2018年7月 のアーカイブ

データヘルス推進特命委員会、新型通貨の適正利用を考える議連、北陸・信越ブロック両院議員会議、IT戦略特命委員会、中古住宅市場活性化委員会、子どもの元気!農産業村で育むPT役員会、働く犬を支援する議連、データヘルス推進特命委員会に出席しました

2018年7月17日 火曜日

7月17日は、午前8時半から「データヘルス推進特命委員会」に出席しました。

本日は、慶應義塾大学 医学部 医療政策・管理学教室の宮田裕章教授から「グローバルな視点から見たデータヘルス改革の実態」について、東京大学 大学院 法学政治学研究科の米村滋人教授から「医療情報に関する法律の現況と立法上の課題」について、それぞれお話を伺い、質疑を行いました。

個人情報保護を踏まえることと、ビッグデータ解析により研究をすすめることのバランスをとることが重要であることを感じました。


午前10時からは、「新型通貨の適正利用を考える議員連盟 設立総会」に出席しました。

本日は、設立趣意書や役員構成が承認され、竹本直一先生が会長に就任されました。

基調講演では、ガリレオ・グローバル・グループ会長兼CEOのジョルジュ・ウジュー氏より「日本経済の活性化 仮想通貨が日本の経済成長に果たす役割に関する考察」と題したご講演を頂きました。


午前11時からは、「北陸・信越ブロック両院議員会議」に出席しました。

本日は、各県における政治的トピックスなどについての情報交換が行われました。


正午からは、「IT戦略特命委員会」に出席しました。

本日は、株式会社光電製作所の加藤毅社長より「飛行時間世界最長 純国産ドローンの使い道」について、モバイル コア株式会社の内田清志社長より「S・I・S & MTC 『自分のスマホが31か国語の通訳マシンに早変わり!』」と題したお話をそれぞれ頂き、質疑を行いました。

小型ヘリコプター技術を応用した安定性の高い国産大型ドローンの競争力の高さを感じるとともに、スマホと連動して任意のサイトに利用者を誘導する新たなカードの技術にも、様々な応用の可能性を感じました。


午後1時15分からは、「住宅土地・都市政策調査会 中古住宅市場活性化委員会」に出席しました。

本日は、国土交通省から「マンションの管理等」について、一般社団法人マンション計画修繕施工協会より「マンション改修工事業界における課題等」について、一般社団法人マンション管理業協会より「マンション管理業協会の活動」について、それぞれお話を伺い、質疑を行いました。

特に、計画修繕・耐震改修により、既存マンションの価値を高め、活用していくことが大切であることを感じました。


午後2時半からは、「子どもの元気!農山漁村で育むプロジェクトチーム役員会」に出席しました。

本日は、当プロジェクトチームが中心となってつくりあげた「青少年自然体験活動等の推進に関する法律案」(議員立法)の状況について、務台俊介PT事務局長より説明を受け、意見交換を行い、早期の成立に向けて努力していく方針が確認されました。


午後3時からは、「平成30年7月豪雨非常災害対策本部」に出席しました。

本日は、高知県、京都府、岡山・広島県、福岡県の4班に分かれて実施された対策本部の現地調査の報告があり、引き続き、関係する13の省庁から、政府の対応状況についての説明を聴取しました。

様々な課題が残っており、災害からの復旧・復興が道半ばであることを強く感じました。


午後4時からは、「働く犬を支援する議員連盟 総会」に出席しました。

本日は、厚生労働省より「海外の補助犬使用者を国内で受け入れるための現状と課題」、「身体障害者補助犬の普及啓発の推進」について、Tokyo2020大会組織委員会より「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会会場における補助犬受け入れの取組み」について説明を受け、質疑を行いました。

私からは、海外の補助犬使用者の受け入れ手続きについての周知と、万一手続きを知らずに入国した補助犬使用者への対応方法の検討、店舗などへの補助犬についての啓発に努力することをお願いしました。


午後4時半からは、本日2回目の「データヘルス推進特命委員会」に出席しました。

本日は、筑波大学 医学医療系ヘルスサービスリサーチ分野の田宮菜奈子教授から「明るく豊かな少子高齢社会のためのデータヘルス改革について ―科学的介護に向けて」と題したご講演を頂き、質疑を行いました。

田宮先生からは、予防・治療・看護・リハビリ・介護・福祉を一連のサービスとみるべきであること、ドイツの例を参考に、家族介護を評価して制度に位置づけるべきであることなど、貴重なご示唆を頂きました。


(データヘルス推進特命委員会での塩崎泰久委員長からのご挨拶です。)


(新型通貨の適正利用を考える議員連盟設立総会での竹本直一会長からのご挨拶です。)


