2014年5月 のアーカイブ

長野県政懇談会、衆議院 原子力問題調査特別委員会、経済産業部会・税制勉強会、衆議院本会議に出席、両小野小国会見学、長野県中村農政部長と懇談、税制調査会小委員会、長野県農業会議要請懇談会、綜學勉強会に出席

2014年5月27日 火曜日

5月27日は、午前8時半から、長野県知事を始めとする長野県関係団体の皆様の主催による「長野県政懇談会」に出席しました。

阿部守一長野県知事からのご挨拶に引き続き、長野県事務局より国政に対する要望事項(特区提案、TPP、リニア新幹線、地方財政、社会保障制度、中山間地振興、社会資本整備など)についての説明があり、これに対し、出席した議員それぞれから発言をしました。


午前10時20分からは「衆議院 原子力問題調査特別委員会」の理事会、午前10時半からは委員会に出席しました。

本日の委員会では、次回の参考人質疑についての議決が行われました。


正午からは、「経済産業部会・税制勉強会」に出席しました。経済産業省より、法人税引き下げをめぐる論点整理の説明を聞き、質疑を行いました。


午後1時からは「衆議院本会議」に出席しました。

本日は、「少年院法」「少年鑑別所法」「少年院法鑑別所法整備法」「独法通則法」「通則法整備法」「アレルギー疾患対策基本法」「医療機器研究開発促進法」「過労死防止対策推進法」「国民年金法」の採決が行われ、いずれも賛成多数で可決されました。


午後1時半には、国会見学に来られた辰野町塩尻市小学校組合両小野小学校の皆さんにご挨拶をしました。

未来を担う皆さんに、夢を持ち、努力を忘れず、友情を大切に活躍して下さい、とお話し、皆さん一人一人と握手を交わしました。


午後2時からは、「税制調査会小委員会」に出席しました。本日は、「法人課税のあり方の検討に当たっての基本的考え方」について、出席議員からの発言が行われました。

私からは、グローバル競争に打ち勝たなければならない企業と、地方の中小企業は分けて考える必要があること、グローバル企業の減税のために、赤字企業をふくめて地方の中小企業に対して外形標準課税で負担を求めるべきでないこと、グローバル企業の減税は、国際競争力の確保のための投資や研究開発などの増加をもたらし、成長力強化を通じて、財政再建の可能性を高めることにつながることなどについて発言しました。


午後3時過ぎには、長野県農政部の中村部長がお見えになり、農林水産関係の国の施策・予算に対する要望書を頂きました。

特に、農産物輸出支援体制整備や、6次産業化施策の充実などについて、貴重なご提言を頂きました。


午後3時半からは、「長野県農業会議主催 県選出国会議員への要請懇談会」に出席しました。

TPP、新農政、規制改革会議提言についてご要望をお聞きし、出席した全ての議員が発言をしました。

私からは、農政の大転換期であるからこそ、農業委員会の皆様の力で、農業活性化にお力添えを頂きたいこと、現在の委員選出の良いところを生かすべきであり、市町村長の指名制度には反対であることなどについて発言をしました。

要請懇談会終了後、参議院議員会館食堂で開催された懇親会に出席しました。農業委員の皆様から、現場の状況などを伺うことができ、とても有意義な懇親会でした。


午後6時からは、「綜學勉強会」に出席しました。

本日は、林英臣先生から、安岡正篤(やすおかまさひろ)先生の生涯と思想についてのご講演を頂きました。

安岡正篤先生は、東洋政治哲学・人物学の権威であり、吉田茂から中曽根康弘に至る戦後の歴代首相が教えを請うなど、政財界トップの指南役として活躍された方です。

安岡先生は、「この国を思う」という著書の中で、近代日本人が、明治以来、西洋近代文明に集中し、東洋的教養を失ったことが問題であると指摘するとともに、人生や国家の大事に対する感激性や身を挺す道義に乏しいことを嘆いておられます。まさに、現在の私たちに対する貴重な教えだと感じました。


(「長野県政懇談会」冒頭の阿部守一知事からのご挨拶です。)


(国会見学に来られた辰野町塩尻市小学校組合両小野小学校の皆さん全員と握手を交わしました。)


(「税制調査会小委員会」におげる野田毅税制調査会長からのご挨拶です。)


(長野県農政部の中村部長から、農林水産関係の国の施策・予算に対する要望書を頂きました。)


