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幼稚園入園式、泰阜小学校竣工式、伊那異業種交流会に出席

2010年4月7日 水曜日

本日(4/7)は、午前中伊那市内の「伊那緑ヶ丘幼稚園」の入園式に出席し、あいさつをさせていただきました。伊那緑ヶ丘幼稚園の入園式は今年で第54回 目。先代の宮原繁広園長先生の志を受け継いで、現在の宮原光生園長先生が中心となって先進的な幼児教育の取り組みをされています。

最近は、その日々の取り組みをブログとして発信することにより、県内の幼稚園のホームページのアクセスランキングでは3位となっているそうです。

かわいかったのは、私に続きあいさつをされた伊那小学校の先生が、「皆さん、幼稚園で何が楽しみですか」と問いかけたのに対し、「〇〇ちゃん、おべんとー!」と元気な声で答えた子がいたことです。みんな笑顔になりました。



午後には、泰阜村に伺いました。泰阜村では、これまで約140年にわたり、北と南にそれぞれ小学校がありましたが、少子化による入学者の減少に対応するた め、中学校の敷地に併設される形で新しい校舎を建てて、「泰阜小学校」としてスタートをきることとなりました。背景には、道路整備が進んで、村内をスムー ズに移動することができるようになったこともあるそうです。

県内産の木材をふんだんに使った2階建ての新しい校舎はとても気持ち良い建物で、満開の桜も祝福しているようでした。

竣工式では、泰阜南小学校出身者を代表して飯田信用金庫の池田理事長、泰阜北小学校出身者を代表して多摩川精機の萩本社長からもご挨拶がありました。私 は、祝賀会の中で、新たにスタートした泰阜小学校がこうした先輩方に続く人材を輩出する学校として発展されることを期待している旨を申し上げました。

松島村長さんは、「これまで、北と南の二つの村があるような感じだったが、これで人の交流も増え、名実ともに泰阜村が一つになれると思う」とおっしゃっていました。



夜は、伊那異業種交流会の例会に出席しました。

始めに、伊那ケーブルテレビジョンの伊藤部長から、この異業種交流会で得た人脈や情報をもとに、ユニークなニュースをつくることができているとして、過去に放送した中から4本ほどのニュースのビデオの紹介がありました。

次に、南進化成の唐沢社長から、リーマンショックで1/3に落ち込んだ売り上げに対応してどのように対応し、現在の黒字を実現してきたかという貴重なご講演を頂きました。

社長のお話の中で特に印象的だったのは、「この経済危機は、36年間やってきて初めての経験だった」ということと、「信用が最も大切」という言葉でした。

また、今後の展望として、「台湾、香港、中国ローカルの技術力が上がってきているので、20年から30年かかって得た技術が2~3年で技術移転してしま う。利益のあがる仕事を見極めるとともに、他国が真似をできないような予防措置を講じておくことも大切。」というお話を伺いました。

また、先日視察させて頂いたシンセンの長野精機さん(南進化成の子会社)については、7月からは賃金の30%アップが義務付けられるなど、進出当初より現在のほうが経営環境が厳しくなっており、。新たな対応も考えなければならないとのこと。改めて海外進出の難しさを感じるお話でした。



(笑顔がかわいい元気な子どもたちばかりでした。)
(新築のぴかぴかの泰阜小学校。運動場や体育館は中学校と供用だそうです。)

(祝賀会で乾杯のあいさつをさせて頂きました。)