2014年6月 のアーカイブ

衆議院 科学技術特別委員会で国立極地研究所とJAXA航空センターを視察、農業委員会・農業生産法人・農業協同組合改革についての役員会と合同会議に出席

2014年6月9日 月曜日

6月9日は、「衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会 視察」に参加しました。

午前8時20分に国会議事堂からバスで出発し、午前9時半に「国立極地研究所」に到着しました。

南極の氷とお茶を頂きながら、極地研の概要について説明を受け、2班に分かれて見学をしました。

極地研では、地下の氷に含まれる大気成分を調べることにより、数万年前のCO2濃度などを計測し、地球温暖化影響の研究に貴重なデータを提供頂いています。
(業務の内容については、配布資料(PDF) をご参照ください。)

零下20度や零下50度の部屋で、南極で2000メートルから3000メートルボーリングをして採取した氷をみせて頂いた他、隕石の研究室では、南極で採取した様々な隕石などを拝見しました。

また、一般公開されている展示館では、南極観測の歴史や多岐にわたる研究の概要を知ることができました。特に1968年から使用された雪上車の現物は迫力満点でした。当時の屋外作業用の服装や、様々なペンギンのはく製、氷をボーリングする掘削機などもありました。


正午には、「宇宙航空研究開発機構 調布航空宇宙センター」を訪問しました。

このセンターでは、主に航空機のジェットエンジンの燃焼実験や、航空機設計のための大規模な風洞実験、炭素複合繊維など、航空機に使用する新素材の開発、新たな超音速機開発にむけた実験などをされています。
(センターの概要については、配布資料(PDF) をご参照ください。)

日本ではMRJの開発にも共同で取り組んでおられるとのこと。今後、世界的なニーズに対応するような開発環境をさらに充実させていくことが必要だと感じました。


その後党本部に向かい、午後4時からは、「農業委員会・農業生産法人に関する検討PT・新農政における農協の役割に関する検討PT 合同役員会」に出席しました。

本日は、幹部の先生方が政府や各団体と意見調整をしながらまとめた「農協・農業委員会等に関する改革の推進について(案)」と題した文書について説明を受け、意見交換を行いました。


午後5時からは、党所属全議員を対象とした「合同会議」に出席しました。

今回の改革推進案は、単協の信用・共済事業について、事業を農林中金・全経連に譲渡し、手数料を受け取る方式と、従来の方式を選択することができる他、中央会制度については組織内の検討も含めて今後結論を得ること、全農についても株式の譲渡制限をかけて株式会社化することを選択できることなどを示しており、農協の選択の幅を広げている点で評価できるものです。

一方、農業委員会制度については、選挙による選出から、市町村議会の同意を要件とする市町村長の選任制に変更する案となっています。私からは、公正性の確保の面で問題があるのではないかとの意見を申し上げました。

明日(6月10日)の朝に再度、合同会議が開かれる予定です。明日も、しっかりと議論に参加したいと思います。


(「国立極地研究所」で概要の説明をうけているところです。)


(お茶と一緒に並んでいるのは、南極の氷です。)


(マイナス20度の部屋で、南極の氷をボーリングしたサンプルを見せて頂きました。)


(南極で採取された様々な隕石です。内部の微量な気体の成分の分析から、どこからのものかを判定するとのことでした。)


(1968年に導入された雪上車です。中には、寝台やコンロ、通信機などもありました。)


(展示館の外にある南極観測で活躍したカラフト犬のモニュメントの前で、記念撮影をしました。)


(JAXA航空センターで、概要の説明を受けているところです。)


(1970年代に作られた我が国初のターボファンエンジンFJR710です。機械遺産に認定されているそうです。)


(高さと幅が2メートルの我が国最大の風洞実験場です。音速近くの速度で飛ぶ飛行機の空気の流れなどを測定できます。)


(超音速機の開発に使われた実験機を囲んで記念撮影しました。)