(「長野県農業会議主催 県選出国会議員への要請懇談会」の様子です。)


(懇談会で、上伊那の農業委員長の皆様と記念撮影をしました。)


(「綜學勉強会」の開始前に、感謝の意を込めて林英臣先生にご挨拶をしました。)

「中小企業・小規模事業者政策調査会」で宮城県を視察しました

2014年5月26日 月曜日

5月26日は、「中小企業・小規模事業者政策調査会」の宮城県視察に事務総長として参加しました。

参加したのは、伊藤達也調査会長、西村明宏幹事、福田達夫事務局次長、村井英樹事務局次長、秋葉賢也衆議院議員、伊藤信太郎衆議院議員、私の7名です。


午前8時40分東京駅発の新幹線に乗り、午前10時15分に仙台駅に到着、タクシーで、塩竈市に向かいました。

午前11時過ぎに、「水野水産株式会社」に到着し、前日から来られていた皆様や地元の先生方と合流しました。

水野暢大(のぶたけ)社長からは、震災後に大手量販店と大手メーカーがPB商品を中心に市場を支配しつつあり、売り上げが戻らないこと、被災が大きかった地域ほど人口流出が大きく、従業員の確保が難しいこと、原材料の魚のすり身はほとんど輸入であり、円安と中国の水産資源需要の高まりによって入手が難しくなっていることなどについてお話をお聞きしました。

当社としては、20年前ごろから高品質商品に重点を置き、評価を受けているとのことでした。

製造工場も見学させて頂きましたが、かまぼこを揚げる工程で、油や魚のにおいがしないのに驚きました。毎日新しい油を使っていること(使用後はバス等の燃料として活用)、新鮮な魚のすり身を原料にしていることで、においがしないのだそうです。

現在、従業員数は社員110名、パート90名の合計200名とのこと。地域の雇用を担う中核企業として、発展を期待したいと思います。


午前11時40分からは、宮城県庁の村井嘉浩知事、  宮原光穂経済商工観光部理事兼次長、長田穣農林水産部技官県次長との昼食・意見交換会が行われました。

村井知事からは、現在の宮城県が復興期から再生期にあること、復旧・復興は地域・業種・企業によってばらつきがあること、息の長い復興支援が必要なこと、単なる復旧ではなく、人口減少等の課題を先取りした「創造的復興」を目指していることなどのお話を頂きました。

個別の課題についても具体的なお話を頂きました。国としてできる支援策をしっかり検討していきたいと思います。


午後2時20分には、岩沼市の「株式会社にしき食品」を訪問しました。

当社は、カレーやパスタソース、シチューなどのレトルト商品の開発、販売をされています。はじめに、ショールームにご案内を頂き、菊池洋社長から、震災復興支援のための「千年希望の丘プロジェクト」に賛同して「千年カレー」と「希望カレー」を発売したことなどのお話を伺いました。

懇談会では、震災後45日で生産再開を実現したことにより、販路を失うことなく、事業継続できたとのお話を伺いました。(その経緯は、ウェブページをご参照ください。)

また、本格的なカレーを開発するために、社員の方を数年間にわたってインドに派遣する等、商品開発に力をいれているとのお話をお聞きしまた。


午後4時には、「奥州白石温麺(しろいしうーめん)協同組合」を訪問し、役員の皆様と意見交換を行いました。

パンフレットによれば、温麺(うーめん)の由来は、江戸初期に、胃病の父を心配した孝行息子が、旅の僧からつくり方を教わり、油を使わず小麦粉と塩水だけで造った麺を父親に食べさせたところ、父に食欲が戻り回復し、その話を聞いた白石の領主の片倉公から、その温かい思いやりを誉められ「温麺」と呼ぶことになったのだそうです。

協同組合の吉見光宣(きちみみつのり)理事長からは、白石市内の工場が住居地域や商業地域等に立地し、都市計画法上は原則として工場の増改築ができない点の指摘がありました。この点については、地元の自治体である白石市が特別用途地区の決定を行えば用途規制の緩和が可能であることをお答えしました。

また、役員の皆様からは、人手不足により、観光客の受け入れ拡大等に支障をきたしていること、温麺の価格が、大手量販店によって低く抑えられており、原材料やエネルギー価格も値上がりしているため、賃金を上げて人材を確保する余裕がないことなどのお話がありました。

