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海洋資源調査船「白嶺」を視察しました

2013年5月6日

5月6日は、午後1時半から、資源・エネルギー戦略調査会 資源戦略に関する小委員会の渡辺博道小委員長とともに、約1年ぶりに千葉・船橋港に寄港した海洋資源調査船「白嶺」を視察しました。

この「白嶺」は、麻生内閣の時、平成21年度補正予算で建設予算が計上され、約290億円をかけて、昨年1月に竣工しました。

我が国周辺海域に存在する海底熱水鉱床やマンガン団塊、コバルトリッチクラストとよばれる鉱物などの海洋資源調査を行っています。一回の航海は約30日で、年間10回程度の調査をしているそうです。

この「白嶺」は3代目にあたります。ディーゼル発電により、後方に可動式スクリューをもつ推進機2つ、前方に3つのバウスラスターという姿勢制御の装置を動かし、強力な定点保持能力をもっているとのこと。

船の中央にはムーンプールと呼ばれる開口部があり、船上設置型の掘削装置を使う場合には、ここからパイプをつなぎながら海底まで伸ばし、掘削します。最大水深2000メートルの海底において、約400メートルを掘ることができるとのこと。

そのほかにも、遠隔操作無人探査機や海底着座型掘削装置、海底試料を採取するパワーグラブ(UFOキャッチャーのような機材)などを見学しました。

この船は、資源探査と同時に、鉱物の採取を効率よく行い商業ベースに乗せるための技術開発も行っているそうです。日本の成長戦略を支えるためにも、資源探査と採取技術の確立に向けて、関係者の皆様の一層のご活躍を期待したいと思います。


(渡辺博道先生と、白嶺の前で記念撮影。ちょっと風が強かったですが、本当に良いお天気でした。)


(初めに、JOGMEC(独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)の皆様から概要の説明を受けました。)


(「白嶺」の様々な探査機能についての概要です。)


(操舵室での記念撮影です。最新の装備により、安定した航行や調査が可能とのこと。)


(遠隔操作無人探査機です。TVカメラによる観察やロボットアームによる試料採取を行います。)


(電導度、水温、圧力のセンサーを装備した採水器です。任意の水深で採水ができます。)


(船上設置型掘削装置のやぐら部分です。ここで機材をつりさげるなどの作業を行います。)


(ファインダー付パワーグラブです。海底の重い試料も採取できます。)


(海底で採取した約650キログラムの鉱物の塊です。)


(船内の採取試料を分析する研究室で、様々な試料をみることができました。)


(定員70名のうち、60名分は、このような個室とのこと。)


(70名が一堂に会しての食事もできる広い食堂です。)


(お土産に頂いた「白嶺」のペーパークラフトを組み立ててみました。構造がよくわかりました。)

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