(ガリレオ・グローバル・グループ会長兼CEOのジョルジュ・ウジュー氏よりご講演を頂いているところです。)


(北陸・信越ブロック両院議員会議での山崎正昭会長からのご挨拶です。)


(IT戦略特命委員会の開始前に、講師の皆様と、ドローンとともに記念撮影をしました。)


(IT戦略特命委員会の平井卓也委員長からのご挨拶です。)


(中古住宅市場活性化委員会での井上信治委員長からのご挨拶です。)


(子どもの元気!農山漁村で育むプロジェクトチーム役員会での遠藤利明PT委員長からのご挨拶です。)


(平成30年7月豪雨非常災害対策本部での二階俊博本部長からのご挨拶です。)


(働く犬を支援する議員連盟での中曽根弘文会長からのご挨拶です。)


(本日2回目のデータヘルス推進特命委員会での塩崎泰久委員長からのご挨拶です。)

自動車整備振興会伊那支部ゴルフコンペの開会式に出席しました

2018年7月16日 月曜日

7月16日は、午前7時45分から伊那国際ゴルフクラブで開催された、長野県自動車整備振興会伊那支部の主催による「第17回大会伊那支部ゴルフコンペ」の開会式に出席しました。

私からは、天龍村の豪雨災害でも道路の復旧の強い要望があったことに触れ、自動車による移動が地域の皆様の生活の基盤であり、それをささえる整備振興会の皆様のご貢献に改めて敬意と感謝を申し上げました。

また、高齢化社会に対応した衝突安全機能を持つサポカーへの買い替え促進や、来年の消費税引き上げ時の買い控え対策を行っていく方針であることをお伝えしました。

伊那でも最高気温が35度になる予定であることを踏まえ、熱中症に気を付けて、楽しい大会として頂くことをお願いしてご挨拶をしました。

帰りがけに、キャディーさんにお話を伺ったところ、昨年11月からカートにタブレット端末が設置され、随時スコアを入力することにより、プレート中でも他の参加者のスコアの途中経過がわかったり、プレーが終わったらすぐに集計が終了する、とのお話を伺いました。

各ホールの攻め方やグリーンの芝目の向きなどもわかる優れもので、いよいよゴルフもICTの時代だということを実感しました。


(長野県自動車整備振興会伊那支部のゴルフコンペ開会式でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(開会式終了後に全員で記念撮影をしました。)


(カートにつけられたタブレット端末です。高機能で、よくできたソフトだと感じました。)

天龍村を訪問、ブッポウソウを観察、豪雨災害被害を視察、後援会主催国政報告会・懇親会に出席

2018年7月15日 日曜日

7月15日は、朝、新宿を出発して地元に戻り、午後2時すぎから天龍村を訪問しました。

始めに、天龍村役場のテレビモニターで、役場屋上の巣箱に入っているブッポウソウの4羽のヒナのかわいい姿を確認し、次に、近くのお寺「自慶院」の庭から、役場屋上のアンテナに止まったり、トンボを捕まえて巣箱のヒナに餌を与えるブッポウソウの姿を観察しました。

6月19日の信濃毎日新聞の報道によれば、県天然記念物のブッポウソウの飛来ルートを研究している山階鳥類研究所が3年前からGPS内臓の記録装置を取り付けて、日本から南方にわたるルートの研究を続けてきており、今年捕獲してその記録を解析したところ、昨年9月13日に天龍村を飛び立ったブッポウソウが10月23日にカンボジアに到達していたことが分かったそうです。昨年は電池切れでここまでのデータしか取れなかったそうですが、今年は、測定の回数を減らして越冬期までのデータをとる予定と書かれています。

また、ブッポウソウは、天龍村、飯田市南信濃、栄村、新潟県十日町市でも確認され、調査が行われているとの記述もあります。昨日、十日町市を訪問したばかりだったので、ブッポウソウでもつながるご縁を感じました。


次に、天龍村の永嶺 誠一村長と大平正長副議長にご案内を頂き、役場のマイクロバスで約40分走り、先般の7月豪雨の際に崩落した坂部地区の林道の被災個所を視察しました。

崩落個所で下を見ると、百数十メートルの崖になっており、復旧の方法についても検討が必要とのお話をお聞きしました。この道は、当地域から阿南町新野方面につながる路線です。町、県とも協力して復旧に努力してまいります。

帰り道では、ヤマユリの群生地や、野生のサルに出会ったり、サル捕獲用の大きなオリを見せて頂きました。また、天竜川と山々の美しい姿、対岸の「中井侍」駅を通る飯田線の様子などを撮影することができました。


