2020年3月4日 のアーカイブ

競争政策調査会、衆議院内閣委員会、地方創生実行統合本部、知的財産戦略調査会に出席

2020年3月4日 水曜日

3月4日は、午前8時から「競争政策調査会」に出席しました。

本日は、公益社団法人日本アドバタイザー協会の鈴木信二専務理事と小出 誠 常務理事から「デジタル広告の課題」についてのお話を伺い、質疑を行いました。

デジタル広告の持つ構造的課題や解決に向けた方向性について理解をすることが出来ました。


午前9時からは、「衆議院内閣委員会」に出席し、9人の大臣の所信挨拶に、内閣府副大臣の立場で陪席をしました。


正午からは、「地方創生実行統合本部・金融調査会 地域金融機関経営力強化PT 合同会議」に出席しました。

本日は、金融庁から「足元の金融情勢」について説明を受けた後に、全国信用協同組合連合会の内藤理事長から「地域金融機関・特に信用組合業界の現状と課題」について、人を大切にする経営学会の坂本光司会長から「地域の中小企業・小規模事業者と信用金庫・信用組合 ~現状・課題・対策~」と題したお話をそれぞれ伺い、質疑を行いました。

特に、坂本会長の「企業経営の真の使命・目的は、関係する5者(社員とその家族、取引先とその家族、現在顧客と未来顧客、地域住民とりわけ社会的弱者、株主・支援機関等)の幸せの追求・実現にある」とのご主張は、「公益資本主義」や伊那食品工業の塚越寛最高顧問の「年輪経営」に通ずるものだと感じました。


午後3時からは、「知的財産戦略調査会 デジタル社会実現に向けての知財活用小委員会」に出席しました。

本日は、シティライツ法律事務所の水野祐弁護士から「データ駆動型社会における著作権のあり方」について、株式会社コルクの佐渡島庸平代表取締役から「インターネット時代のエンターテインメントのモデル構築と著作権の課題」などについてのお話を伺い、質疑を行いました。

特に、諸外国と異なり、日本では著作権がクリエイターではなくメディアにあるため、デジタル時代のコンテンツ活用の障害になっている、との指摘は重要であり、その解決に向けた議論が必要であることを強く感じました。


(競争政策調査会での伊藤達也調査会長のご挨拶です。)


(衆議院内閣委員会で西村康稔大臣が所信挨拶をされているところです。)


(衆議院内閣委員会の議事日程です。)


(地方創生実行統合本部・金融調査会 地域金融機関経営力強化PT 合同会議での山本幸三金融調査会長のご挨拶です。)


(人を大切にする経営学会の坂本光司会長がご講演をされているところです。左は、全国信用協同組合連合会の内藤理事長です。)


(知的財産戦略調査会 デジタル社会実現に向けての知財活用小委員会での小林史明小委員長がご挨拶をされているところです。写真左端はご講演を頂いた佐渡島庸平代表取締役、その右が水野祐弁護士です。)