2010年6月 のアーカイブ

伊那経営フォーラム、箕輪町後援会役員会に出席

2010年6月12日 土曜日

本日(6/12)は、伊那青年会議所主催で開催された「伊那経営フォーラム」に出席しました。

今日は、全国的にも有名な経営者の方々が講師を務めるフォーラムということもあり、会場の伊那市民会館には本当に大勢の皆様が集まりました。

私は、日程の都合上、途中までしか参加できませんでしたが、最初の講演である日本理化学工業の大山泰弘会長のお話と、第二部の伊那食品工業の塚越寛会長のお話の前半を聞くことができました。

大山会長の日本理化学工業は、教育現場で使われているチョークの全国シェア約1/3であり、トップシェアを誇る会社ですが、全従業員77名の内、57名の方が知的障害者の方々です。

きっかけは、昭和34年秋に世田谷区の青鳥養護学校の先生が見えて、来春卒業する15歳の2人の生徒に、就職は無理でもせめて働く経験をさせてやってほしい」との依頼を受けて、2週間の実習受け入れをしたのがきっかけだそうです。

実習の最終日に、従業員の皆さんが、一生懸命に働いた2人をなんとか就職させてやってほしいと申し入れがあり、昭和35年春からの採用が決まったとのこと。

また、会社の法事で禅寺のご住職から聞いた話が、「一人でも多く採用していこう」というきっかけになったのだそうです。

それは、「人間はどんな人でも幸せをもとめている。究極の幸せは、次の4つ。
1.愛されること、2.ほめられること、3.人の役に立つこと、4.人に必要とされること。
したがって、頑張ってくれてありがとうと声をかけれられることが幸せなのであり、福祉が人を幸せにするのではなく、企業が人を幸せにするのですよ。」というお話だったのです。

その後、昭和48年に、国の融資制度を活用して知的障害者のための工場を建ててほしいという依頼を労働省から受けて、川崎に新工場を建て、障害者の雇用を拡大されました。

以来、障害者の皆様の能力にあわせた工程を工夫して、生産現場のほとんどを障害者の皆様が担っているそうです。

大山会長の提案として、「障害者施設への助成は一人当たり年間約500万円かかるが、それをやめて障害者の最低賃金を国が出せば、年間150万円で済む。障害者は約13万円の給料を手にし、グループホームに6~7万円をはらっても手元にお金が残る。国は歳出削減になり、企業は体質強化ができ、障害者は自立でき、家族も幸せになる。まさに四方一両得の施策ではないか」というお話がありました。障害者支援の在り方として、傾聴に値するお話だと思います。


(大山会長は、障害者雇用に50年努力した功績で、渋沢栄一賞を受賞された方です。)

第二部の塚越会長からは、伊那食品工業の創成期のお話など、普段はなかなか聞けないお話を伺うことができました。

特に印象に残ったのは、「企業が投資をする場合、従業員のため、人間が幸せになるため、というように、動機が正しければうまくいく。」という会長の言葉でした。

常に従業員や、地域に暮らす皆さんの幸せを考えながら企業活動を発展させてきた塚越会長の哲学の一端を示す素晴らしい言葉だと思いました。


(塚越会長が1時間20分、まとまった講演を地元でされるのは初めてだそうです。)

 

夕方には、箕輪町で後援会の拡大役員会が開催され、家内とともに出席しました。

私からは、近況報告や政治状況、特に参議院選挙において若林健太さんや、小坂憲次先生をはじめとする公認候補の皆さんを国政に送ることがどうしても必要であることを訴えさせて頂きました。

今日は、若林健太さんの奥様、小坂憲次先生の秘書さんも駆けつけていただき、ご挨拶を頂きました。

皆様から、次期衆議院選挙に勝利するためにも、皆で参議院選挙にむけて応援をしていこうという力強い言葉を頂くことができました。




(会合の最後に、皆様と記念撮影をしました。お忙しい中、ご出席ありがとうございました。)

飯田市で若林健太と語る会開催

2010年6月11日 金曜日

本日(6/11)は、飯田市において、「若林健太と語る会」が開催され、出席してまいりました。

この会は、若林健太さんが青年会議所で活躍した頃、ともに活動をした仲間が呼びかけ人となって実現したものです。

健太さんからは、いよいよ選挙日程も7/11に決定し、今日はちょうどその一か月前という区切りの日に、この会を開いて頂いたことに対する感謝と、力強い決意表明がありました。