こうした声を踏まえて、具体的な支援策を検討していきたいと思います。


(「水野水産株式会社」で、水野暢大社長から現状と課題についてのお話を伺いました。)


(厳しい衛生基準であるHACCPにも対応した製造工程の様子です。)


(会社の看板の前で、水野社長を囲んで記念撮影をしました。)


(宮城県庁の会議室で行われた意見交換会の様子です。)



(村井知事からは、現状の課題や国に対する要望等について、明確なお話を頂きました。)


(仙台・宮城観光PR担当課長「むすび丸」を囲んで。右は伊藤達也調査会長、左は秋葉健也先生です。)


(「株式会社にしき食品」のショールームで、意見交換会に出席した皆様と記念撮影。)


(ショールームには、様々な商品が展示されていました。)


(菊池洋社長からは、震災後の復旧に向けた迅速な対応等についてのお話を伺いました。)


(「奥州白石温麺(しろいしうーめん)協同組合」では、西村明宏先生から、今回の訪問の趣旨についてご説明を頂きました。)


(白石温麺の由来などが書かれたパンフレットです。)

伊那市事業所ソフトボール大会、南信少年柔道大会、御園区運動会、境区運動会、阿南町国政・県政報告会、松尾支部国政報告会に出席

2014年5月25日 日曜日

5月25日は、午前8時半から伊那市営球場で伊那商工会議所主催により開催された「第46回伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会」の開会式に出席し、私からも、お祝いと激励のご挨拶を申し上げました。

始球式では、県議会議員の向山公人先生がピッチャー、私がバッターを務めました。向山先生のボールがあまりに良いところに来たので、思わずバットがでて、打ち返してしまいました。(^ ^;


午前9時半からは「第21回長野県柔道整復師会杯 南信少年柔道大会」の開会式に出席しました。

本日は、小学校4年生から6年生の皆さんによる団体戦が行われ、諏訪、上伊那、下伊那の各地から10チームが参加されました。

私からは、日頃の練習の成果を十分に発揮して、思い出に残る素晴らしい大会にして下さい、とお祝いのご挨拶を申し上げました。


午前10時20分には、伊那市の御園白山グランドで開催された「御園区民大運動会」に出席しました。

競技の準備の合間に、お祝いのご挨拶をさせて頂きました。その後、参加された各地区のテントをまわり、多くの皆様にお会いすることができました。


一方、家内は、午前10時から長野県伊那文化会館で開催された「第18回美鈴工房パッチワークキルト作品展」を訪問しました。

磯千恵子先生はじめ、教室の皆様による、時間をかけて丁寧に作られた素晴らしい作品を見ることができ、とても感動したとのことでした。


午前11時過ぎには家内とともに、伊那東小学校グランドで開催された「境区民運動会」に出席しました。伊那市境区は、私の住んでいる地元です。

ちょうど行われた玉入れに飛び入り参加させて頂き、子どもさんたちとともに頑張りました。お陰様で楽しく、いい汗をかくことができました。

最後の競技の「むかで競争」では、私たちの住む南常会の所属する第5班が1位となり、この結果、総合成績でも逆転優勝を果たしました。

閉会式では、日頃のご恩に感謝するとともに、境区の発展をお祈りしてご挨拶を申し上げました。


午後3時からは、阿南町で開催された宮下一郎後援会・高橋たかとし後援会共催による「国政・県政報告会」に出席しました。

阿南町では、昨日と今日が田植えの最盛期だったにも関わらず、大勢の皆様にご出席を頂きました。

報告会では、私から約20分、高橋県議からも約20分の活動報告をさせて頂き、質問をお受けしました。国道151号線の新野峠バイパスの早期完成のご要望を頂き、努力をお誓いするとともに、道州制の論点などについてお話を申し上げました。

その後、「かじかの湯」で行われた懇親会では、皆様お一人お一人とお話をすることができ、楽しいひと時を過ごすことができました。


午後6時半からは、飯田市の八幡公会堂で開催された「松尾支部役員 国政報告会」に出席しました。

私からは、アベノミクスの仕組みや、地域や中小企業の活性化についての政策、TPPや農政改革、集団的自衛権などの諸課題についてお話をしました。

その後に行われた懇親会でも、多くの皆様から激励の言葉を頂きました。いつもご支援を頂いている皆様に心から感謝を申し上げます。


(「第46回伊那市事業所・社員親睦ソフトボール大会」でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(始球式で、思わずボールを打ち返してしまった瞬間です。)