(「農業委員会・農業生産法人に関する検討PT・新農政における農協の役割に関する検討PT 合同役員会」での中谷調査会長からのご挨拶です。)


(多くの議員が出席した「合同会議」での西川PT座長からのご挨拶です。)

境桜並木草刈り作業に参加、伊那市長谷地区で溝口運動会と非持敬老会、箕輪町で日本ボーイスカウト長野県連盟通常総会開会式に出席

2014年6月8日 日曜日

6月8日は、午前8時から私の住む伊那市境区の「境桜並木」周辺の草刈り作業に参加しました。

草刈り用の鎌を持った私たちは桜の根元周辺の草を刈り、草刈り機を持った皆様が広範囲に草を刈るという役割分担で、30分余りで作業が完了しました。

2010年3月に植樹した桜もずいぶん大きくなり、毎年きれいな花をつけてくれています。8月には、もう一度草刈りが予定されています。さらに、大きな木に成長するよう、これからも草刈りに参加したいと思います。


午前10時には、伊那市長谷の長谷中学校体育館で開催された「溝口区運動会」を訪問しました。ちょうど前半の競技が終わって休憩時間に入ったところで、挨拶をさせて頂き、日頃のご支援に対する御礼を含めてお祝いのご挨拶を申し上げました。

また、各地区対抗の「満水リレー」にも飛び入り参加をさせて頂きました。大・中・小の器を決めるくじを引き、決まった器を持ってバケツまで走り、色水を一升瓶に入れていきます。私の参加した「尾田屋組」は、くじ運が悪く、私も含めて小さな容器があたることが多く、なかなかはかどりませんでしたが、三周目でようやく一升瓶がいっぱいになりました。


午前10時40分には、伊那市長谷の「非持区敬老会」に出席しました。

はじめに、参加者の皆様全員で記念撮影を行いました。私からは、落選中も毎年お招きを頂き、激励を頂いたことを感謝申し上げるとともに、今後、高齢者の皆様を地方が支え、福祉を支える若い女性が働きながら子育てをできる環境を整えることが大切であることを訴えました。

アトラクションの時間には、伊那小学校の皆さんの素敵な歌声を聴くことができました。私も、手品を披露しました。お陰様で、皆さんと楽しいひと時を過ごすことができました。


午後1時からは、箕輪町で開催された「日本ボーイスカウト長野県連盟 平成26年度第1回県連通常総会 開会式」に出席しました。

私は、ご挨拶の中で、私自身もカブスカウトやボーイスカウトとしての経験が基礎になっていること、少子高齢化の現在、ボーイスカウトの皆様による青少年の健全育成が一層重要であることをお話するとともに、来年山口市を中心に開催される世界スカウトジャンボリーに向けた準備の面でもご活躍頂くことをお祈りしました。


(「境桜並木」周辺の草刈り作業にあたり、境区長さんからご挨拶がありました。)


(一斉に作業をスタートし、30分余りで作業が終了しました。多くの皆さんが力を合わせた成果だと感じました。)


(伊那市長谷の「溝口区運動会」の会場に到着後、お祝いのご挨拶をさせて頂きました。)


(私も「満水リレー」に参加しました。一番小さい器のくじを引いてしまい、がっくりしながら走っているところです。)


(伊那市長谷の「非持区敬老会」の開始前に、全員で記念撮影をしました。)


(私からは、日頃の応援に感謝申し上げるとともに、若い世代も高齢者の皆様も共に健康に暮らす元気な地方をつくるために頑張ります、と決意をこめてご挨拶をしました。)


(長谷小学校の皆さんが元気な歌や踊りを披露してくれました。会場の皆が笑顔になりました。)


(長野県内各地から参加された皆様を歓迎するとともに、青少年の健全育成のための一層のご活躍をお願いしました。)

国土強靭化調査会、衆議院経済産業委員会に出席、駒ヶ根後援会女性部の皆様、稲田行革担当大臣、阿南町の皆様と懇談、経済産業部会に出席、リニア新幹線について内閣府西村副大臣に要請

