2013年8月28日 のアーカイブ

科学技術・イノベーション調査会に出席、長野県商工会連合会から要望、歯科医療問題小委員会、文部科学部会、国防部会に出席

2013年8月28日 水曜日

8月28日は、午前9時半から「科学技術・イノベーション調査会」に出席しました。

本日は、内閣官房、内閣府、文部科学省、経済産業省、総務省、厚生労働省、農林水産省、国土交通省、環境省、防衛省、外務省の関係各省から予算の概要の説明を受けました。

来年度予算概算要求の主な新規要求では、総合科学技術会議が司令塔機能を発揮し実施する「戦略的イノベーション創造プログラム」の推進経費と、ハイリスク・ハイインパクトなテーマや深刻な社会経済的課題を克服するイノベーションなどのテーマに対しプログラムマネージャーを選び、企画・遂行・管理を進める「革新的研究開発推進プログラム」の2つが大きな柱となっています。

また、特に重要施策アクションプランのテーマとして、
1.クリーンで経済的なエネルギーシステムの実現
2.国際社会の先駆けとなる健康長寿社会の実現
3.世界に先駆けた次世代インフラの整備
4.地域資源を「強み」とした地域再生
5.東日本大震災からの早期の復興再生
の5つを掲げています。これらの課題解決に、科学技術・イノベーションが大きく貢献することを期待したいです。


午前10時半からは、議員会館の部屋で、長野県商工会連合会の皆様から、設備投資減税についての要望を頂きました。

具体的には、従来の「中小企業投資促進税制」の延長・拡充や、償却資産に係る固定資産税に関する貴重なご意見を頂きました。経済産業部会の要望に生かし、その実現に努力してまいります。

午前11時半からは、「歯科医療問題小委員会」に出席し、歯科関係予算概算要求案についての質疑を行いました。歯科医の過剰問題や訪問介護における歯科医療の重要性等、様々な指摘があり、改めて歯科医療の重要性や課題について再認識をしました。


正午からは、「文部科学部会」に出席しました。平成26年度予算概算要求及び税制改正要望について説明を受け、質疑を行いました。

予算は、1.教育再生の実現、2.科学・イノベーションの推進、3.スポーツ立国・文化芸術立国の実現を3本の柱としています。それぞれ、日本の様々な課題を乗り越えるために成し遂げられなければならないものだと強く感じます。

また、「文化伝統調査会」の「文化予算の飛躍的拡充に関する決議」と「学校施設耐震化等整備促進議員連盟」の「学校施設耐震化等のための予算確保に関する決議」が発表され、了承されました。


午後1時からは、「国防部会・安全保障調査会合同会議」に出席しました。

本日は、全国市長会防衛施設周辺整備全国協議会ならびに全国市議会議長会基地協議会から基地対策関係の要望をお聞きし、引き続き、防衛関係予算概算要求と防衛省改革について説明を受けて、質疑を行いました。

概算要求は、「警戒監視能力の強化、島嶼部に対する攻撃への対応、弾道ミサイル攻撃及びゲリラ・特殊部隊への対応、大規模災害等への対応、統合の強化、情報機能の強化、宇宙空間の利用の推進」等を重視して防衛力を整備するものとなっています。改めて、自衛隊の担う役割が広範囲に及んでいることを感じました。

また、自衛隊宿舎の使用料を2倍弱引き上げる検討がなされている問題では、半数以上が遠方の賃料の安い民間賃貸住宅に流出し、徒歩1時間未満の参集者が約6割から約3割に減少すると推計されること、家族間のコミュニティの崩壊や地域との信頼関係の喪失などの弊害があること、さらに、住居手当及び通勤手当の増加により、総コストが約40億円増加することなどが指摘されました。自衛官の勤務の特殊性などを踏まえ、使用料引き上げの免除が必要であることを強く感じました。


その後は、明日の「税制調査会」や「政調審議会」をはじめとする会議に関し、経済産業省や農林水産省の皆様との打合せ会が続きました。明日もしっかり、頑張ります。


(「科学技術・イノベーション調査会」での塩谷調査会長からのご挨拶です。本日は山本科学技術担当大臣も出席され、ご挨拶を頂きました。)


(長野県商工会連合会の馬場さん(中央)と、秋山さん(左)からご要望をお聞きしました。)


(「歯科医療問題小委員会」で、概算要求についての説明を聞いているところです。)


(「文部科学部会」での下村文部科学大臣からのご挨拶です。)


(「国防部会・安全保障調査会合同会議」での岩屋調査会長からのご挨拶です。)