2013年8月 のアーカイブ

経済産業部会開催、各委員会・本会議で閉会関係手続、こどもの元気!プロジェクト、過疎対策特別委員会役員会、日露ガスパイプライン勉強会に出席、伊南バイパス期成同盟会の皆様と懇談

2013年8月7日 水曜日

8月7日は、午前8時から「経済産業部会」を開催し、司会進行を行いました。本当に多くの先生方にご出席を頂き、会場は満席となりました。感謝です。

本日は、平成26年度経済産業政策の全体像、産業競争力強化法案の検討状況、資源・エネルギー政策、中小企業政策、通商政策それぞれの今後の方向性について役所から説明を受けた後、先生方からの意見をお聞きしました。

「産業競争力強化法では、税制措置等でよりインパクトのある政策を打ち出すべき。」
「ものづくり補助金等高い評価を得ている政策については、数年単位で実施して継続性を確保すべき。」
「経済を支える小規模事業者に対する金融支援をさらに充実すべき。」
「研究開発や知的財産をより重視すべき。」
「国際的援助と一体的に、企業の国際展開支援を行うべき。」
「観光分野も、もっと重視すべき」
「被災地における復興計画を早期に確定し、投資の加速を図るべき。」
「コンサルタント機能や業種転換支援等を強化すべき。」
「安価で安定した電力供給と、経営環境の面での国際的な均等条件を確保すべき。」
等々、建設的なご提言を多く頂きました。概算要求に反映できるよう、しっかり取り組んでまいります。


午前10時からは、科学技術・イノベーション推進特別委員会の理事会と委員会、午前10時20分からは、経済産業委員会の理事会と委員会に出席しました。それぞれ、閉会中審査等について決議を行いました。


午前11時からは、「農山漁村をこどもの声で満たすプロジェクト小委員会」の幹事会に出席しました。

まず協議の結果、小委員会の名前を「こどもの元気!農山漁村で育むプロジェクト小委員会」に変更することが決定されました。

引き続き、文部科学省、農林水産省、総務省からこれまでの経緯や現状などについて説明を受け、意見交換を行いました。

本事業は、平成13年10月に「都市と農山漁村の共生・対流を進める調査会」が設置されたのを皮切りに、党内ならびに政府内で検討が行われ、平成20年4月に「子ども農山漁村交流プロジェクト」として開始されたものです。

現在は、平成20年の告示により小学校学習指導要領に「自然体験」や「自然の中での集団宿泊活動」などが位置づけられたことにより、小学校5年生、6年生を中心に、多くの子どもたちが「自然に親しむ体験活動」を経験するようになっていますが、まだ1泊から2泊の短期の滞在が多く、滞在先も民宿や農林漁家よりも青少年教育施設が多い等、さらに改善すべき課題も多くあります。子どもたちがさらに充実した体験が出来るよう、応援をしていきたいと思います。


午後12時15分からは、「過疎対策特別委員会 役員打ち合わせ会」に出席し、事務局長として進行を担当しました。

今年は過疎法の3年目の見直しの年にあたっており、対象事業の拡大や、直近の国政調査を反映して対象の拡大を図るべきかなどについて検討を行う必要があります。これらに加え、年度の概算要求についても、8月下旬に委員会を開催し、協議を行うこととなりました。


午後1時半からは、「日露天然ガスパイプライン推進議員連盟 勉強会」に出席しました。

本日は、議連の参与である日本パイプライン株式会社の小川英郎社長から「最新の日露天然ガスパイプラインについて」と題した講演を頂き、質疑応答を行いました。

これまでは、政府がLNGを優先してきたが、パイプラインについても選択肢として考えつつあること、その背景には、震災後の電力供給でガスによる発電の必要性が高まっていること、従来の海へのパイプライン設置は漁業権との関係で実現のハードルが高いが、陸上での敷設ならば、安価なエネルギー供給を通じた各地の産業振興にもつながる可能性が高いことなどについてお話をお聞きすることができました。

