2014年6月 のアーカイブ

経済産業部会、衆議院経済産業委員会に出席、千代・千栄・上久堅小国会見学、リニア新幹線期成同盟会総会に出席、全国過疎連盟より要請

2014年6月4日 水曜日

6月4日は、午前8時から「経済産業部会」に出席しました。

本日は関係団体の皆様から燃料輸入増大等コスト高問題についてヒアリングを行いました。

特に電力を多く必要とする産業分野で電力料金の高騰が経営に大きな負担となっており、倒産や転廃業、海外移転の事例が増えているとの報告がありました。

多くの皆様から、原子力発電の審査プロセスの明確化と再稼働、再生エネルギー固定会価格買い取り制度の見直しなどを求める声が多く聞かれました。


午前8時50分からは、「衆議院経済産業委員会」の理事会、午前9時からは委員会に出席しました。

「小規模企業振興基本法案」と「商工会及び商工会議所による小規模事業者の支援に関する法律の一部を改正する法律案」についての質疑が行われた後、採決が行なわれ、原案ならびに付帯決議が全会一致で可決されました。


途中、午前9時50分には国会見学に来られた飯田市の千代小、千栄小、上久堅小の皆さんに挨拶し、激励の気持ちを込めて握手をしました。


午後2時からは、「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会 総会」に出席しました。

政府を代表して、国土強靭化担当の古屋圭司大臣からは、災害に強い国土を創るためにも、リニア中央新幹線が重要な役割を果たすとのご挨拶がありました。

また、自民党を代表して挨拶をされた超伝導リニア鉄道に関する特別委員会の竹本直一委員長からは、党の成長戦略の中に、リニアの早期全線開通を目指すことを明記する方針であることが披露されました。

出席議員紹介の際には、私も「がんばります!」と決意を込めてご挨拶をしました。


午後3時には、全国過疎地域自立促進連盟会長である溝口善兵衛島根県知事をはじめとする連盟の皆様がお見えになりました。

今国会での法改正により、4月からの過疎債事業の拡大が実現しましたが、皆様からは、来年度予算における予算の増額確保などの要望を頂きました。私からは、全国の地域活性化に向けて努力することをお誓いしました。


(「経済産業部会」での山際大志郎部会長からのご挨拶です。)


(経済産業委員会の議事日程です。)


(千代小、千栄小、上久堅小の皆さんと笑顔で握手を交わしました。これは、先生のリクエストで写真撮影に応じているところです。)


(「リニア中央新幹線建設促進期成同盟会 総会」での古屋大臣からのご挨拶です。)


(出席国会議員の紹介の際に名前を呼ばれ、「がんばります!」の声で答えました。)


(溝口善兵衛会長(私の左)をはじめ、全国過疎地域自立促進連盟の皆様から要望書を頂き、懇談をしました。)

消費者問題調査会に出席、伊那市長と懇談、喬木第一小国会見学、経済産業部会、衆議院本会議、森林吸収源対策PTに出席、高市政調会長に中間報告、税制調査会小委員会、安全保障法制整備推進本部、放射性廃棄物小委員会に出席

2014年6月3日 火曜日

6月3日は、午前8時から「消費者問題調査会」に出席しました。

「景品表示法上の課徴金制度の導入と違反行為に対する措置の在り方」について、消費者庁及び内閣府よりヒアリングを行い、引き続き、事業者団体の代表の5名の方々からご意見を伺い、質疑を行いました。

食品の偽装表示問題を発端に、表示の適正性の確保を担保するための仕組みとして検討されている課徴金制度ですが、その基準や適用範囲等についてさらに検討すべき課題があることがわかりました。


午前11時半には、伊那市の白鳥孝市長がお見えになりました。先般の南アルプス国立公園指定50周年記念式典出席についてのお礼を頂くとともに、南アルプスに中央構造線が走っていることがよくわかる地図を頂きました。

また、地質学的に貴重な露頭が新たに見つかったとのお話も頂きました。ジオパークに指定されている南アルプスに多くの皆様においでいただきたいと思います。


午前11時40分過ぎには、国会見学の前に議員会館の食堂で食事をされている喬木第一小学校の皆さんにご挨拶をしました。

地域と日本の将来を担う皆さんの活躍を期待し、お一人お一人と握手を交わしました。


正午からは、「経済産業部会・税制勉強会」に出席しました。

経済団体の皆様から、税制改正についてのご意見を伺い、論点整理や質疑を行いました。


午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。「電気通信事業法」「宅地建物取引業法」「原子力委員会設置法」の採決が行われ、いずれも可決されました。


