2013年6月 のアーカイブ

経済産業部会開催、長野県内の市長さんたちから要望書受領、箕輪町区長会の皆様と懇談、衆議院経済産業委員会、競争政策調査会開催

2013年6月19日 水曜日

6月19日は、午前8時から「経済産業部会」を開催、「通商白書について」審議を行いました。

先般、白書の骨子案について協議を行った際の先生方からのご指摘を踏まえて、それが白書の中でどのように記述されているかを聞くとともに、事例紹介など、今回充実させた内容についての説明を受けました。

その後、日本が貿易立国として生き残り、発展していくためには何が必要かについて、先生方と経済産業省の皆様とのフリーディスカッションの時間を持つことができました。日本の様々な可能性を再認識するとともに、それを花開かせる努力を国民皆で行うことが大切であることを実感した会議でした。


午前9時半には、南信州広域連合長でもある牧野光朗飯田市長が議員会館の部屋を訪問くださいました。新設する一般廃棄物処理施設に対する補助の割合が、全国的に約3割減となっている現状を踏まえ、今後の予算編成において、その充実・確保を求めるご提言を頂きました。来年度予算の確保に向けて努力することをお誓いしました。


その後、部屋で国会質問に関する打合せなどを行いました。午前11時過ぎには、箕輪町区長会の31名の皆様が国会見学の後、私の部屋を訪問頂きました。その後、地下一階の会議室で皆様と懇談をしました。

まず私から、ご支援に対する御礼と活動報告を申し上げ、その後食事をとりながら質疑応答を行いました。国会に関連した様々なご質問を頂き、裏話も含め、お話をしました。とても楽しいひと時でした。


午後12時50分には、衆議院経済産業委員会の理事会に出席、引き続き午後1時から経済産業委員会が開催され、与野党の皆さんが質問に立たれ、一般質疑が行われました。


午後2時には、白鳥伊那市長をはじめ、長野県内各地の市町村長さんがお見えになり、環境整備に関する予算の確保などについてご要望を頂きました。地域の重要な生活インフラの整備に対し、しっかりと応援していくことをお約束しました。


午後4時からは、「競争政策調査会・内閣部会・経済産業部会 合同会議」が開催され、司会進行を行いました。

本日の議事は、塩崎恭久先生が中心になって起案された議員立法「公正競争条件確保法案」についての審議です。

この法律は、公的支援を受けて再生した企業が、一般企業と公正な条件でビジネスを行うよう、公正取引委員会がガイドラインを策定してチェックを行い、必要に応じて所管官庁に通知をすることを主な内容としています。質疑応答の結果、合同会議として、本法案を了承することとしました。


午後5時半からは、「日本養豚協会通常総会懇親会」に出席し、長野県から参加された皆様と懇談をしました。

私も所属する「自民党養豚議員懇話会」では、この秋に、「養豚振興法」を国会に提出し成立させることを目指しています。是非とも、良質なたんぱく源を供給して下さっている養豚業の皆様をしっかりと支援していきたいと考えています。


(経済産業委員会において司会進行を行い、「通商白書」の案を了承しました。)


(牧野飯田市長から、廃棄物処理場整備に対する予算確保の要望書を頂きました。)


(箕輪町区長会の皆様に、活動報告などについてお話を申し上げ、その後昼食懇談会となりました。)


(代表して白鳥伊那市長から要望書をお受けしました。予算確保に向けて頑張ってまいります。)


(「公正競争条件確保法案」について、合同会議の審議の進行役を務めました。)


(日本養豚協会の志澤会長(左端)、長野県養豚協会の皆様とともに記念撮影をしました。)

