨子)、「農水産業協同組合貯金保険法の一部を改正する法律案」(条文)、「新たな土地改良長期計画(案)」の3つの議題についての審議が行われ、いずれも了承されました。

午前10時からは「さくら振興議員連盟総会」に出席しました。

本日は、「東京オリパラ大会聖火リレー『さくら植樹・記念石碑設置』プロジェクト」の案について提案があり、意見交換を行いました。

このプロジェクトは、各都道府県の聖火リレーのスタート地点に10本の桜の苗木と記念の石碑を設置することを目指すものです。

私からは、オリンピック・パラリンピックの公式イベントに位置づけ、協賛を得ることを検討すべきではないか、との意見を申し上げたところ、多くの皆様の賛同を得ることが出来ました。

午後1時からは「農産物輸出対策委員会」に農林部会長として出席しました。

本日は、農水省より「輸出産地の公表」についての説明をうけ、引き続き、事業者の皆様からのヒアリングとして、リモートで参加された飯田市のマルマン株式会社の中田泰雄取締役から、味噌加工品を重点商品とした台湾・アメリカ・タイなどへの輸出の取り組みについて、静岡オーガニック抹茶株式会社の橋本尚之取締役からは、マーケットインの考え方に基づく輸出先の顧客ニーズに合わせた商品づくりの取り組みについて、それぞれお話を伺い、質疑を行いました。

特に、昭和19年にマルマン株式会社の三代目社長の中田栄造氏が「中田式味噌速醸法」を発明し、それまで1年を要した熟成期間を最短20日間まで短縮したこと、戦後の食糧難時代にノウハウを無償で公開、普及に努め、信州みそのシェア拡大に貢献したお話には感銘を受けました。

また、輸出にあたっては、「味噌汁を広める」のではなく、現地のニーズに合わせて、豚肉や鶏肉の味噌漬けのたれとして販売する戦略をとり、成功されていることも、まさにマーケットインの取り組みだと感じました。

午後2時すぎからは、「デジタル社会推進本部 デジタル人材育成・確保小委員会」に出席しました。

本日は、文部科学省から「デジタル人材育成に向けた取組みについて」の説明を受け、引き続き、横浜市立大学医学部教授の山中竹春先生から「多様な立場から見るデジタル人材の育成 ~いま大学現場で必要とされる教育とは?~」と題したお話を、リモートで参加された滋賀大学データサイエンス学部長の竹村彰通先生から「日本のデータサイエンス教育をリードする滋賀大学の挑戦」と題したお話を、それぞれ伺い、質疑を行いました。

私からは、産業界のデジタル化に向けて、経営人材のリカレント教育の可能性について質問し、両先生からご見解を伺うことが出来ました。

午後3時からは「自民党農村基盤整備議員連盟総会」に出席しました。

本日は、農水省より「新たな土地改良長期計画(案)」「ため池工事特措法に係る経緯及び今後の予定」「農業農村基盤事業等における流域治水対策」「適正な設計・積算による土地改良工事の品質確保の促進」について、それぞれ説明を受け、質疑を行いました。

午後4時からは「家畜伝染病予防対策検証PT」に出席し、江藤拓PT座長、塩谷立農林・食料戦略調査会長に引き続き、私からも農林部会長としてご挨拶を申し上げました。

本日は、農水省より「高病原性鳥インフルエンザの発生状況等」と「家畜伝染病対策の検証及び強化」について説明を受け、質疑を行いました。

特に、鳥インフルエンザに関し、飼養衛生管理基準の順守徹底をどのように図るべきかなどについて充実した議論が行われました。

午後6時からは、オンラインで開催された「綜學勉強会」に参加し、冒頭に世話人を代表してご挨拶を申し上げました。

本日は、林英臣先生から「『空海』大宇宙と自分を一つに結び、思う存分天命に生きる!」と題したご講演を頂きました。

空海の人生における志の探求と修行、密教の完成、社会活動や教育機関の設立などについて知るとともに、密教の教えについても学ぶことが出来ました。

また、空海の「十住心論」を通じて、十段階の人間の生きる姿を学び、究極の姿は「大宇宙と自分を一つに結び、生命と自己の人生を大肯定し、すべての人を救うこと」にあることを知りました。

空海が唐において密教の王位を受けた後に、あえて帰国して、日本において密教を集大成したのは何故かを考えるとき、世界が大転換期を迎えている今こそ、我々が空海の「全体観」を持って、新しい時代を切り開くときである、との思いを強くしました。

ご講演の後には、一時間余りにわたって、懇談会が行われ、参加者メンバーの感想を伺うとともに、林先生に対する質疑が行われ、とても充実したひとときとなりました。林英臣先生ならびにご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。


災害対策特別委員会での今村雅弘委員長のご挨拶です。


農林役員会での塩谷立農林・食料戦略調査会長のご挨拶です。


さくら振興議員連盟総会での逢沢一郎会長のご挨拶です。


農産物輸出対策委員会で農林部会長としてご挨拶をしているところです。


画面左上が、マルマン株式会社の中田泰雄取締役、左下が、静岡オーガニック抹茶株式会社の橋本尚之取締役です。


デジタル人材育成・確保小委員会で横浜市立大学医学部教授の山中竹春先生からお話を伺っているところです。


リモートで参加された滋賀大学データサイエンス学部長の竹村彰通先生からお話を伺っているところです。


自民党農村基盤整備議員連盟総会での二階俊博会長のご挨拶です。


家畜伝染病予防対策検証PTで農林部会長としてご挨拶をしているところです。


綜學勉強会での林英臣先生の講演終了時に、皆様との記念にスクリーンショットを撮りました。