午後1時半からは、「森林吸収源対策等に関する財源確保についての新たな仕組みの専門検討PT」に出席しました。

本日は、これまでの議論を踏まえた中間取りまとめ案が示され、了承されました。

これを受けて、主要メンバーで高市早苗政調会長に報告を行い、新たな財源確保の検討に関し、骨太の方針に明記することを要望しました。


午後2時半からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。

本日は、与党税制協議会における軽減税率制度の議論の状況について説明を受けての議論と、法人税改革に当たっての基本認識と論点(案)についての議論が行われました。

私からは、赤字企業も含め、中小企業は従業員の所得税や社会保険料、固定資産税などを負担していること、赤字と黒字を繰り返すぎりぎりの経営をしている企業も多く、赤字が連続する企業は約3割であること、現在中小企業政策調査会で地域の中小企業の黒字転換を図るための方策を取りまとめていること、こうしたことを踏まえ、中小企業への外形標準課税の導入は是非とも避けて頂きたいことを主張しました。


午後4時半には、「安全保障法制整備推進本部」に遅れて出席しました。

本日は特に、集団的自衛権の行使の必要性などを検討すべき事例集に基づき、質疑応答が行われました。我が国の安全を確保し、国民の生命を守るために最低限何が必要か、きちんと議論をしていきたいと思います。


午後5時からは、「資源・エネルギー戦略調査会 放射性廃棄物に関する小委員会」に出席しました。

本日は、「低レベル放射性廃棄物処分の現状と課題」について、原子力バックエンド推進センター(RANDEC)の菊池三郎理事長から説明を受け、質疑応答を行いました。

病院等、原子力機構、大学・民間等の3つから出る研究施設等廃棄物(低レベル廃棄物)の処理の流れと、処分後300年に及ぶ実施計画の全体像を学ぶことができました。


(「消費者問題調査会」での審議の様子です。)


(白鳥伊那市長が、南アルプスの中央構造線がよくわかる立体地図をお持ち下さいました。)


(挨拶の後、喬木第一小学校の皆さんと握手を交わしました。)


(「経済産業部会・税制勉強会」での審議の様子です。)


(「森林吸収源対策等に関する財源確保についての新たな仕組みの専門検討PT」での審議の様子です。)


(森林吸収源対策財源確保についての中間とりまとめを高市政調会長にお渡ししました。)


(「税制調査会小委員会」冒頭での野田毅税制調査会長からのご挨拶です。)


(多くの議員が出席した「安全保障法制整備推進本部」での審議の様子です。)


(「資源・エネルギー戦略調査会 放射性廃棄物に関する小委員会」で、原子力バックエンド推進センターの菊池三郎理事長から説明を頂いているところです。)

阿智村立清内路小国会見学、JA長野の皆様から要請を受け懇談

2014年6月2日 月曜日

6月2日は、午前11過ぎに阿智村立清内路小学校の皆さんが国会見学に来られました。

参議院の見学者待機所で、皆さんに国会の役割や国会議事堂の概要を説明するとともに、「夢、努力、友情」を大切に活躍して下さい、と激励の挨拶をしました。

清内路小学校の6年生の皆さんは、6名と、少人数ですが、皆、私の話を真剣に聞いて下さったのがとても印象的でした。

皆さんが見学に向かう際に、お一人お一人と固い握手をして別れました。


午後5時過ぎには、JA長野中央会、JA上伊那、JAみなみ信州の役員の皆様がお見えになり、農業協同組合の維持・発展に関する要請書を頂き、懇談をしました。

改めて、JA全国中央会や各県の中央会、単協それぞれが連携をしながら、機能を強化し、農業者、農村、地域の発展に貢献していくことが大切だと感じました。


(清内路小学校の皆さんに、国会の役割について説明しているところです。皆さん、真剣に聞いて下さいました。)


(皆さん一人一人と力強い握手を交わしました。皆さんの大活躍を期待しています。)


(JA長野の皆様から要請書を頂き、JAの果たすべき役割などについて本音の意見交換をしました。)