農産物貿易対策委員会に出席、飯島町遺族会の皆様を靖国神社でお迎え、観光立国調査会、衆議院本会議、地中熱エネルギー利用促進議連に出席

2013年6月18日 火曜日

6月18日は、午前8時から「農林水産貿易対策委員会」に出席しました。

本日の議事は、衆議院の農林水産委員会における決議文案「我が国の農林水産物・食品の輸出拡大に関する件」について委員会として承認するとともに、「農林水産物の輸出促進方策について」、農林水産省の食糧産業局と消費・安全局から説明を受けて、質疑をが行われました。

私からは、日本のコメの輸出の障害になっている要因をどう分析しているかなどについて質問をしました。

その結果、コメの輸出の最大の阻害要因は販売価格の高さであり、特に中国においては、1kgあたりコメ単体で410円に対して、関税が180円、商社のマージンが720円で1310円の販売価格となっているのに対し、中国産米は200円から260円で販売されているとのことでした。独自の販売ルートを確保し、中間マージンの圧縮を図ることが重要であることが分かりました。

世界的な和食ブームが広まりつつあります。現在「日本食レストラン海外普及推進機構(JRO)」が世界21支部の拠点を中心に、日本食研修などを行っている他、文化庁、外務省、関係団体などが「日本食文化のユネスコ無形文化遺産への登録申請を行っています。こうした食文化・食産業のグローバル展開と輸出戦略を結び付けていくことが重要であることを感じました。


午前11時過ぎには、飯島町遺族会の皆様を靖国神社でお迎えしました。遺族会の皆様と記念撮影を行った後に、参集殿でご挨拶を申し上げました。

飯島町の皆様には、特に力強いご支援を頂いています。皆様にご恩返しするためにも、外交や安全保障を立て直し、地域の活性化のために努力することをお誓いしました。


正午からは、「観光立国調査会」に出席しました。本日は、講師にセントラルフロリダ大学の原忠之先生をお迎えし、「産業としての観光計画と政策考察」と題したお話を伺いました。

観光を地域における収入や雇用の拡大のための「産業」と位置づけ、ファンドを活用した資金調達や返済計画などをきちんと組み立ててプロジェクトに取り組むことが重要であること、特に観光客による収入が約8割を占めるホテルに課税することが望ましいことなど、具体例にお話しいただきました。

日本のこれからの観光開発に大きなヒントとなる講演でした。


午後1時からは、衆議院本会議が開催され、各国との間の投資の促進協定6件と、「水循環基本法」、「雨水利用推進法」が可決されました。


午後4時すぎには、「地中熱エネルギー利用促進議員連盟総会」に出席しました。

地中熱エネルギー利用は、地中10メートルより深いところの温度が年間を通じて変わらないことを利用して、空調や給湯、融雪などを行うものです。

たとえば、家庭で水や不凍液を地中に循環させてヒートポンプで冷暖房を行うことにより、通常のエアコンよりも約20パーセントの省エネになる他、A重油ボイラーから切り替えた場合には、燃料代が7割以上節約できるという試算もあります。

現在家庭用では300万円から400万円の初期投資がかかることがネックとなっていますが、オフィスビルや大型店舗、教育施設などでの活用が広まりつつあります。また、通常のエアコンと異なり、排熱を放出しないため、ヒートアイランド現象の緩和にも役立つことが予想されます。普及促進に向けて応援をしていきたいと思います。


(農林水産貿易対策委員会での中谷元農林水産戦略調査会長のご挨拶です。)


(飯島町遺族会の皆様と、靖国神社の門の前で記念撮影を行いました。)


(「観光立国調査会」にて。右から、講師の原先生、山本幸三会長、木原誠二事務局長です。)


(「地中熱利用促進協会」の皆様より、地中熱利用の促進に関する提言をお聞きしました。)