(「南信少年柔道大会」の開会式でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(開会式終了後に撮影した、南信柔道整復師会の先生方との記念写真です。)


(「美鈴工房パッチワークキルト作品展」の磯千恵子先生(後列右から3人目)の作品の前での記念写真です。)


(「御園区民大運動会」に伺い、競技の合間にお祝いのご挨拶をさせて頂きました。)


(御園区の役員の皆様との記念写真です。)


(「境区民運動会」では、玉入れに飛び入りで参加させて頂き、全力投球。いい汗をかきました。)


(「境区民運動会」閉会式でのご挨拶です。)


(阿南町で開催された「国政・県政報告会」の様子です。本当に大勢の皆様がご参加くださいました。)


(「かじかの湯」で開催された懇親会で乾杯です。皆様と楽しい懇談をさせて頂きました。)


(「松尾支部役員 国政報告会」での国政報告の様子です。皆様、熱心に耳を傾けてくださいました。)


(国政報告会の後の懇親会の様子です。皆様から温かい激励の言葉を頂きました。)

JA上伊那役員の皆様と懇談、南アルプス国立公園指定50周年記念式典、自民党長野県連大会に出席

2014年5月24日 土曜日

5月24日は、午前9時半からJA上伊那役員の皆様と懇談し、先に発表された政府の規制改革会議の「農業改革に関する意見」を踏まえ、農業委員会や農業生産法人、農協の改革について意見交換をしました。

特に、規制改革会議の農協改革案では、「単協が自主性を発揮し、自主的に地域農業の発展に取り組むことができるようにすること」を目的として、様々な提案がなされていますが、その目的に反する様々な問題を含んでいることを確認しました。


午前11時半からは、伊那市で開催された「南アルプス国立公園指定50周年記念式典」に出席しました。

本日は、環境省の北川知克副大臣、谷津龍太郎事務次官も出席された他、山梨県、静岡県など、関係する皆様が全国から参加されて盛大な式典となりました。

私からは、スーパー林道建設時には環境と開発の議論があり、現在はシカによる自然破壊を踏まえた野生鳥獣管理の必要性が高まっていること、山梨との間にはリニアのトンネルが、静岡県との間には三遠南信自動車道の青崩峠トンネルが建設予定であり、これらの早期の完成により、より多くの皆様が当地域を訪れることが期待されていることなどについてお話をしました。

私達皆の宝である南アルプスをきちんと保全し、未来につないでいくことの大切さを再認識した式典でした。


午後1時からは、「第44回自由民主党長野県連大会」に出席しました。

本日は、石破茂幹事長を講師にお迎えし、約40分にわたる講演を頂きました。自民党が政権に復帰させて頂いた今こそ、政権を失った際の原因を認識し、おごらず、正直に、丁寧に政権運営をすることが大切であること、経済再生や国の安全の確保等、国民の皆様の期待に応えていかなければならないことなどについて、誠実にお話し下さいました。

私からは、人口減少と地方から都市部への人口移動により、地方の消滅の危機が指摘されている今こそ、ふるさと長野県の素晴らしさを再認識し、企業も、農家も、観光地も、皆で自らの強みを磨き、多くの皆様が訪れ、生活する長野県にしていかなければならないこと、その中核となるのが本日お見えの皆様であることを訴え、私自身も全力で努力していくことをお誓いしました。


(JA上伊那の役員の皆様と、これからの農協のあるべき姿などについて、本音の議論をさせて頂きました。)


(本日の南アルプス50周年のプログラムの表紙です。)


(式典の前の控室で、北川知克環境副大臣(私の右)を囲んで記念撮影をしました。)


(本日の式典は、全国各地から関係者の皆様が参集され、盛大に開催されました。)


(私からは、今年行われる様々なイベントを通じ、南アルプスを大切にしていく認識を深める年にしていきましょう、とご挨拶をしました。)


(長野県連大会の開始前に、石破幹事長を控室に訪ね、講師としてお見え頂いた事に対し、御礼を申し上げました。)


(私からは、今こそ長野県から日本を元気にしていきましょう、と訴えました。)


(大会の最後に、来年の統一地方選挙の勝利をめざして、会場の全員で「勝つぞ」コールを三唱しました。)