2015年11月10日 のアーカイブ

違法伐採セミナーに出席、JA長野中央会大槻会長より要請、農林部会合同会議でTPP大筋合意についてヒアリング、国道361号改修促進期成同盟会より要望、自民党養豚懇話会、農林水産戦略調査会、自民党果樹農業振興議連に出席

2015年11月10日 火曜日

11月10日は、午前10時から「国際セミナー:違法伐採および合法木材貿易振興に関するセミナー」に出席しました。

始めに衆議院議員衛藤征士郎先生からご挨拶があり、引き続き、オランダ王国 ヘンク・カンプ経済大臣からご挨拶を頂きました。

次に、自民党林政小委員会事務局長の小島敏文先生と、民主党森林・林業政策ワーキングチーム副座長の鈴木克昌先生から、それぞれの党内での議論についてのご紹介がありました。

講演では、オランダ食品・消費者製品安全庁のメリアム・ウォルトルさんから、「EU木材規則の実施とデューデリジェンス」と題したご講演を頂きました。

改めて、日本においても、政府調達だけでなく民間での違法伐採木材の利用を規制していく法的枠組みの整備が大切であることを感じました。


午前11時には、JA長野中央会の大槻憲雄会長が議員会館にお見えになり、農業関連政策についてのJAグループとしての提案書を頂きました。

懇談の中で、野菜価格安定制度の維持・拡大や果樹の改植事業への支援など、果樹・野菜などに関しても、具体的なご提言を頂きました。今後の政策作りにしっかり生かしてまいります。


正午からは、「農林水産戦略調査会・農林部会 合同会議」の本日1回目の会合が行われ、TPP大筋合意について、若手農業者の皆様からのヒアリングを行いました。

ご意見を伺ったのは、
1.横田修一さん(水稲)・茨城県
2.齋藤和弘さん(酪農)・北海道
3.高橋 誠さん(養豚)・岩手県
4.山﨑能央さん(水稲)・埼玉県
5.大越正章さん(水稲・野菜)・新潟県
6.久山達央さん(野菜)・茨城県
7.殿倉由紀子さん(りんご)・長野県
8.大林 浩さん(水稲・農業政策法人社員)・滋賀県
の8名の皆様です。

いずれの皆様からも、本気で農業に取り組んでいる意欲や熱意を感じました。

特に、殿倉由紀子さんからは、飯田市下久堅出身で、イギリスで5年間、観光について勉強し、帰国して結婚した後に実家の農家に戻り、株式会社太陽農場をご家族とともに経営されているとのお話を伺いました。

私から、農業とインバウンド観光のあり方について質問をさせて頂いたところ、伊那谷の素晴らしい風景やおいしい果樹は世界に誇れるものであり、様々な皆様に来て頂けるように、取り組んでいきたいとのお答えを頂きました。殿倉さんの益々のご活躍に期待したいと思います。


午後1時15分には、伊那市の白鳥市長、塩尻市建設事業部の藤森部長、高山市基盤整備部の東部長、木曽町の原副町長がお見えになり、「国道361号改修促進期成同盟会」としてのご要望を頂きました。

高山市から伊那市高遠町までを結ぶ国道361号の整備を行うことにより、広域観光の振興や広域的な災害対応等が可能となることがよくわかりました。私も、しっかりと応援をしていきたいと思います。


午後3時からは、「自民党養豚議員懇話会」に出席しました。

本日は、農水省よりTPP大筋合意に係る影響分析についての説明をうけ、次に日本養豚協会より緊急要請を頂き、質疑を行いました。

また、大島理森会長の衆議院議長ご就任を受けて、役員改選が行われ、大島会長は最高顧問に、宮越光寛先生が会長に、葉梨康弘先生が幹事長に、白須賀貴樹先生が事務局長に就任されることとなりました。

私も、議員連盟の一員として、国内の養豚生産の維持発展に向けてさらに努力してまいります。


午後4時からは、「農林水産戦略調査会・農林部会 合同会議」の本日2回目の会合が行われ、先週末に全国7か所で実施された地方キャラバン報告について、各キャラバンの団長より説明が行われました。

各キャラバンの視察先は、以下の通りです。
1.北海道下(釧路市、帯広市、北見市)
2.青森県下(青森市、十和田市)
3.群馬県下(太田市、昭和村、前橋市)
4.兵庫県下(神戸市、加西市)
5.高知県下(大豊町、南国市)
6.福岡県下(福岡市、八女市)
7.長崎県下(長崎市)

報告の概要については、こちらをご参照ください。このキャラバンを通じてお聞きした全国各地の皆様のご意見やご提言を、TPP対策にもしっかりと生かしてまいります。


午後5時からは、「自民党果樹農業振興議員連盟総会」に出席しました。

本日は、全国農業協同組合中央会青果対策委員会の大槻委員長と、日本園芸農業協同組合連合会の岡本代表理事会長より、要請を頂き、意見交換を行いました。

私からは、需要拡大策として、輸出促進のために、現在検疫などを条件に輸入を拒否している国に対して、日本国内でどのような対策を打てば輸出が可能となるか、個別に戦略を立てて、支援していくことが必要であること、学校給食でも、果物を日常的に出すように財政支援を行い、将来にわたって需要を拡大していく戦略的な対応が重要であること、果物や野菜のジュースについて、輸入原料のものについては、原産地表示が無理な場合でも「輸入果汁」などの表示を義務付け、消費者に適切に情報が伝わるように仕組みを改めるべきであることを意見として申し上げました。


(違法伐採および合法木材貿易振興に関するセミナーで、オランダ王国ヘンク・カンプ経済大臣からご挨拶を頂いているところです。)


(JA長野中央会の大槻会長より政策提案書を頂きました。)


(農林水産戦略調査会・農林部会 合同会議での西川公也調査会長からのご挨拶です。写真左の方に写っている女性が飯田市の殿倉さんです。)


(伊那市の白鳥市長より国道361号改修促進についてのご要望を頂き、皆様からお話を伺いました。)


(自民党養豚議員懇話会での宮越光寛新会長からのご挨拶です。)


(農林水産戦略調査会・農林部会 合同会議の2回目の会合での西川調査会長からのご挨拶です。)


(自民党果樹農業振興議員連盟総会での野田毅会長からのご挨拶です。)