科学技術・イノベーション推進特別委員会でJAXAと国立環境研究所を視察

2013年6月17日 月曜日

6月17日 は、「科学技術・イノベーション推進特別委員会」による視察に参加しました。本日は、与野党の20名の議員が参加しました。

午前8時45分に国会議事堂に集合し、バスで、つくば市に向かいました。

午前10時前に宇宙航空研究開発機構(JAXA)に到着し、始めに樋口副理事長から、筑波宇宙センターの概要について説明を受けました。

JAXAが、NASAの約10分の1の予算で、短期間に大きな成果を上げてきたこと、衛星ビジネスや技術のスピンオフによって、民間での新たな製品開発の可能性があること等がよく分かりました。

次に、H-IIロケットの実物の構造などについて、ロケット開発担当の遠藤理事から説明を受け、全員で記念撮影を行いました。

その後、2班に分かれて、各施設の見学を行いました。

始めに、振動試験中の「X線天文衛星 ASTRO-II」や、放射線物質可視化カメラを見学、続いて国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の運用管制室や実験運用室、宇宙ステーションに物資を無人で運ぶ「ISS補給機 こうのとり」の運用管制室を見学しました。多くの実験や制御が地上から行われている現状を学ぶことが出来ました。

さらに、一般公開されている展示館「スペースドーム」を見学しました。日本のロケット開発の歴史を学ぶとともに、人工衛星が様々な分野で活躍している実態を知ることが出来ました。また、実物大の「きぼう」に入り、しばし宇宙飛行士の気分を味わうことが出来ました。

その後、昼食を頂きながら、次世代ロケットの研究開発について、お話をお聞きし、さらに宇宙飛行士の古川さんから、国際宇宙ステーションや実験棟「きぼう」における成果についてのお話を伺いました。特に、筋ジストロフィーの治療薬の開発に、無重力での研究が貢献をしていることを知り、感銘を受けました。様々な研究が、多くの成果をもたらしてくれることを期待します。

質疑応答の中で、古川さんが宇宙に興味をもったきっかけは、幼稚園の頃にテレビて見たアポロ11号の月着陸だったこと、さらに小学生の時はウルトラセブンが大好きだったことをお聞きしました。

また、子ども達には、実験やものづくり体験を通じて「どうしてなんだろうという心」を養って欲しい、若手研究者には、独立した予算を確保し、もっとチャンスを与えて欲しいとのお話も頂きました。


JAXAの次に、「国立環境研究所」を訪問しました。

始めに、住理事長より研究所の全体概要説明を頂き、引続き、「温室効果ガスの地球的規模における発生・吸収動向の解明」についての研究成果のお話を、さらに、「化学物質の環境リスクについて」と題して環境ホルモンについてのお話をお聞きしました。

次に、メダカやミジンコを用いた環境ホルモンの影響を図るための「生体毒性試験」の実際の研究の現場を見せていただきました。

人間が作り出した化学物質が生物に大きな影響を与えるリスクがあることを実感することが出来ました。


本日の視察を通じて、日本の科学技術の可能性を感じるとともに、研究の成果を実社会における課題の解決に生かして行くことが大切であることを感じました。また、成長戦略を成功させるためにも、様々な面での研究開発が重要であること、政治のリーダーシップが大切であることを感じた視察でした。


その後、参議院選挙に向けた会合に出席するため、地元に向かい、会合終了後、再び上京しました。長く、そして充実した一日でした。


(JAXA到着後に、筑波宇宙センターの概要についての説明を受け、質疑応答を行いました。)


(H-IIロケットの前でロケットの構造について説明を受けた後、全員で記念撮影を行いました。)


(展示館「スペースドーム」では、ロケット開発の歴史を模型で実感することができました。)


(実物大の実験棟「きぼう」と無人物資輸送船「こうのとり」も展示されています。)


(「きぼう」の内部で説明を受けているところです。)


(古川飛行士から、「きぼう」での研究成果などについてお話を伺いました。)


(最後に、古川さんを囲んで、全員で記念撮影を行いました。)


(国立環境研究所では、初めに住理事長から概要説明を伺いました。)


(向井先生からは、温室効果ガスの測定器などもお示し頂きながら、地球的規模での研究の内容を解説頂きました。)