日本の資源戦略さらに、ロシアとの外交戦略を考える上でも、前向きな検討を行うことが大切であると感じました。


その後、議員会館の部屋で各省との打ち合わせを行いました。午後5時前には、地元から「国道153号伊南バイパス建設促進期成同盟」の皆様が来られ、懇談をしました。

杉本駒ヶ根市長、高坂飯島町長、松下飯島町議会議長、中原顧問を始め、役場の担当の皆様と、リニア開通に向けて、道路交通網の整備やリニアの駅での飯田線との接続の確保などを実現することが大切であることを確認しました。

今こそ、伊那谷全体で、リニア中央新幹線と三遠南信自動車道開通に向けた準備を着実に行わなければなりません。これからも、地元の皆様のご提言やお知恵を生かし、しっかり取り組んでまいります。


(大入り満員の経済産業部会でした。早朝からご参加いただいた皆様に心から感謝申し上げます。)


(始めに、経済産業部会長として、本日の会議の趣旨等についてお話をしました。)


(過疎対策特別委員会役員会で司会進行を行いました。私の右が森山会長です。)


(日露天然ガスパイプライン勉強会にて、新たに顧問にご就任下さった鳩山邦夫先生からのご挨拶です。)


(国道153号伊南バイパス建設促進期成同盟会の皆様との記念撮影です。)

金融調査会、TPP交渉における国益を守り抜く会、奪還の会、リニア特別委員会、教科書検定特別部会、児童の養護を考える議連、原子力規制PTに出席、JA長野中央会の皆様、製薬団体連合会木村理事長と懇談

2013年8月6日 火曜日

8月6日は、午前8時から「日本経済再生本部及び金融調査会合同会議」に出席しました。

本日は、東京大学大学院経済研究科の伊藤隆敏教授を講師にお迎えし、年金積立金管理運用独立行政法人(GRIF)の運用の問題点とあるべき改革の方向性についてのお話を伺いました。

国民から預かった年金の積立金の運用が国債に偏りすぎていること、適切なリスク管理の下でより積極的な運用体制を整えるべきであることを明快に解説頂きました。


午前8時50分過ぎには、「TPP交渉における国益を守り抜く会」に遅れて出席しました。

渋谷和久内閣審議官からマレーシアにおけるTPP交渉会合の状況について報告を受けるとともに、7つの農業団体の代表から、ヒアリングを行いました。TPP交渉で課された守秘義務を守りながら、政府と国会議員、そして国内の各関係者とのコミュニケーションをいかに図るかが需要な課題であることが浮き彫りになった会合でした。


午前10時からは、「奪還の会 緊急会合」に出席しました。

奪還の会の世話人でもある亀岡偉民復興担当政務官から、中間処理施設建設に向けた福島県内の動きや課題について報告を受けました。改めて、午後に復興庁と環境省から状況を聞くこととなりました。


午前11時からは、「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」に出席しました。

本日は、関西経済連合会広域基盤委員会の辻卓史リニア担当委員長から、「リニア中央新幹線の大阪開業早期化にむけて」と題したお話をお聞きし、意見交換を行いました。

私からは、「今こそ、全国新幹線鉄道整備法の趣旨に立ち返り、リニアを国家プロジェクトとして位置付け、東京-大阪間の早期開業を目指すべきであること、資金の出し手による経営への介入懸念を持っているJR東海の意向も踏まえ、経営と分離した形で名古屋-大阪間の資金を債券発行などで調達することを検討すべきこと」を主張しました。


正午からは、「教育再生本部 教科書検定の在り方特別部会」に出席しました。

本日は、これまでの議論の中間まとめについて萩生田光一主査から説明を受けるとともに、過去に2回検討されながら未成立の「教科書法」に関する過去の経緯を踏まえ、意見交換を行いました。

教科書をめぐっては、検定基準や検定手続き、採択、副教材、教師用指導書、大学入試センター試験問題、「近隣諸国条項」の見直しなど、改善すべき点が未だに多く存在しています。