午後4時半からは、天龍村後援会主催の国政報告会が開催されました。この会には、長野県議会議員の小池清先生も駆けつけて頂き、激励のご挨拶を頂きました。

私からは、近況報告を兼ねた国政報告を申し上げました。特に天龍村の魅力を磨き、関係人口増加やインバウンド観光に向けた準備を進めることが必要ではないかとのお話をしました。

質疑では、人口減少を踏まえた外国人労働者の受け入れや一票の格差問題と地方の国会議員定数の問題についてご質問を受けて、回答を申し上げました。

国政報告会の後に、地元のグループ「天竜村はぐるま会」の宇津恵万司女さんから、「県歌制定50年記念扇子」を頂きました。表面には、大平巌前村長の書かれた県歌「信濃の国」が書かれ、裏面には、県の花である「リンドウ」が描かれた素敵な扇子です。

後半の懇親会では、全員の皆様と親しくお話をすることが出来、とても楽しいひと時でした。ご参加頂いた皆様に、心から感謝を申し上げます。


(天竜村役場近くをとぶブッポウソウです。羽の白い模様が見えました。)


(役場屋上の巣箱にいるヒナに、トンボを与えているのが確認できました。)


(自慶院にも、巣箱の中の様子がわかるモニターが設置されており、4羽のかわいいヒナの姿を見ることが出来ました。)


(境内には、県外からも多くのカメラマンが来られて、望遠レンズで撮影をされていました。)


(境内には、山階鳥類研究所の研究成果を報じる新聞記事を拡大したものが掲示されていました。)


(天竜村坂部地区の林道「虫川新野峠線」の崩落個所です。)


(下を見ると、足がすくむような崖になっていました。)


(役場に戻る途中の道下には、数十のヤマユリの花がきれいに咲いていました。)


(5~6匹の猿があるいているところに出合いました。これは、残った一匹がこちらの様子を伺っているところです。)


(設置された大きなサル用のオリです。上から入ると、出られない仕組みになっています。)


(途中、美しい風景に出合いました。)


(急な斜面に広がる中井侍の集落です、写真下の方には、中井侍駅と、飯田線が写っています。)


(天竜村後援会主催による国政報告会の様子です。)


(天竜はぐるま会の宇津恵さんから、私と小池先生に、「県歌制定50年記念扇子」を頂きました。)


(懇親会に最後までご参加頂いた皆様との記念写真です。皆様、ありがとうございました。)

棚田支援に関するPTの現地視察で新潟県十日町市を訪問しました

2018年7月14日 土曜日

7月14日は、「棚田支援に関するPT」の現地視察で、新潟県十日町市を訪問しました。

参加したのは、PT座長の江藤拓先生、PT事務局次長の進藤金日子先生、PT座長代理の私です。また、農林水産省と衆議院法制局の皆様、自民党政務調査会事務局の皆様にもご同行を頂きました。

本日は、新幹線で越後湯沢に移動し、その後、バスで「池谷集落」を訪問、NPO法人地域おこしの事務所兼宿泊所である池谷分校で、山本浩史代表と多田朋孔事務局長からお話を伺いました。

2004年の新潟中越地震により集落存続の危機に陥ったものの、ボランティア受け入れ団体の発足、地域おこし協力隊の受け入れ、NPO法人の設立を経て、棚田米の直販や体験交流事業、移住促進などに積極的に取り組み、6世帯13人にまで減少した集落が11世帯25人にまで復活したお話を伺いました。

また、十日町市がふるさと納税のメニューにNPO支援を掲げて資金を集め、さらにクラウドファンディングも活用して後継者育成住宅「めぶき」を建設したお話が印象的でした。


次に、松代(まつだい)にある雪国農耕文化を発信するための総合文化施設である「農舞台」に移動しました。

十日町市は、「大地の芸術祭」が行われる地でもあり、「農舞台」周辺では、草間彌生の「花咲ける妻有」という作品や、イリヤ&エミリア・カバコフの「棚田」という作品を見ることが出来ました。

昼食は、「農舞台」の中にある「越後まつだい里山食堂」で、地元の農産物を材料にした様々なお料理をビュッフェスタイルで頂きました。レストランの一面ガラス張りの大きな窓からは、作品「棚田」を見ることが出来ました。

食後には、「ゲロンパ大合唱」という作品に出合いました。草刈りの際に、刈った草を入れ、たい肥をつくるマシーンとのこと。農作業と芸術作品がつながっているのが面白いと感じました。