2014年6月6日 金曜日

6月6日は、午前8時から「国土強靭化総合調査会」に出席しました。

日本プロジェクト産業協議会の大石久和国土委員長、石田東生日本創成国土計画委員長から、「新たな国土計画と第二の矢、第三の矢への反映」についてお話を伺った他、経済産業省から「ロボット革命の動き」、内閣府から「平成26年度地震・津波防災訓練」について、内閣官房から「国土強靭化地域計画策定ガイドライン」について報告を受け、質疑応答を行いました。

私からは、先般の日本創成会議の提言も踏まえ、超高齢社会を地方が支える仕組みを構築するとともに、食糧やエネルギーの備蓄、データセンターのバックアップなどの面でも首都圏集中を是正し、日本全体で支え合う構造を創り上げることが必要ではないか、との意見を申し上げました。


午前9時50分からは「衆議院 経済産業委員会」の理事会、午前10時からは委員会に出席しました。

本日は、民主、維新の委員による一般質疑が1時間行われました。


午前11時には、研修旅行で東京に来られ、国会見学を終えられた駒ヶ根後援会女性部の皆様と議員会館の会議室でお会いし、国政報告を申し上げました。


午前11時半には、稲田朋美行政改革担当大臣が、独立行政法人改革法案のお礼のご挨拶にお越しくださいました。私から、日本の再生に向けて、大臣の益々のご活躍をお願いしました。


午前11時40分過ぎには、5月に当選された阿南町の勝野一成町長と勝又 進議長がお見えになり、町の活性化策などについて意見交換をさせて頂きました。


正午からは、「経済産業部会」に出席しました。経済産業省から「標準化戦略の強化」について、現状や課題についての説明を受け、意見交換を行いました。

日本からの国際標準提案件数は順調に伸びていますが、各国を代表する標準化機関によって構成されているISO/IECにおける幹事引き受け数93は、ドイツの164、アメリカの141に比べてまだ少ないのが現状です。

我が国は、先端医療、水、次世代自動車、鉄道、エネルギーマネジメント、コンテンツメディア、ロボットの7分野を「国際標準化特定戦略分野」として選定していますが、東南アジア諸国との連携を含め、戦略的に世界市場を撮りに行くことの重要性を強く感じました。


午後1時半からは、「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」のメンバーで、内閣府の西村康稔副大臣を訪ね、大阪までの早期全線開通の重要性と、それを実現する枠組みなどについて説明をし、理解を求めました。

リニア中央新幹線を国家戦略としてきちんと位置付け、早期全線開通に向けた道筋を開くため、さらに頑張ってまいります。


(「国土強靭化総合調査会」冒頭の二階俊博会長からのご挨拶です。)


(駒ヶ根後援会女性部の皆様と議員会館の会議室でお会いし、活動報告を兼ねたご挨拶を申し上げました。)


(全員の皆様と、記念撮影をしました。皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。)


(稲田朋美大臣とがっちり握手。稲田大臣には、行政改革、規制改革、クールジャパン戦略、再チャレンジ等、担当されている様々な分野での一層のご活躍をお願いしました。)


(阿南町の勝野新町長(右)から、地域の課題等についてのお話を伺い、皆様と意見交換をさせて頂きました。)


(日本の国際標準化の重点分野のリストです。)


(「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」の竹本直一委員長から、西村康稔副大臣に、先般の委員会での決議文をお渡しし、ご説明をしました。)

分散型エネルギー会議、衆議院原子力特別委員会に出席、阿智第三小国会見学、衆議院本会議、尊厳死検討PT、農山漁村で育むプロジェクト合同会議、税制調査会総会、清和研政策委員会、関東信越税理士政治連盟懇親会に出席