「教科書法」の制定も含め、きちんとした改革を進める必要があることを痛感しました。


午後1時からは、「児童の養護と未来を考える議員連盟」に出席しました。

議事の中で役員人事が決定され、私は他の先生方とともに幹事を拝命しました。

本日は、全国児童養護施設協議会の藤野興一会長、全国乳児福祉協議会の長井晶子会長、全国母子生活支援施設協議会の大塩孝江会長から現状の課題やご要望をお聞きしました。

特に、児童相談所での児童虐待相談対応件数が平成24年度には66807人と急増しており、死者の数も99人あること、児童相談所がこれに対応しきれずパンク状態であること、乳児院では未熟児や虐待による障害児などが多く入院し、全国131か所で3600人の子どもを4000人の職員で24時間ケアをしているが、保育園と異なり乳児院のスタッフ給与が低く抑えられており、人材不足が深刻であることなどのお話を伺いました。

通常の子育て支援だけでなく、厳しい環境にある子供たちへの対応の充実が必要であることを痛感しました。


午後1時半からは、「科学技術・イノベーション推進特別委員会」に出席しました。次回の委員会を8月7日に開催し、閉会中審査に関する手続きなどを行うことが決定されました。


午後2時半からは、「環境部会・原子力規制に関するPT 合同会議」に遅れて出席しました。

原子力規制に関する昨今の取り組みについて聴取するとともに、平成26年度原子力規制・防災対策の重点について説明を受けました。


午後3時からは、議員会館の部屋で、JA長野中央会の大槻会長をはじめとする皆様と懇談をしました。

マレーシアにおけるTPP交渉会合や日米の二国間協議についての受け止めについて意見交換をさせて頂きました。これからも、皆様と認識を共有しながら、国益を守り、拡大するため、しっかり頑張ってまいります。


午後3時半からは、「衆議院経済産業委員会 理事懇談会」に出席しました。8月7日に委員会を開催し、閉会中審査に関する手続きを行うこと、9月下旬に経済産業政策に関する視察を行うことなどが決定されました。


午後4時15分からは、議員会館で日本製薬団体連合会の木村政之理事長と懇談をしました。

医薬品の開発のために、引き続き研究開発に対する税制支援が必要であることなどについてご要望をお聞きしました。私からは、社会保障支出増加の要因の一つである医薬品の輸入超過状況を打破するためにも、世界に通用する医薬品の開発促進が重要であることをお伝えしました。


午後4時半からは、「奪還の会 緊急会合第2部」に出席しました。

復興庁の中島正弘事務次官、環境省の谷津龍太郎事務次官にお越しいただき、中間貯蔵施設建設に向けた取り組みの現状についてお伺いし、意見交換を行いました。

私からは、中間貯蔵施設建設に向けては、地元の住民の皆様の理解を得ることが重要であり、そのためにも地域の振興計画への支援をセットで打ち出していくこと、特に復興庁が中心となって主体的に推進していくことが必要ではないか、との考え方を申し上げました。


(金融調査会において年金積立金の運用の在り方について講演される伊藤隆敏教授です。)


(「TPP交渉における国益を守り抜く会」での森山裕会長からのご挨拶です。)


(奪還の会で、福島県における中間貯蔵施設建設に向けた取り組みについて亀岡偉民政務官から説明をお聞きしました。)


(「超伝導リニア鉄道に関する特別委員会」の冒頭に挨拶される竹本直一委員長です。)


(「教育再生本部 教科書検定の在り方特別部会」での審議風景です。)


(「児童の養護と未来を考える議員連盟」の塩崎恭久会長からのご挨拶です。)


(「環境部会・原子力規制に関するPT 合同会議」での審議風景です。)


(左から、JA長野中央会の春日十三男専務理事、私、大槻憲雄会長、牧島保昌参事です。)


(日本製薬団体連合会の木村政之理事長は、私が厚生大臣秘書官だった際に厚生省で大変お世話になった方です。)


(「奪還の会 緊急会合第2部」では、復興庁、環境省の皆様と、中間貯蔵施設建設に向けた取り組みについて本音の意見交換を行いました。)