次に、「清水の棚田」を訪ねました。ここでは、リチャード・ディーコンの「マウンテン」という芸術作品を見ることが出来ました。

当地区では、2011年の長野県北部地震で大規模な崩壊がおこり、大部分の棚田が失われましたが、「平行畦畔型等高線区画工法」という方式で復旧工事がされたとのこと。

この工法で作られた棚田は、一枚一枚の田の幅が一定のため、作業効率が向上するメリットがあるとのことでした。棚田の新たな姿を見ることが出来ました。


次に、「星峠の棚田」に向かいました。途中、「松之山温泉」の大きな表示に出合いましたが、これも芸術作品とのことでした。

「星峠の棚田」では、耕作者代表として山岸公男区長からお話を伺いました。この棚田は、NHKの大河ドラマ「天地人」のオープニングにも登場した国内屈指の景観を誇っています。

ここでは、水の確保と、今後の担い手の確保が最大の課題であるとのお話を伺いました。

また、この松代地区では、NPO法人越後妻有里山協働機構(まつだい棚田バンク)の皆さんが活動をされているとのことでした。このNPOには、女子サッカーチームFC越後妻有のメンバーも参加し、農業とサッカーの両立を目指して頑張っているそうです。

その後、意見交換会場に移動し、十日町市の村山潤副市長からは、「棚田を舞台に人を繋ぐシステムの拡充支援」「移住者(田園回帰者)と地域住民が共同で行う移住者・賛同者の拡大活動への支援」「棚田での有機・減農薬・無農薬栽培への支援」「棚田での農機具の単純更新への支援」「棚田を守る豪雪地での集落維持活動への支援」「棚田の持つ多面的価値(文化・芸術・観光・教育・環境など)を高めるための全省庁挙げての総合支援」の6点についての要望書を頂きました。

引き続き、NPO法人地域おこしの山本浩史代表と多田朋孔事務局長、NPOメンバーで地域おこし協力隊の安藤直人さん、雪の日舎代表の佐藤可奈子さん、星峠の山岸公男区長、NPO法人越後妻有里山協働機構(まつだい棚田バンク)の竹中想さんからお話を伺いました。

その後の懇親会の時間には、皆様からさらに様々なお話を伺うことが出来ました。

本日の現地視察を通じ、棚田を中心に活動する皆様のパワーを感じるとともに、多くの課題についても学ぶことが出来ました。改めて、御協力・ご意見を頂いた皆様に心から感謝を申し上げます。


(越後湯沢駅からバスで池谷集落に向かい、車中で十日町市の渡辺正範産業観光部長からご説明を頂いているところです。渡辺部長には、一日ご同行を頂き、ご案内を頂きました。誠にありがとうございました。)


(池谷分校で、山本浩史代表と多田朋孔事務局長からお話を伺い、私から質問をさせて頂いているところです。)


(池谷分校の前で、記念撮影をしました。)


(池谷分校近くの棚田での記念写真です。)


(昼食会場に向かう途中に、後継者育成住宅「めぶき」を車中から撮影しました。)


(「農舞台」の近くにある草間彌生の「花咲ける妻有」という作品です。)


(「農舞台」の展望スペースからは、作品「棚田」を見ることができます。風景の前に、四季折々の農作業の様子を描いた文章が重なり、まるで一枚のポスターを見るような感じです。)


(昼食には、ビュッフェスタイルで、地元の食材をつかった様々な料理を頂きました。)


(レストランの窓から見た、作品「棚田」です。風景全体が芸術作品になっています。)


(「農舞台」の敷地には、かわいい「ゲロンパ大合唱」という作品が展示されていました。)


(リチャード・ディーコンの「マウンテン」という芸術作品です。)


(災害復旧で新たに生まれ変わった「清水の棚田」です。)


(清水の棚田をバックに、記念撮影をしました。)


(星峠に向かう途中にであった松之山温泉の看板です。これも芸術作品です。)


(天気にも恵まれ、美しく広大な星峠の棚田の写真を撮ることが出来ました。)


(星峠では、山岸公男区長(左から2人目)と十日町市の村山潤副市長(左端)からお話を伺いました。)


(意見交換会の冒頭での江藤拓PT座長からのご挨拶の様子です。)


(十日町市の村山潤副市長から要望書を頂き、内容についてご説明を頂きました。)


(皆様から、お話を伺っているところです。)


(私から佐藤さんに質問し、お答えを頂いているところです。)


(ご意見を伺った皆様との記念写真です。前列右から、十日町市の村山潤副市長、NPO法人越後妻有里山協働機構(まつだい棚田バンク)の竹中想さん、星峠の山岸公男区長、NPO法人地域おこしの山本浩史代表と多田朋孔事務局長、雪の日舎代表の佐藤可奈子さんと娘さん、NPOメンバーで地域おこし協力隊の安藤直人さんです。)


(懇親会終了後にバスで越後湯沢駅に向かう途中で、きれいな夕焼けを見ることが出来ました。)