また、それぞれの出席者の皆さんからも、政治状況や政策、選挙で訴えてほしいことなどについて、本音の意見をお聞きすることができ、大変充実した「語る会」となりました。

最後には、全員で参議院選挙必勝に向け、心をあわせてがんばることを誓って一本締めをしました。

私も、一ヶ月後に向けて、さらに頑張る決意をしました。


(最後に全員で記念撮影。本音で語ることができた良い会でした。)

伊南倫理法人会の講演会に出席

2010年6月9日 水曜日

本日(6/9)は、夜、駒ヶ根市で開催された伊南倫理法人会主催のイブニングセミナーに出席しました。

まず、竹松寿明会長の元気で明るいご挨拶があり、参加者一同、今日もしっかり講演を聞こうという気分が盛り上がりました。


(いつも元気な竹松会長です。会長の「わっはっはっは」と笑う大きな声で、皆笑顔になります。)

 

今日の講師は、倫理研究所の法人スーパーバイザーである株式会社コヤマの小山久雄社長です。

テーマは、「明るく、楽しく、元氣よく」。幸福になるための実践的なアドバイスを頂きました。

内容を私なりに要約すると・・・

私たちの居場所は、「家庭」と「会社」と「個人(の時間)」だが、もっとも大切なのは「家族」。

私たちが求める幸福は、1.健康の維持 2.家庭円満 3.経済的欲求

「利己」から自己成長して「利他」に至ると、物心両面に亘り、自他共に幸せになる。

躾(人間としての最低限の礼儀)を身につけると、幸せに至ることができる。
具体的には、1.あいさつ 2.返事 3.後始末

朝礼は、あいさつ、返事、読む、話す、正しい姿勢を身につける最良の場である。

明朗でなければダメ。
明朗であるためには、1.大きな声 2.笑顔 3.プラスの言葉(ありがとう、うれしい、好き、など) の3つが大切。

以上、文字に書くと、当たり前のことのように感じますが、わが身に振り返ってみると、こうした基本が中々できていません。

こうした生き方の基本を忘れず、私も明るく元気にがんばっていこうと思います。


(小山先生のお話は、ユーモアも交え、楽しく、しかも実践的なお話でした。)

伊那市富県地区を訪問

2010年6月8日 火曜日

本日(6/8)は、伊那市富県地区を中心に訪問しました。

これまで長年にわたりご支援を頂いた皆様をお訪ねし、様々なお話を伺うことができました。

特に、印象的だったのは、父の時代に後援会の立ち上げからお世話になった橋爪庄一さんのお話でした。

橋爪さんは、若い頃に酪農・畜産を手掛けていましたが、土地改良が進んだことを受けて水田経営に乗り出す傍ら、電子部品の工場を立ち上げ、さらに光学レンズの研磨の業務もされていたそうです。

しかし、企業経営の心労で体調を崩された経験などを踏まえ、60代になって本格的に農林業の経営に取り組まれ、現在は、ブロッコリの生産やトルコキキョウのハウス栽培、さらに里山整備などの林業経営もされています。

三年ほど前に、息子さん夫婦がサラリーマンをやめて農業後継者としていっしょに頑張っておられるとのこと。

こうしたお仕事の傍ら、趣味も多彩で、特に奥様とともに描かれる日本画はプロ級の腕前です。

さらに、弓道五段の腕前で、お庭の先には的が設置され、お庭で弓道の練習もされているとのことです。

まさに文武両道の教養人であり、人生の達人とはこういう方を言うのだと思いました。

こうした素晴らしい方々にお会いできるのは私にとって最高の幸せです。橋爪さんには、健康元気な長野県人の代表選手として、さらにご活躍を頂きたいと思います。


(橋爪さんご夫妻には、ブロッコリの出荷作業中にもかかわらず、いろんなお話をお聞かせ頂きました。ありがとうございました。)


(ご主人、奥様、それぞれの作品がお家の中に展示してありました。この写真はほんの一部です。まさに私設の美術館ですね。)

 

また、昼過ぎには、富県の桜伊地区後援会の下平和幸支部長の呼びかけで、街頭ミニ集会を開いて頂きました。20分ほどの時間でしたが、現在の政治状況などについて、熱心な質疑応答ができました。

お忙しい中ご出席を頂いた皆様に、心から感謝を申し上げます。

出席の皆様からは、こうしたミニ集会をもっとあちこちでやるべきだというご意見を頂きました。私自身もどこにでも出向く覚悟ですので、お力添えいただける方は、ご連絡を頂きたいと思います。


(呼びかけに応じて駆けつけて頂いた皆様、ありがとうございました。)