国土強靭化総合調査会、政調全体会議に出席しました

2013年8月5日 月曜日

8月5日は、正午から党本部で開催された「国土強靭化総合調査会(第62回)」に出席しました。

本日の議事は、「国土強靭化に向けたプログラムの対応方針について」です。

これまでの議論の前提となる「強くてしなやかな国づくりの基本方針」として、いかなる大規模災害等が発生しようとも、
1.人命は何としても守り抜く
2.行政・経済社会を維持する重要な機能が致命的な損傷を負わない
3.財産・施設等に対する被害をできる限り軽減し被害拡大を防止する
4.迅速な復旧・復興を可能にする
という4点が掲げられています。

これに基づき45の「起こってはならない事態」を回避するための施策のパッケージ(プログラム)を取りまとめ、さらにその中での重点化・優先順位付けについて検討が行われてきたことが報告されました。

今後、重点化に則って各省での平成26年度概算要求が行われ、さらに、年内をめどに施策の策定の基本的指針となる「国土強靭化政策大綱(仮称)」を策定することが了承されました。

全省庁を挙げて、大規模災害への備えを様々な面において、着実に進めていかなければなりません。


午後3時からは、「政調全体会議」が開催されました。

本日の議題は、「中期財政計画の骨子案及び平成26年度予算概算要求に当たっての基本的な方針について」です。

中期財政計画では、「国・地方を合わせた基礎的財政収支について、2015年までに2010年度に比べ赤字の対GDP比を半減、2020年度までに黒字化、その後の債務残高対GDP比の安定的な引き下げを目指す。」とされています。

また、平成26年度概算要求では、アベノミクス効果による税収の上振れも予想されることから、従来と異なり、シーリングの上限を金額で示さず、裁量的経費を一定割合で削減したうえで、重点項目要求をみとめる方式で、予算の重点化を図る方針が示されました。

質疑の時間に、私からは、「社会保障制度改革国民会議の議論を踏まえた改革を予算にきちんと反映させるべきであること」と、「消費税引き上げの判断を行う場合には、自動車や住宅など、消費税増税による駆け込み需要増と反動減を減らす配慮を同時に行い、財政健全化と経済の安定成長をめざすべきであること」を主張しました。


(「国土強靭化総合調査会」の審議風景です。)


(本日の配布資料です。広範な検討がなされていることがよくわかりました。)


(「政調全体会議」での高市早苗政調会長のご挨拶です。)


(予算の枠組みと、消費税引き上げ時の課題について意見を申し上げました。なお、この写真は、鈴木淳司先生から頂きました。誠にありがとうございました。)

伊那まつり2日目に遊ingビレッジへ、「ねずみ会」例会に出席しました。

2013年8月4日 日曜日

8月4日は、伊那まつり2日目。

午後4時半ごろに家内とともに伊那文化会館の駐車場まで車で行き、シャトルバスで伊那市役所に向かいました。今年は市役所周辺の駐車場は使わず、市内2か所からのシャトルバスと市内循環バスを利用する方式となりましたが、シャトルバスも10分から15分に1台の割合で運行され、スムーズに移動できました。

伊那市役所駐車場では、おまつり広場「遊ing ビレッジ」に、本当に多くの皆さんが集まり、踊りステージや大道芸ステージ、さまざまな屋台など、大賑わいでした。

多くの皆様にお会いし、様々な話を聞くことが出来ました。


午後6時過ぎには、西春近のレストラン「もくば」の庭で開催された「ねずみ会例会」に出席しました。「ねずみ会」は、青年会議所OB有志による会です。久しぶりにメンバーの皆さんとお会いし、旧交を温めました。

途中、若干雨が降り、天気が心配されましたが、午後7時半から花火大会が始まるとほぼ雨も止み、すぐ近くで打ち上げられた花火の光と音を満喫しました。


(家族連れなどで大賑わいの游ingビレッジです。)


(本部テントでは、伊那青年会議所の馬場規生理事長(右)、まちづくり活動にも大活躍の有限会社スワニーの橋爪良博社長にお会いすることが出来ました。)


(いつも応援を頂いている「がんばろう日本」の皆さんとともに記念撮影。)


(伊那青年会議所のブースでは、子供たちに万華鏡の作り方を教えていました。)


(「ねずみ会」の仲間で乾杯!)


(炭火でのバーベキュー、最高でした。)


(様々な色の花火を楽しむことが出来ました。)


(おなかに響く大音響も良かったです。)