2014年6月5日 木曜日

6月5日は、午前8時からは「資源・エネルギー戦略調査会 地域の活性化に資する分散型エネルギー会議」に出席しました。

本日は、前回までに地方自治体から要望があった、再生可能エネルギー導入に関する改革要望事項について各省から回答を受けるとともに、今後さらに対応すべき課題を明確にする作業が行われました。


午前8時50分からは「衆議院 原子力問題調査特別委員会」の理事会、午前9時からは委員会に出席しました。

本日は、4人の参考人の方々から、原子力規制行政のあり方などについての意見陳述を頂き、各党の委員による参考人に対する質疑が行われました。


途中、午前10時45分には、国会見学に来られた阿智村立阿智第三小学校の皆さんにご挨拶をし、握手をして激励をしました。


午後1時からは、「衆議院本会議」に出席しました。

本日は、「特定農産加工業経営改善臨時措置法」、「養豚農業振興法」、「花き振興法」、「小規模企業振興基本法」、「商工会及び商工会議所による小規模事業者支援法」、「児童買春、児童ポルノ処罰法」の採決が行われ、いずれも可決されました。


午後2時からは、「尊厳死に関する検討PT」に出席しました。

本日は、日本医師会の松原謙二副会長と日本尊厳死協会の岩尾總一郎理事長から、「終末期の医療における患者の意思の尊重に関する法律案(仮称)」についてのご意見を伺いました。

ガイドラインに従って医師が延命措置を取りやめた行為について、民事上、刑事上の責任が問われない体制を整え、患者の選択肢を広げるるためにも、法整備が必要であることを感じました。


午後2時半からは、「子どもの元気!農山漁村で育むプロジェクト小委員会・文部科学部会・農林部会・総務部会 合同会議」に出席しました。

本日は、これまでの議論を踏まえて作られた「学校教育等における子ども滞在型農山漁村体験教育の推進に関する法律案」についての説明を受け、意見交換の後、合同会議として了承することとなりました。


午後3時45分からは、「税制調査会 総会」に出席しました。

本日は、与党税制調査会で合意された「法人税改革に当たっての基本認識と論点」についての報告がありました。

私が「中小企業への外形標準課税の導入は避けるべきである」と訴えてきたことが、この文書中の外形標準課税の記述において「地域経済を支える中小企業に配慮しつつ」という表現で盛り込まれました。


午後4時からは、「清和研政策委員会」に出席しました。

本日は、500人を在宅で看取った医師、長尾和弘先生を講師にお迎えし、「平穏死」とは何か、現状の延命治療との違いは何か、などについて分かりやすいお話を頂きました。

病院での最後を迎えるのとは違う、在宅で「枯れるように」死を迎える道があることを学びました。私自身のこととして、考えておく必要があると感じました。


午後5時半からは、「関東信越税理士政治連盟 第48回定期大会 懇親会」に出席しました。

地元をはじめ、長野県各地から来られた税理士の先生方と親しく意見交換をさせて頂くことができました。地域経済の活性化のためにも、先生方のご指導を頂きながら、頑張っていくことをお誓いしました。


(「資源・エネルギー戦略調査会 地域の活性化に資する分散型エネルギー会議」での山本拓調査会長からのご挨拶です。)


(衆議院 原子力問題調査特別委員会の議事日程です。)


(国会正門近くで、阿智第三小学校の皆さんにご挨拶をしました。)


(「尊厳死に関する検討PT」での山口俊一座長からのご挨拶です。)


(「子どもの元気!農山漁村で育むプロジェクト小委員会・文部科学部会・農林部会・総務部会 合同会議」でご挨拶される土屋正忠委員長です。)


(「税制調査会 総会」での野田毅税制調査会長からのご挨拶です。)


(本日報告された法人税改革についての文書です。クリックでPDFでご覧になれます。)


(「清和研政策委員会」で講演される長尾和弘先生です。)


(「関東信越税理士政治連盟 第48回定期大会 懇親会」で、長野県の先生方と親しくお話しすることができました。)