2013年5月 のアーカイブ

6月1日に自民党フォーラムを伊那市で開催します

2013年5月8日 水曜日

6月1日に、伊那谷文明維新塾講師をお務め頂いている林秀臣先生をお迎えして、自民党フォーラム「日本再出発。」を開催いたします。

「あなたの目指すべき未来が見えてくる!」というフォーラムにしたいと考えております。ご都合のつく皆様、是非ご参加ください。お待ちしております。

(下記の画像をクリックいただくと、PDFファイルがダウンロードしていただけます。お手数ですが、2枚目の用紙をプリントアウトの上、FAXにてお申し込みください。)

IT戦略特命委員会、「山の日」制定議連総会、文部科学部会、きんさんぎんさん勉強会などに出席

2013年5月8日 水曜日

5月8日は、午前8時から「IT戦略特命委員会」に出席しました。

本日は、「新たなICT戦略に関する提言(案)」についてです。

この提言案は、これまで10年にわたって積み重ねてきた検討をベースに、新政権のICT戦略策定に対して提言を行うもので、国土強靭化、情報セキュリティ、農業、テレワーク(雇用)、医療、電子政府の6分野について提言しています。

私は、農業分野でのICT活用に、林業を含めること、国土強靭化の重要インフラでのICT活用に、ITSを盛り込むこと、電子政府の推進の際に、金融機関取引におけるペーパーレス化を図ることを提案しました。

ICTを活用した経済社会システムの構築は、これからの成長戦略の重要な柱です。提言の実現に向け、スピード感を持って努力することが必要だと感じました。


午前9時からは、「超党派『山の日』制定議員連盟総会」に出席しました。

本日は、内閣府から「我が国の祝日、国民の祝日に関する法律について」、国土交通省から「海の日制定経緯について」、警察庁から「山岳遭難者の捜索・救助について」、それぞれヒアリングを行いました。

特に、海の日制定までの経緯を知り、国民的な運動にしていくことの重要性を強く感じました。


正午からは、「文部科学部会」に出席しました。本日は、「いじめ防止対策推進法案」について、馳浩PT座長より概要の説明を伺い、質疑応答を行いました。

法律の趣旨を生かすために、学校、教育委員会、児童相談所、法務局、警察、地方公共団体、そして国がそれぞれ連携をしながら、きちんと役割をはたしていくことが重要であることを感じました。


午後12時半からは、「きんさんぎんさん勉強会」に出席しました。

本日は、SCSK株式会社の上席執行役員である中谷光一郎人事グループ長から、社内における禁煙とウォーキングのキャンペーンの実施状況についてお聞きするとともに、長野県川上村の藤原忠彦村長から、村の取り組みや現状についてお聞きしました。

藤原村長からは、川上村には、以下の4つの力があることを説明して頂きました。

1.「地域産業力」 レタスの出荷量62000トンで日本一(高原野菜農家の収入1200万円)、農業の後継者不足なし

2.「労働力」 地域内就業率93.7%、自宅就業率72.8%、女性就業率63.1%(県下1位)、完全失業率1.5%(県下最低)

3.「健康力」 (H23) 国保一人当たり年間医療費171177円(全国下から3番目)、国保加入率71.8%(日本一)

4.「老人力」 65歳以上の健康老人率 85.1%(うち、65~74歳では96.7%)、高齢者就業率47.6%

そのほか、自宅での看取り率40%、県下最低の医療費などを実現されています。

特に、藤原村長の「健康・福祉に力をいれた結果、生産力があがった。」との言葉が印象的でした。皆が元気に働ける環境を整えることの重要性を感じました。


午後2時からは、「衆議院経済産業委員会 理事懇談会」に出席しました。

本日は、まず「消費税転嫁を阻害する表示に関する考え方」について、内閣府の亀岡政務官から説明を受け、これにより小売店での広告宣伝においては、「消費税」の値引きや還元であることが明らかでなければ、単なる「3%値下げ」などの表現は禁止されないことが明確になりました。

また、次回以降の委員会日程についての協議が行われた他、明日お見えになるドイツ連邦議会経済技術委員会の皆様との面会に関連した説明を受けました。


その後は、議員会館において、農水省と果樹の凍霜害被害への対応策について議論したり、様々な来客の皆様とお会いしました。


午後7時からは、衆議院赤坂宿舎で開催された「赤坂 自民亭」に参加しました。

今日は、野田聖子総務会長、古谷圭司大臣を囲み、様々なお話をすることができました。若手の議員の皆様とも、意見交換ができ、とても楽しいひと時でした。

世話人を務めてくださっている先生方に心から感謝を申し上げます。


(「IT戦略特命委員会」であいさつされる平井たくや委員長です。)


(これが、提言書の要約版と全体版、会議の式次第です。)


(「山の日」制定議連での衛藤征士郎会長からのご挨拶です。)


(「山の日」議連での丸川珠代先生とのツーショット。吉田博美先生が撮ってくださいました。)


(文部科学委員会での水落部会長からのご挨拶です。)


(「きんさんぎんさん勉強会」での上川陽子先生からの開会のご挨拶です。)


(会議の後、ご講演を頂いた藤原忠彦川上村長、小松裕先生とともに記念撮影をしました。)


(「赤坂 自民亭」で古谷圭司大臣を囲んで。)


(野田聖子総務会長を囲んでの1枚です。とても楽しいひとときでした。)