上新田区運動会、市野瀬区民運動会に参加、JAみなみ信州役員の皆様と懇談、松川町の降ひょう被害を視察

2014年6月1日 日曜日

6月1日は、快晴。夏を思わせるような暑い日となりました。

本日はまず、午前8時45分から、伊那市の「上新田区運動会」に参加しました。子どもたちからベテランの皆様まで、大勢の方々が参加され、盛大な運動会でした。

開会式では、毎年、この春に入学した小学校の新一年生が自己紹介をするコーナーがあるのですが、今年はなんと、14名も登場してびっくり。若い世代が多く住む地域だということを再認識しました。

私も、ラジオ体操、じゃんけん大会、そして、つりざおで紙の魚を釣って走る競技「釣りバカ日誌」に参加しました。ご近所の皆様とも交流ができた楽しいひと時でした。


午前10時過ぎには、伊那市長谷の「市野瀬区民運動会」に出席しました。

市野瀬は、私の本籍地ということもあり、集落の皆様が、いつも強力に応援して下さっています。

競技の合間にお祝いのご挨拶を申し上げた後、各地区8人でチームをつくり、色のついた水をバケツからご飯茶わんにくみ、一升瓶に入れていく「満水リレー」に出場しました。

競技の後、8地区それぞれの皆様のテントを訪問、皆様と記念写真をとらせて頂きました。多くの皆様から温かい激励の言葉を頂きました。誠にありがとうございました。


午後12時半からは、飯田市で行なわれた「JAみなみ信州役員の皆様との懇談会」に出席しました。

はじめに、矢澤組合長より農協改革についての要請書を頂きました。懇談では、先般の規制改革会議の答申を踏まえて、その問題点や農協のあるべき姿などについて、本音の意見交換をさせて頂きました。


午後3時からは、5月29日午後1時過ぎに松川町上片桐地区で発生した降ひょう被害の視察を行ないました。

視察には、松川町の深津町長さん、松川議会議員の先生方、吉田ひろみ先生秘書の長田さんや長野県議会議員の高橋たかとし先生、JAみなみ信州の役員の皆様も同行して下さいました。

はじめに伺った清水茂晴さんの梨(南水)を栽培している農園では、擦り傷や打撲痕が8割から9割の実につき、最終的に出荷できるのは例年の4割程度になるのではないかとのお話でした。

次に伺った矢澤健二さんの農園では、さらに被害が深刻で、葉の多くがズタズタになっており、今年の出荷はほぼ絶望的とのことでした。

また、来年以降にも影響が及び、被害前の状態にもどるのに約3年かかるとのお話もお聞きしました。

被害額は集計中ですが、飯伊地域全体で2億円に迫る見通しとのこと。

本来、こうした被害に対応するために、農業共済制度がありますが、掛け金に比較して保証される額が少ないと判断する農家が多く、当地域での加入率は約2割にとどまっています。皆様からは、農業共済の制度設計の見直しについても要望がありました。

私からは、現在、国で収入保険制度の検討がすすめられていることをご説明するとともに、農業共済制度改善に向けても努力していくことをお話しました。


(上新田区運動会は、素晴らしい晴天のもと、三峰川(みぶがわ)河川敷運動場で開催されました。)


(私からは、日頃のご支援に感謝するとともに、皆様の活躍を祈念してお祝いのご挨拶を申し上げました。)


(私も、魚釣り競技「釣りバカ日誌」に出場、2位になりました。)


(伊那市長谷の「市野瀬区民運動会」でのお祝いのご挨拶です。)


(私も、上村地区のチームに入れて頂き、満水リレーにチャレンジしました。)


(各地区のテントを回り、皆様と記念撮影をしました。皆様から温かな激励を頂きました。)


(JAみなみ信州の矢澤組合長より要請書を頂き、これに基づいてJAの在り方について意見交換をしました。)


(清水茂晴さんの農園で、松川町の担当者の方から、被害の状況についての説明を受けました。)


(さらに被害の大きかった矢澤健二さんの農園で、状況説明を受けているところです。)


(雹(ひょう)に当たった梨の実は、このように裂けたり、大きく傷ついていました。)


(実の根元の茎に雹があたると、このように養分が実に届かず、梅干のようになってしまいます。)


(ほぼ全ての葉が引き裂かれたようになっており、この影響が大きいとのことでした。)