2014年1月18日 のアーカイブ

オランダ訪問5日目、そして帰国

2014年1月18日 土曜日

1月17日は、アムステルダムを訪問し、花き卸売市場、国立博物館、ゴッホ美術館の視察、オランダ元国会議員との昼食懇談会、運河クルーズなどを行い、オランダでの全ての日程を終えました。

午後6時半過ぎ発の航空機でアムステルダムのスキポール空港を出発、日本時間1月18日午後4時前に成田空港に到着しました。

オランダという国を様々な観点から学び、改めて日本とオランダとの関係をより強化していくことが大切であることを感じた訪問でした。


(ハーグのホテルを朝7時過ぎに出発し、アースメールにある世界最大のフローラホランド花き卸売市場に8時に到着しました。長さ800メートル、幅500メートルの広い建物の中で多くの皆さん働いていました。この写真は、取引が確定した花の箱を運ぶ作業です。かなりのスピードで縦横無尽に移動しており、よく衝突しないものだと感心しました。)


(それぞれの花が何日でどれくらい開花するのか、どれくらい日持ちするのかをチェックしている部屋です。それぞれの花にはQRコード入りのタグがつけられ、スマートフォンでデータが確認できるようになっています。)


(上伊那で多くの花卉農家の皆様が栽培されているアルストロメリア(左上)をはじめ、様々な花が美しさを競っていました。)


(こちらは、一般のバイヤーの皆さんが花をチェックし、購入もできるショップの様子です。こちらにも、QRコード付きのタグがついていますね。)


(階段教室のような部屋でセリが行われています。実際には、インターネットでの参加もできるため、必ずしもここに来る必要はないそうです。セリには2000人以上が参加し、実際にここに来るのは、60から70人程度とのことでした。)


(これが、参加者の皆さんが見ている画面です。左中央の時計盤のような円の周囲の点が反時計回りにまわります。最高値からはじまり、回転が進むほど値が下がります。自分が落札したい値のところに点が来たときにボタンを押すという方式です。)


(アムステルダム国立博物館ではじめに解説して頂いたのは、最近のオークションで落札した日本製のチェストです。各面に源氏物語の場面の様子が描かれていました。)


(レンブラントの「夜警」の前で記念撮影。この絵の完成時には、左側にもう少し絵が描かれており、他の画家が残した模写で当時の構図がわかります。建物に飾る際に、サイズが合わなかったために切断されてしまったそうです。学芸員の方が「大変残念だ」とおっしゃっていました。)


(フェルメールのコーナーには4点の作品が展示されていました。多くの日本人の方々が鑑賞に来られていました。)


(有名な「牛乳を注ぐ女」です。近くで見ると、牛乳がねじれるように注がれている様子まで描かれています。写真撮影が許されているのも、日本とは違いますね。)


(色の美しいステンドグラスも、建物のあちこちにありました。)


(アムステルダム国立博物館をバックに記念撮影。すばらしい作品ぞろいで、全く時間が足りません。是非再び訪れたい博物館です。)


(近くでは、屋外スケートリンクで市民の皆さんがスケートを楽しんでいました。)


(四角いモダンな建物がゴッホ美術館です。)


(学芸員の方から、主な絵について解説をお聞きしました。若いころには、ひげが赤みを帯びており、このゴッホの自画像に似ていたそうです。)


(日本の浮世絵をモチーフにした作品2点です。特に右の作品は、竹、ハス、ガマがえる、鶴など、まわりに様々なものが配置されたとてもユニークな作品です。)


(昼には、蘭日貿易連盟の主催によるオランダの元国会議員の皆様との昼食懇談会が開催されました。前列右から蘭日貿易連盟の西谷日本代表、アッシャー元上院議員、ローゼンタール前外務大臣、ブリンクホルスト元副首相兼経済大臣、蘭日貿易連盟のマンテル会長、モライン事務局長です。)


(運河クルーズ乗り場で、帽子をかぶったかわいい坊やと衛藤団長のツーショットです。)


(いよいよ出発。約70分かけて、アムステルダムを一周しました。)


(中央、1階部分が黒い建物がアンネ・フランクの家です。)


(有名なマヘレの跳ね橋です。)


(のっぽの建物が寄り添うように並んでいて、童話の世界のようです。)


(運河には、水上生活者の皆さんの家が並んでいます。ほとんど場所は移動せず、ポストもあって、郵便物も届くそうです。)


(アムステルダムのスキポール空港の部屋で、辻大使をはじめ、支援を頂いた大使館スタッフの皆様といっしょに記念撮影を行いました。皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。)