地域金融勉強会、中小企業の海外展開ヒアリングに出席

2013年5月7日 火曜日

5月7日は、連休明け初日。午前11時から党本部で行われた「中小企業・小規模事業者政策調査会 幹事会」に出席しました。

本日の議題は、「地域金融についての意見交換」です。初めに、金融庁より地域銀行、信用金庫、信用組合の現状や、金融庁の地域金融機関向けの監督方針などについて説明を受けた後、意見交換を行いました。

地域の金融機関には、顧客企業に対するコンサルティング機能の発揮、地域の面的再生への参画、地域や利用者への情報発信などが求められています。

金融円滑化法が終了した今こそ、単なる問題の先送りではなく、顧客企業や地域の真の体質改善・強化につながる実質的な支援を期待したいと思います。


正午からは、「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。

本日は、株式会社二葉代表取締役の小林元文さんと、狭山金型製作所代表取締役社長の大場治さんから、中小企業の海外展開をテーマにヒアリングを行いました。

株式会社二葉は、江戸更紗を中心とした染物加工業を営まれています。平成17年にフランクフルトとパリの見本市に出展したことをきっかけに海外輸出をはじめ、現在ヨーロッパ20カ国に輸出をしているとのこと。

それぞれ小規模な専門店が取引相手で、織物を使ったブレスレットや、文具など、様々な形の商品を開発して輸出されています。相手の専門店から、新商品や既存商品の改良の提案をもとに商品開発することもあるとのことでした。

株式会社狭山金型製作所では、「日本に、モノづくりの現場を残すために。」を掲げて、2009年にユーロモールド2009という見本市に出展、以降、3年で各国の展示会に16回の出店をしたそうです。

3年目に、スイスやドイツの中小のモノづくり企業から声をかけられ、パートナーシップを組むようになったそうです。現在はシンガポールの会社ともジョイントベンチャーを組んでいるとのこと。

主に、時計や、医療機器、モバイル機器の部品用の金型製作や、それを用いた部品成型を行っているそうです。

両社長からは、「現在の補助金は、製品開発には使えるが、それを売るための会社の宣伝や、英語版ホームページの製作などには使えないので、使途拡大を認めてほしい。」との要望が寄せられました。

現在、JETROの事業として、海外向けの日本企業紹介のための支援があるとのことでしたが、さらに、様々な企業が海外との連携がとれるよう、いっそうの支援を充実させることが大切であることを強く感じました。


(中小企業・小規模事業者政策調査会 幹事会。ひな壇中央は、伊藤達也調査会長です。)


(左の3人は、金融庁幹部の皆様です。和やかな雰囲気の中、本音の意見交換が行われました。)


(中小企業・小規模事業者政策調査会での伊藤調査会長からのご挨拶です。)


(左から、狭山金型製作所の大場社長、株式会社二葉の小林社長、伊藤調査会長、司会の福田達夫先生です。)

海洋資源調査船「白嶺」を視察しました

2013年5月6日 月曜日

5月6日は、午後1時半から、資源・エネルギー戦略調査会 資源戦略に関する小委員会の渡辺博道小委員長とともに、約1年ぶりに千葉・船橋港に寄港した海洋資源調査船「白嶺」を視察しました。

この「白嶺」は、麻生内閣の時、平成21年度補正予算で建設予算が計上され、約290億円をかけて、昨年1月に竣工しました。

我が国周辺海域に存在する海底熱水鉱床やマンガン団塊、コバルトリッチクラストとよばれる鉱物などの海洋資源調査を行っています。一回の航海は約30日で、年間10回程度の調査をしているそうです。

この「白嶺」は3代目にあたります。ディーゼル発電により、後方に可動式スクリューをもつ推進機2つ、前方に3つのバウスラスターという姿勢制御の装置を動かし、強力な定点保持能力をもっているとのこと。

船の中央にはムーンプールと呼ばれる開口部があり、船上設置型の掘削装置を使う場合には、ここからパイプをつなぎながら海底まで伸ばし、掘削します。最大水深2000メートルの海底において、約400メートルを掘ることができるとのこと。

そのほかにも、遠隔操作無人探査機や海底着座型掘削装置、海底試料を採取するパワーグラブ(UFOキャッチャーのような機材)などを見学しました。

この船は、資源探査と同時に、鉱物の採取を効率よく行い商業ベースに乗せるための技術開発も行っているそうです。日本の成長戦略を支えるためにも、資源探査と採取技術の確立に向けて、関係者の皆様の一層のご活躍を期待したいと思います。


(渡辺博道先生と、白嶺の前で記念撮影。ちょっと風が強かったですが、本当に良いお天気でした。)


(初めに、JOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の皆様から概要の説明を受けました。)


(「白嶺」の様々な探査機能についての概要です。)


(操舵室での記念撮影です。最新の装備により、安定した航行や調査が可能とのこと。)


(遠隔操作無人探査機です。TVカメラによる観察やロボットアームによる試料採取を行います。)


(電導度、水温、圧力のセンサーを装備した採水器です。任意の水深で採水ができます。)


(船上設置型掘削装置のやぐら部分です。ここで機材をつりさげるなどの作業を行います。)


(ファインダー付パワーグラブです。海底の重い試料も採取できます。)


(海底で採取した約650キログラムの鉱物の塊です。)


(船内の採取試料を分析する研究室で、様々な試料をみることができました。)


(定員70名のうち、60名分は、このような個室とのこと。)


(70名が一堂に会しての食事もできる広い食堂です。)


(お土産に頂いた「白嶺」のペーパークラフトを組み立ててみました。構造がよくわかりました。)