(実際に、環境ホルモンなどの化学物質がどのように生物の生殖機能などに影響を与えるかを調べる実験施設をみました。右側の水槽にはメダカが泳いでいます。)

駒ヶ根市遺族会の皆様と靖国神社参拝、東京長谷人会、駒ヶ根市吉田ひろみ後援会役員会に出席、辰野町のほたるを鑑賞

2013年6月16日 日曜日

6月 16日は、午前9時過ぎに、靖国神社で駒ヶ根市遺族会の皆様をお迎えし、一緒に記念写真を撮影した後、昇殿参拝を行いました。

私からは、「前政権時代に周辺国との間の様々な課題が発生しましたが、今こそ経済や外交を立て直し、安全保障の面でも、しっかりとガードを固めていかなければなりません。そのためにも政治の安定が必要です。皆様の引き続きのご支援をお願い申し上げます。」とご挨拶しました。


正午からは、市ヶ谷で開催された「第52回東京長谷人会」に出席しました。

伊那市長谷からも24人の皆様が参加され、とても盛大な会でした。

ご挨拶の中で、皆様のご支援により国政復帰出来たことに対し御礼を申し上げるとともに、故郷の発展、日本の立て直しに向けて頑張る決意を述べました。

続いて、第2部では琴伝流大正琴演奏グループ「メリーゴーラウンド」の皆様による素晴らしい演奏がありました。

私は、第3部懇親会の鏡割りにも参加させていただきました。

皆様の温かいお心を改めて感じた会でした。本当にありがとうございました。


その後、車で地元に向かい、午後6時半から、駒ヶ根事務所で開催された「吉田ひろみ駒ヶ根後援会役員会」に家内とともに出席しました。

本日の会は、来るべき参議院選挙に対応するため、私の後援会と佐々木祥二県議の後援会、そして杉本駒ヶ根市長の後援会の幹部の皆様が参加した新しい後援会組織を発足させるために開催されたものです。

佐々木祥二先生、杉本市長からは、吉田先生の当選が是非とも必要であるとのお話を頂きました。

私からも、吉田先生のご活躍を紹介するとともに、政治を安定させ、地域の発展を図るためにも、吉田先生が絶対的な支持を得て、3期目の当選をされることが重要であることを述べさせていただきました。

6月30日には、午後6時より、駒ヶ根市のJAアイパルいなん3階「こまゆきの間」にて、「吉田ひろみ総決起集会」が開催されることが決定されました。是非、多くの皆様にご参集を頂きたいと思います。


その後、昨日は雨で断念したほたるを見るため、辰野町の「ほたる童謡公園」に行きました。幸い、多くのほたるが飛ぶ幻想的な景色を堪能することができました。

地元の皆様のお話によれば、来週以降、さらにほたるの数が増えるのではないかとの予想があるそうです。皆様も、是非お出かけください。


(駒ヶ根市遺族会の皆様と、靖国神社の門の下で記念撮影。)


(参集殿で皆様にご挨拶を申し上げました。ちょうど佐久市遺族会の皆様もお見えになっていました。)


(東京長谷人会でのお祝いのご挨拶です。皆様に心からの御礼を申し上げました。)


(日本の四季折々の曲を大正琴で8曲演奏頂きました。ちなみに、琴伝流大正琴の発祥地は伊那谷です。)


(懇親会冒頭に行われた鏡開きです。地元から参加された皆様とともに、元気よく行いました。)


(私の駒ヶ根事務所で開催された吉田ひろみ後援会役員会でのご挨拶です。)


(会の最後に全員で必勝を目指し、「ガンバローコール」を行いました。


(ほたる童謡公園の幻想的なほたるの光です。写真ではなかなか美しさをお伝えできません。皆様是非お出かけください。)


(お客様の誘導や案内をされている皆様にお話をお聞きしました。地元の皆様が当番制で来られているとのことでした。)